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浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

テレ朝 “NICE FLIGHT!” の番宣

2022年05月21日 06時16分15秒 | TV番組

 

7月の毎週金曜夜11時15分から、金曜ナイトドラマとして、『NICE FLIGHT!』というパイロットと空港の女性管制官との間で《仕事と恋》の物語が空と空港を舞台に繰り広げられるドラマがスタートするという番宣が20日から始まった。主役の副操縦士には、Kis-My-Ft2のメンバーである玉森裕太が扮し、女性管制官には、女優の中村アンが扮し、主題歌もKis-My-Ft2が歌うという。番宣では、主役の二人がテレビ番組に生出演し、番組のPRにつとめていた。

パイロットがデキる管制官の声に恋してしまい、30代のリアルなラブストーリーが展開していくようだが、JALの全面協力のもと、パイロット、整備士、など空港で働く人々のリアリティーを徹底的に追及し、管制官のプロフェッショナルな姿もドラマに織り込まれているという。世界的なコロナ禍で、気軽に海外旅行することが難しくなり、飛行機に乗って自由に空を飛ぶ機会も大きく失われてしまった昨今。そんな日々から脱却し、ようやく取り戻すことができた明るい日常で、誰もが前を向き、夢を持ってその先へと進んでいく--『NICE FLIGHT!』は、そんな希望に満ち溢れた未来が描かれるドラマであると宣伝されている。

パイロットやキャビンアテンダントが主役となるテレビドラマは過去に何作もある。少し列挙してみると、

(JAL協力)

■アテンションプリーズ(1970 TBS) 主役 CA 紀比呂子

■白い滑走路(1974 TBS)  主役 パイロット 田宮二郎 

■空は七つの恋の色(1978 YTV) 主役 パイロット 国広富之 CA 新井春美

■スチュワーデス物語(1983 TBS) 主役 CA 堀ちえみ

■スチュワーデスの恋人(1994 TBS) 主役 パイロット 宅麻伸 CA 戸田菜穂

■スチュワーデス刑事 (1997-2006 フジ) 主役 CA 財前直見 水埜真紀 木村佳乃

■アテンションプリーズ(2006 フジ) 主役 CA 上戸彩

■キャビンアテンダント刑事~ニューヨーク殺人事件~(2014 フジ) 主役 CA 深田恭子

■エアガール(2021 テレ朝) 主役 CA 広瀬すず

(ANA協力)

■大空に乾杯(1996  映画) 主役 CA 吉永小百合(主題歌:そこは青い空だった)

■GOOD LUCK!(2003 TBS)  主役 パイロット 木村拓哉

■CAとお呼びっ!(2006 日テレ) 主役 CA 観月ありさ

■ハッピーフライト(2008 映画) 主役 パイロット 田辺誠一 CA 綾瀬はるか 

■ミス・パイロット(2013 フジ) 主役 パイロット 堀北真希

(ピーチ航空協力)

■チープ・フライト(2013 日テレ) 主役 CA 竹内結子

■ランウェイ24(2019 ABC) 主役 パイロット 朝比奈彩

■おっさんずラブin the sky(2019 テレ朝) 主役 パイロット 吉田鋼太郎  CA 田中圭

(ジェットスター・ジャパン協力)

■FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました(2019 フジ)  主役 永瀬廉(King&Prince)

上記の中で印象に残る番組は、何といっても、二つの「アテンションプリーズ」である。特に、紀比呂子主演のドラマは、CA物の先駆け的番組で、会社に入った年であったこととザ・バーズの歌う主題歌がよかったこともあって、お気に入りの番組・曲であった。ミニスカートの制服も懐かしい。2006年の上戸彩主演の方も、相武紗季が出ていたこともあって、しっかり見ていた。久し振りにJALが全面協力するドラマがこの夏に登場するというので楽しみである。これを機にコロナ禍を吹き飛ばして海外旅行が復活・再生することを切に願っている。

 

アテンションプリーズ(1970): https://youtu.be/VnHSq6NXfMA

 

