世界102カ国の海外旅行に出かけているが、南米だけはまだ足を踏み入れていない。日本の裏側なので遠い上、旅行費用も莫大であるので、それにコロナ禍もあって、二の足を踏んでいた。特に、ペルーのマチュピチュは、世界遺産としても人気ナンバーワンの観光地であるが、高山病はじめ体力的懸念や治安の心配もあり、半ば諦めていた。そんななか、先日、新聞で阪急交通社の南米ツアーの全面広告が目に留まった。マチュピチュとイグアスの滝をめぐる9日間のツアーで希望に合っていたので、11月に仮予約し、旅行説明会にも足を運んだが、やはりかなりハードなスケジュールであることがわかった。日本の裏側なので、移動に利用する飛行機も7回にもわたり、クスコという標高3400mのところにも行くため、高山病の心配も大きい。当該ツアーの日本発着はメキシコのエアラインだが、できれば、JALを利用したツアーを探したい気もする。どうも11月はベストシーズンではないこともわかった。また、不整脈を抱えているので、もしもという不安もあり、150万円も使って今、無理して行く必要性があるかいろいろ検討した結果、来年以降もツアーがいろいろ設定されていることもあり、ひとまず慌てて予約した11月はキャンセルし、様子を見ることにした。
夫婦とも高齢になっているので、長距離ツアーは、体力的にますます厳しくなるのは目に見えているから、行ける時に行くべきとの認識は変わりないが、やはり、無理は禁物であるとの考えも強い。やはり、南米旅行は夢のまた夢となる可能性も強い。訪問国数、102ヵ国をさらに増やすべきか、同じ国でも行っていないところに絞るべきか迷うところであるが、未踏の国は、問題の多い国ばかりなので、近場か好きなヨーロッパを中心とした旅行にシフトにしたほうがよさそうな気もする。ドイツはほぼ制覇しているので、行ったことがないフランスのロワール河流域のお城や友人のいる街々に行ってみたいとも思っている。あと何回海外旅行ができるかわからないが、パスポートは10年更新を考えている。