テニスのウィンブルドン選手権が始まったが、早々大坂なおみ選手が1回戦で敗退した。世界ランキング第1位まで上り詰めながら、なった途端にサーシャコーチを解任し、その後の凋落振りは目に余るものがあったが、今はランキングも一つ落とし、それにウィンブルドンも1回戦敗退という最悪の結果に終わった。何が不調の原因かは、複合要素なので、何とも言えないが、どうみても、コーチの交代は大きなファクターを占めていると言わざるを得ない。凋落のスタートがコーチ交代のタイミングとピタリ一致するので、否定することは難しい。
スポーツは、心技体とよく言われるが、彼女の場合、体はよくても、技は今一だし、心は、トップ選手の体をなしていない。前のコーチは、そこをカバーしてくれてトップまで上り詰めたはずのに、なった途端、それまでお世話になったコーチを放り出すとはわかっていないのではないかと疑われても仕方がない。このままだとトップに返り咲くのは大変厳しいものがありそうである。まだ若いので、いくらでも伸びしろはあると思うが、前コーチに戻ってもらうとか何か手を打たないとズルズルと凋落していくこともありうる。世界のトップクラスを維持するには、並大抵な努力では駄目だと思うが、何とか頑張ってほしいものである。
テニスをやっている者にとっては、ウィンブルドンはまさに聖地であり、ご多分に漏れず、自分自身、今から7年前の2012年6月にウィンブルドンまで見学に行った。ロンドン中心部から電車で20-30分位でサウスフィールド駅まで行き、そこから徒歩15分位のところにある。見学ツアーが設定されていて、あのセンターコートを見学できる。センターコートは、年間でウィンブルドン選手権の2週間しか使用されないというほど価値あるスポットである。開閉式の屋根が付いているが、ほとんど使われたことがないようであった。お土産ショップもあったので、記念品をいくつかお土産に買って帰った。テニスをやる人なら一度は訪れたい聖地である。
写真は、センタ－コートにて（2012年）
