浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

年金財政検証がついに出る

2019年09月02日 20時18分22秒 | ニュース

 

厚生労働省は8月27日やっと公的年金制度の財政検証結果を公表した。経済成長率によるモデルケースがいろいろあり、正直いってよくわからない。今よりさらに年金財政が悪化していくことは火を見るより明らかである。年金支給レベルは現役時代の給与の50%を維持していきたいとしているが、想定次第では相当怪しい。それでも、厚生労働大臣が現行の年金は100年安心と胸張って言い切るあたりは、無責任極まりないといえる。


また、真偽は確かではないが、厚生労働省による給付額確保のための積立金運用(GPIF)の10兆円超の損失リスクの隠蔽が発覚したようなニュースも流れている。昨今の株価の低迷を見る限り、積立金の損失も十分ありうると思われる。年金がらみは踏んだり蹴ったりである。75才まで働くことを前提としたような制度に乗ってはならない。我々の健康寿命は72才前後であることを忘れてはならない。


財政検証の発表遅延も安倍政権に忖度しての遅延であることは否定できない。このままでは、年金制度が崩壊の道を進むことは目に見えているので、年金にまるまる頼るようなことなく、自分自身で我が身を守る必要がありそうである。


そういえば、老後2000万円不足するという話はどうなったのだろうか? 年金をもらっているかよくわからないと発言していた麻生財務大臣の発言が象徴しているように、お金に困っていない人たちが年金問題を議論していることに危機感と不安感を覚える。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする