浪漫飛行への誘(いざな)い

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4月8日は「花まつり」

2021年04月08日 21時53分02秒 | 旅行

4月8日は、お釈迦様が誕生した日で、「花まつり」(灌仏会)という行事が行われている。中国歴の4月8日とされているが、お釈迦様ことゴータマ・シッダールタは、紀元前5世紀頃、ルンビニという町で生まれた。ルンビニは、現在はネパール領で、釈迦族の王様のマーヤー夫人が出産で里帰りする途中、ルンビニ園という花園で、急に産気づいて、シッダールタを出産したと言われるている。園内で休息中、アショーカの木に咲く美しい赤い花に見とれ、花を折ろうと手を伸ばそうとした際、王妃の右脇から王子が誕生したと言われている。生まれたばかりの王子は、七歩歩み、「天上天下唯我独尊」の述べたというのは有名な話である。この言葉は、「どんな人も尊い目的を果たすために人間に生まれてきたもので、すべての人平等である」という意味であり、自分独りが尊いとか偉いというのは完全な誤解である。「花まつり」にまつわるエピソードについて、仏教講師の菊谷隆太氏が興味深い講話をしてくれているので、是非聴いてみてください。

このルンビニに旅行したのは、今から9年前の2012年3月のことで、強烈な印象が残っている。カトマンズからイエティ航空の小型機でバイラワまで飛び、そこからハイヤーでルンビニまで足を延ばした。ルンビニは、世界遺産にも指定されているが、丹下健三氏が設計したルンビニ園が整備されていて、世界各国の寺院も建てられている。最大の見どころは、生まれたシーンのレリーフ、アショカ王の石柱(紀元前3世紀にアショカ王が生誕の正確な位置を示すマーカーストーンを立てもの)、マーヤー聖堂(マヤデヴィ堂)、プスカリニ池(夫人が沐浴したところ)で、池の傍には、当時を再現した菩提樹が植えられている。仏教という壮大な教えを肌で感じるためにも、お釈迦様の生誕地、ルンビニに一度は訪れてみたい。

写真は、アショカ王の石柱とマーヤー聖堂とプスカリニ池

「花まつり」にまつわるエピソード講話(19分):https://youtu.be/_xl0ZdTFlR4

ルンビニ旅行アルバム(7.24~): https://youtu.be/owK_tzCjs3I










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