2月3日に心臓・不整脈セミナーという市民公開講座に出席してきた。昨年6月に行われた同じ講師による「心房細動についてご存知ですか?~くすりとカテーテルアブレーション~」という同じプログラムだが、さらに理解を深めたいと思い、再度聴きに行ったものである。1年前に、心房細動の診断を受け、今は、薬による治療を続けているが、発生頻度が増えつつあり、カテーテル・アブレーション治療を受けることを検討中なので、様々な疑問を解決したいという思いからである。 講師は、心臓血管研究所付属病院の循環器内科医長の八木直治という先生である。セミナーの内容は全開とほぼ同じであったので、リマインドする形となった。参加定員は、50人と少ないので、満席として断られた人もいたようである。スライドによる説明だけで、配布資料がないため、メモ取る手間がかかり、話に集中できない恐れがあるが、自分の場合、前回のノートを持ち込んで聴いたので、特には問題なかった。セミナーは下記の項目に従い、説明が行われた。
- 心房細動とは
- 心房細動があると何が問題なのか
- 薬による治療
- カテーテルアブレーション治療
心房細動については、担当医からの説明だけでなく、友人から話しを聞いたり、本を読んだり、セミナーを聴いたりしているので、大分詳しくなった。薬による治療を卒業し、いつアブレーション治療を受けるべきかが悩ましく最大のポイントである。友人からは早く受けたほうがいいと強くアドバイスされているが、年令や症状の起伏考えると微妙な選択でもある。症状がひどければ、諦めもつくが、小康状態だとついつい先延ばしにしてしまう。今は、薬の服用で様子を見ている状況で、運動もスマートウォッチやオキシメーターで心拍数を常時チェックし、無理に心臓に負担をかけないように心がけながら、今まで通り実施している。薬療法も徐々に効果が薄れていくという話なので、年令と症状を見ながら、手術のタイミングを図ろうと考えている。講演後、質問を受けてくれたので、アブレーション治療を受けるタイミングのアドバイス、手術を担当する医師体制、携帯型心電計等について質問させてもらった。今治療を受けている医師から2月末に携帯型心電計を約一ヵ月貸してくれることになったので、不整脈の様子を見て、決断することにしたい。