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2週続けてNHK「うたコン」生観覧

2022年05月19日 05時46分53秒 | TV番組

 

NHKの生歌番組「うたコン」の観覧チケットが続けて当選し、17日に2週連続で生コンサートを見に有楽町の東京国際フォーラムに出かけた。渋谷のNHKホールだと駅から遠いが、国際フォーラムは駅のすぐ傍なので、大変便利で行きやすい。家から30分とかからないので、夜の生放送だが、特に気にならない。今回は、姉を誘い、公演前に夕食を共にすることにした。有楽町は、1994年から4年間勤めていた場所なので、大変馴染みが深い。昔で言えば、フランク永井の「有楽町で逢いましょう」(1957年)が思い出される。当時のオフィスも駅から2分のところにあったので、25分という楽な通勤をさせてもらっていた。たまたま今回のテーマは、有楽町、日比谷、銀座界隈で劇場やホールや舞台が立ち並び「日本のブロードウェイ」とも言われ、ここから日劇ウェスタンカーニバルやグループサウンズが巣立っていったと紹介されていた。

今回の観覧席は、1階席の前から29列目というかなりいい席であった。いつもは双眼鏡が必需品だが、今回は特に必要なく生歌を楽しむことができた。堺正章さんの「街の灯り」(1973年)から始まり、大原櫻子さんが個人的に大好きな曲「亜麻色の髪の乙女」(1968年)を歌い、堺正章さんと井上順さんというスパイダーズの元メンバーが「あの時君は若かった」(1968年)を歌ってくれて、青春をプレイバックさせてくれた。また、舞台ということで、舞台で活躍しているミュージカル歌手の井上芳雄さんが元宝塚の明日海りおさんとデュエットでその素晴らしい歌声を披露してくれた。また、植木等が歌った銀座を舞台にした「銀座イエスタディ」を布施明さんが歌った。また、AKB48も「元カレです」という曲をダイナミックな踊りとともに披露してくれたが、AKB48の生歌を見たのは3回目であった。番組の最後は、布施明さんが「マイウェイ」熱唱した。この曲は、以前、同番組で無観客で放送されたことがあったが、今回観客を前にしての再度披露してくれたようで、その迫力は抜群であった。元曲はフランク・シナトラが熱唱している人生歌で大好きな曲の一つだったので、感動的であった。やはり生歌は何度見てもその迫力に引き込まれるほど感動的である。来週のチケットも幸いにも当たったが、二週連続で「うたコン」の生観覧を堪能できたので、チケットは独り占めにしないで友達に譲ることにした。

 

「マイウェイ」布施明: https://youtu.be/o6IhHaF-YPY

 

 

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笑点は今年で56年

2022年05月18日 06時18分55秒 | TV番組

 

日本テレビ系の「笑点」は1966年の5月に第1回が放送され、今年の5月で56年を迎えた。長寿番組No.1であることは間違いないが、病気療養中の三遊亭園楽さんの代役として、落語家の立川志らくさんが笑点に初めて出演した。笑点は、志らくの師匠である立川談志さんが始めたもので、初代司会者であった。志らくさんは、笑点が落語を駄目にしたということで批判をしていた時期もあったようだが、どういうわけか改心したのか代役として初出演が実現したようである。司会者は談志さんの後は、前田武彦さん、三波伸介さん、三遊亭園楽さん、桂歌丸さんを経て、今の春風亭昇太さんになっている。また、座布団運びは、毒蝮三太夫さん、松崎真さんを経て、今の山田隆夫さんになっている。メンバーも少しずつ変わってきているが、司会が談志さんの時代のこともよく覚えている。キザだった三遊亭金遊さんのこともよく覚えている。談志さんも、金遊さんも、先代園楽さんも、こん平さんも、歌丸さんもすでに亡くなり、時代の流れをひしと感じるが、笑点の番組は日曜夜の定番として何十年もほぼ欠かさず見てきた。

後楽園ホールで行われていた収録(無料)にも二度ほど行ったことがある。一回の公開で2週分を収録しているが、最近はとんとご無沙汰している。コロナ禍で収録もここ2~3年は中止されていたが、ここにきてやっと再開したようである。早速ハガキで応募してみたが、当たるかどうか???土曜日の収録で、当選した場合は4人まで参加できる。笑点といえば、レギュラーメンバーであった桂歌丸さんが、1986年2月にドイツのフランクフルトでの落語の名人会に参加してくれて、親しくお話しをする機会があった。笑点の収録をまとめてやっているので、外国にも出られるとおっしゃっていた。落語や大喜利では派手なイメージがあるが、楽屋では大変おとなしく寡黙な人という印象が強かった。歌丸さんは化石に興味があるようで、化石のお店に案内したり、本人の希望もあり、名人会の打ち上げ後に夜の街にも案内した。笑点は56年も続いている長寿番組で、我々世代にとっては、なくてはならない番組であり、60年といわずずうっと続いてほしいものである。日曜夕食時の定番なので、我々の楽しみを奪わないでほしいと願っている。

 

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二大歌姫伝説~テレサ・テン 美空ひばりへの熱き想い~

2022年05月16日 06時08分41秒 | TV番組

 

5月14日、BSテレ東で、テレサ・テンと美空ひばりの二大歌姫伝説特集が放送された。アジアの歌姫、テレサ・テンが、生涯憧れ続けたひとりの歌手が美空ひばりである。幼い頃から、日本の歌に親しんでいたテレサは、中でも、ひばりの「リンゴ追分」が大のお気に入りだったという。「美空ひばりさんは私のアイドル」と慕い、共演を夢見ていたテレサは、多くのひばりの楽曲をカバーしている。美空ひばりへのテレサの熱き想いを貴重な歌唱映像と関係者が語るエピソードで綴るふたりの偉大な歌姫の物語が紹介されていた。

二人とも歌姫として共通点も多い。小さい時から歌を歌い、国民的人気があったとか歌が上手だったとか生涯の伴侶はいなかったとか若くして亡くなった(テレサ42歳、ひばり52歳)とか。。。テレサはひばりに憧れ、熱き想いを抱いていたが、ひばりが歌う姿を生で見たことはあるものの、二人が話をするような機会はなかったという。二人の年の差が16歳もあったので、すれ違いもやむを得なかったかも知れない。

テレサは、台湾出身であるが、台湾はもとより日本、中国、香港、シンガポール等まさにアジアの歌姫として活躍し、中国語、日本語、英語の歌も多数歌っているので、日本中心のひばりよりはるかにインターナショナルであったかも知れない。テレサの場合、台湾の総統二人同様、生前の姿のまま埋葬されているので、その国民的人気のすごさを物語っている。個人的には、ひばりには特別な関心はないが、テレサについては今でもファンであり続けている。5月8日がテレサの命日であったので、このような番組が組まれたのかも知れない。

 

テレサの歌う「リンゴ追分」: https://youtu.be/vnlOnx1Pi5s

テレサが中国語で歌う「真赤な太陽」熱情的月亮: https://youtu.be/D2uwNybVCF0

テレサの歌う「川の流れのように」: https://youtu.be/ht20hu_pkpQ

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「武田鉄矢の昭和は輝いていた」橋幸夫特集

2022年05月14日 09時36分17秒 | TV番組

 

13日BSテレ東の「武田鉄矢の昭和は輝いていた」は橋幸夫特集のPart1をやっていた。来年80歳を機に引退を発表した橋幸夫の62年間芸能界の荒波にもまれながらヒットを続けたその秘訣が紹介されていた。昭和35年、「潮来笠」で鮮烈なデビューを飾った橋幸夫。その活躍は歌手だけに留まらず、「元祖御三家」として、アイドル的な人気も博し、数々の映画や舞台に出演し、第一線を駆け抜けて来た。そんな橋幸夫の激動の半生を、名曲や貴重映像と共に2週にわたって振り返るスペシャル企画となっているようである。

まず紹介された曲は、デビュー曲にして120万枚の大ヒットを記録した「潮来笠」。そこにあった、橋幸夫をスターに押し上げた生みの親、作曲家・遠藤実と、育ての親、作曲家・𠮷田正との運命の出会い等誕生秘話を橋幸夫自ら語っていた。次に、「江梨子」にまつわる秘話が紹介されていた。そして、青春歌謡として昭和の歌謡史に残る名曲となった吉永小百合との「いつでも夢を」は、日本レコード大賞を受賞したが、当時は中学3年で、卒業アルバムに書いたのが、この「いつでも夢を」の文字であった。それほど当時は鮮烈な印象の強いヒット曲であり、何といっても歌詞に引きこまれる。我々にとっては、まさに青春真っ只中であったが、もう60年前の曲というから驚きである。

さらに、舟木一夫、西郷輝彦とともに一世を風靡した「御三家」。知られざる3人の関係が明かされるが、西郷輝彦は先日亡くなり、時代の流れを強く感じる。自分よりちょっとだけ先輩たちだが、同じ時代を生きてきた者として、感慨深いものがある。橋幸夫は、自分の趣味の世界の楽曲をいろいろ歌ってくれている。空港シリーズでは、「そこは青い空だった」「霧のローカル飛行場」、世界の都市では、「シンガポールの夜は更けて」「恋のメキシカンロック」「東京-パリ」等馴染みの深い曲も多い。昭和は遠くなりにけりの感をひしと感じる今日この頃である。

 

「いつでも夢を」の懐かしい映像: https://youtu.be/G9yWKkUN9rU

https://youtu.be/7XYV85WP5Us (映画のシーンから)

 

 

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NHK BSの「半分だけで考えてみた!」

2022年05月09日 05時32分44秒 | TV番組

 

5月6日夜、NHK BSプレミアムで、「半分だけで考えてみた!」というタイトルで、面白い企画番組があった。世の中のあらゆることを半分にして考えると、モノの仕組み、ありがたみ、プロのすごさ等様々なことが見えてくるという。テーマは、ピアノ鍵盤、卓球台、飛行機エンジン、酸素という4つについて、今までにない切り口で展開される1/2新話で、どれも大変面白く引き込まれるように見てしまった。なぜこのようなBS番組を見ることができたかというと事前に次男の奥さんの弟さんが番組に出るという情報が入ったので、しっかり録画して見たもの。どんな番組かよくわからないまま録画して見たが、4つとも我が家にとっては、縁のある内容で、それもまさに今までにはない切り口で興味深く、あっという間に1時間が過ぎてしまった。

まず、ピアノの鍵盤をランダムに半分にして(半分は音が鳴らないようにセット)、課題曲「世界に一つだけの花」を二人のプロのピアニスト(菊池亮太さんと塩﨑基央さん)が挑戦したが、二人とも素晴らしい演奏ができていてビックリした。半分も音が鳴らないので、メロディーを作るのも大変だったと思うが、うまくアレンジしており、聴いていて鍵盤が半分で演奏しているとはとても思えない印象であった。2番目は、卓球台を半分の面積にして、水谷準と丹羽孝希というトップ選手が試合をしたもの。半分といっても、横が半分の細長い台と縦の奥行が半分の台の2種類の台で大熱戦を繰り広げた。自分も卓球をやっているので、やりづらそうなイメージは容易に想像つく。細長い台では、まだ本番に近いラリー合戦ができるが、奥行きが半分の台だと強く打つことができないので、ピンポンという温泉卓球のようになっていて、見ていて面白かった。卓球については、スリッパ(スリッパがラケット)卓球やしゃもじでやる遊びの卓球もある。「とんねるず」の正月のスポーツ特番で、プロ側の台は普通で、挑戦者側の台が半分になっているハンディ付の卓球を見たこともある。

3番目は、「飛行機のエンジンが半分になったら」ということで、JALの協力で片方が故障した設定で訓練するパイロットの現場に潜入していたが、これは、実際にも起こり得ることから、半分になっても安全上全く問題なく操縦できることが紹介されていた。すべてのパイロットはシュミレータでそのような訓練を重ねているので安心できる。最後の「地球上の酸素が半分になったら」というのは、奇想天外な妄想が止まらないが、専門家が何人か出てきて、万一半分になったら科学的にみてこうなるということを解説してくれていた。酸素が半分になった、ずっと寝ている状態になるとも説明されたり、移動手段もパーソナルモビリティが普及するとも説明されていた。先の次男の奧さんの弟さんは、その専門家の一人として、今から5-6億年後の地球上の酸素は今の半分位、10億年後は、今の21%が1%以下になると解説していた。今の我々には全く関係ないが、これから先地球は一体どうなるかぞっとする思いであった。今までにない切り口で視聴者の知的好奇心を楽しくくすぐる実験と妄想のバラエティ番組といった感じであるが、見逃した人向けに再放送はあるのであろうか?

 

菊池亮太さんの演奏: https://youtu.be/FagEs0MDX_s (ピンク色の鍵盤は音が鳴らない) 

 

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プーチンの実像及びカザフスタンとロシアの微妙な関係

2022年05月04日 07時41分03秒 | TV番組

 

ゴールデンウィークに入ったが、テレビでもプーチンによるウクライナ侵攻問題を深堀りするような番組が目についた。NHKでは、3日のBS放送で「プーチンの道~その権力の秘密に迫る~」というタイトルの2015年に放送された特別番組が再放送されていた。ウクライナ軍事侵攻に踏み切ったプーチンは、いかにして絶対的な権力を手に入れたのか。数多くの黒い疑惑に包まれながら独裁的な色彩を強めるプーチンの実像に迫る。 KGBの工作員として旧東ドイツに派遣された後、サンクトペテルブルクで政治家に転身したプーチンは、無名のままエリツィン政権下で首相となる。チェチェン戦争で名を上げ、大統領となったプーチンは財閥の囲い込みやメディアの統制などの手法で絶大な権力と財産を短期間で築き上げ、国際政治の舞台でも存在感を増していく。貧しい家に生まれた少年がクレムリンの主となるまでの道のりについて深堀りした内容で大変興味深く見た。2015年の番組だが、今でもピタリあてはまる内容なので、ビックリした。

今でこそプーチンの独裁ぶり、戦争犯罪が世界中から非難をあびているが、これを見ていると今回のウクライナ侵攻や戦争の仕掛けは、十分予想されていたことであることがよくわかる。だてに元KGBのメンバーであったわけではなく、根っからそういう人物であったことがよくわかる。世界中のトップを含め、皆プーチンに騙されていただけのようで、その悪人ぶりに気づくのが遅すぎたような気がする。安倍元首相も完全に騙された一人であったと思われる。皆、プーチンはもっとまともな人物だと誤解していたようである。この分析を見ている限り、自ら謝ったり、戦争を止めたりすることはあり得ないと確信した。このままの状態を放置すると戦火は拡大するばかりで、とんでもないことになりそうである。プーチンという悪人なら核戦争もあり得ない話ではないと思われる。7年以上も世界中がプーチンのやりたい放題を許してきた大きなツケが今来ているような気がしてならない。さらに、ここにきてプーチンがん手術情報が舞い込んだり、予断を許さない状況が続きそうである。

また、3日、テレ朝の大下容子の「ワイド!スクランブル」でも、カザフスタンとロシアの微妙な関係について、深堀りして詳しく取り上げており、興味深く見た。カザフスタンは、ロシアが主導する旧ソ連圏の軍事同盟(CSTO)6ヵ国の中核メンバーであり、加盟国が攻撃を受けた際は集団的自衛権を行使する立場にあるが、ロシアからのウクライナへの軍派遣要請を断ったり、中国との深い関係もあって、大変微妙な状況に置かれていることがよくわかった。ロシアとしてはカザフスタンに寝返られたらますます苦境になると思われる。カザフスタンのトカエフ大統領は、中国人材で、中国とも親しい関係にあるので、ロシアとの関係は大変微妙である。旧ソ連時代からあるバイコノール宇宙基地もカザフスタンにある。カザフスタンは、旧ソ連のメンバーであるが、今は、その地勢からアジア地域に属している。

カザフスタンの最大都市であるアルマトイに旅行したのは、2014年4月のことで、ウズベキスタンのタシュケントから空路で入り、3泊した。機内で隣に座った女性の車で空港からホテルまで送ってもらうという稀有な経験もした。大都市にもかかわらず、街中ではあまり見るべきものはなく、パンフィロフ戦士公園、共和国広場、国立中央博物館を見て回った程度で、日本食に飢えていたのか「かぶと」という日本食レストランに3日も通ったことが印象的であった。滞在中、乗合タクシーを利用して隣国のキルギス(首都ビシュケク)への1泊旅行も行なった。今回のウクライナ侵攻で今後のカザフスタンの動向が心配である。軍事同盟から離脱できるかがポイントになろう。

 

写真はパンフィロフ戦士公園

 

カザフスタン・キルギス旅行: https://youtu.be/FMmQ-YpCrWs

 

 

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NHKスペシャル1989-90魅惑と罪のバブルの宮殿

2022年05月02日 08時31分42秒 | TV番組

 

1日夜、NHKで「NHKスペシャル 東京ブラックホールⅢ 1989-90魅惑と罪のバブルの宮殿」というタイトルで、現代の若者が日本迷走の元凶ともされるバブル時代にタイムスリップし、日本経済が世界の頂点から転落した狂乱の時代を追体験するという変わった趣向のドラマ形式で展開されていた。まさにバブル絶頂時代で日本中が狂乱で浮かれた時代だったと思うが、個人的には、ドイツ駐在を終え、名古屋に転勤したのが1989年11月なので、まさにこの時代にあたる。東京にいなかった分、テレビで紹介されていたようなまさに東京ブラックホールというような実体験はしていないが、営業関係の仕事をしていたので、バブル経済の一端を担っていたかもしれない。

名古屋時代は、使い切れないほどの交際費を持っていたし、夜の接待も頻繁に行われていて夜の街に繰り出したり、ゴルフも他の連中より少なかったが、それでも月に4-5回はやっていたような気がする。預金の利子も9%くらいになった時もあったような気がする。当時はそんなものかと思ってあまり疑問も感じなかったが、バブルは、はじけて初めてバブルとわかるものである。個人的にはバブルに浮かれてはいなかったので、バブル崩壊の影響はあまりなかったような気がする。今のマンションを中古で買ったのは、バブルがはじけた1993年のことであったが、ピーク時は億ションであったとも聞いたことがあり、まさに異常そのものであった。今の若者には信じられないほど恵まれた時代であったかも知れないが、企業の没落とともに、非正規雇用の増大等今の就業環境の悪化を見ると可哀そうになるほどである。このスペシャル番組では、バブル時代の世相がいろいろ紹介されていたが、バブルを経験し、それで潤った連中がいまだに日本経済を支配しているような印象で、見ていてあまり気分がいいものではなかった。

 

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NHK「生活笑百科」37年の歴史に幕

2022年04月10日 09時41分20秒 | TV番組

 

毎週土曜の昼時は、NHKの「生活笑百科」にチャンネルを合わせるという生活が何十年と続いていたが、4月9日ついに最終回を迎えた。相談の漫才師、回答者、弁護士の面々が一堂に会し、カーテン幕引の最後を盛り上げていた。キダ・タローさんの番組テーマ曲も歌詞付でたっぷり聴かせてもらった。37年も続いていたというから驚きの長者番組であったといえる。土曜の生活パターンが決まっていて、何となくではあるが、必ずといって、この番組を見ながら昼食をとるのが習慣となっていた。昨年亡くなった笑福亭仁鶴さんの「四角い仁鶴がまぁーるくおさめまっせ」というフレーズが懐かしい。1985年にスタートして通算1792回とのことだが、漫才のお笑いを見ながら、日常生活の身近な問題を解決するという法律問題を取り扱うバラエティーの先駆けであったといえる。気楽に問題を考え、自分自身で答えを考えるが、弁護士の解説があるので、いつも大変勉強になった。漫才は言うまでもなく相談員の会話も面白く、それで役立つ情報が得られるので一石二鳥である。

トラブルを相談する上方漫才の人達も入れ替わり立ち代わりであったが、ここ数年気に入っていたのが、「アルミカン」という女性二人の上方漫才で、いつも出るのを楽しみにしていた。というのは、その一人の「高橋」こと高橋沙織(サオリン)という女性が、Just My Type Image Girlであったからである。漫才師とは思えないほど可愛いので、一目見た時からファンになってしまった。知る人ぞのみ知っている隠れた美人漫才師であるが、ちょくちょくこの番組に出ていた。この番組の終了で、長者番組として残るは日本テレビの「笑点」だけが頼みの綱であるが、時代の流れを感じ寂しい限りである。

 

番組テーマ曲: https://youtu.be/PMsVGa-J2bc

サオリンとはこんな女性: https://youtu.be/WIDfXcfj4l4

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NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」がついに完結

2022年04月08日 08時38分40秒 | TV番組

 

今回の朝ドラは、岡山・大阪・京都を舞台として大正・昭和・平成・令和の四時代をラジオ英語講座とジャズと時代劇と共に生きた母娘孫三代の1925年から2025年まで100年間に渡る悲喜劇を描いていたが、何かと話題をふりまいていた気がする。再放送を含め、1日に何回も見ることもあったが、人物相関図が頭に入っていないとストーリーが目まぐるしく展開し、ボーっと見ていると話しについていけなくなるので、真剣に見ることもよくあった。伴虚無蔵の松重豊さんや喫茶店マスターの世良公則さん、竹村クリーニングの濱田マリさん、桃剣こと尾上菊之助さんとか英語講座平川講師のさだまさしさんはじめ脇役の出演者も豪華で話題性も大きかった。大学時代のクラスメートが英語講座の講師として声の出演をしたことも嬉しかった。

ひなたは、五十嵐と結婚するのかとか、安子さんとアニー・ヒラカワは同一人物かとか、ストーリー展開を想像するのも楽しみであった。三代の主役の名前が、MONE RINA(モネ・エリ・リナ)というのも単なる偶然だろうか? 英語のセリフも多く、英語の勉強にもなった。「きうり」としか聴こえない“curio” が「ことり」即ち「骨董売り」だったとか、「おいしゅうなれ」が”Be delicious”とか懐かしいセリフが思い出される。「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」という虚無蔵さんの名言も心に響き残っている。

 今回の朝ドラの視聴率はどうだったのだろうか?恐らくかなり高かったのではないかと推察する。間違いなく、ラジオ英語講座を聴く人、ジャズを聴いたり、演奏したりする人、トランペット吹奏を勉強する人、時代劇を見る人、今川焼(回転焼)を食べる人が増えているのではないかと思う。桃剣と美咲すみれとの結婚はあまりいただけないが、ラストシーンがひなたとビリーの二人連れだったので、恐らくひなたは、初恋の相手のビリーと結婚するのであろう。今回の朝ドラが終わってしまったので、カムカムロスになっている人も少なくないと思われる。また、毎回聴いていた主題歌が頭の中をめぐって離れない。

主題歌(AI アルデバラン): https://youtu.be/8IOSztadymc

(追記)

NHKのカムカムの特番をビデオで見たが、岡山の桃太郎伝説がの話題になっていた。岡山が舞台なので、「桃山剣之介」「桃太郎」「雉真(きじま)家」「黍之丞(きびのじょう)シリ-ズ」「ホットドッグ(ケチャップで汚す)」と桃太郎伝説を思い出させるネーミングが盛り込まれていることがわかった。「やすこ」が「あんこ」となり、「アニー」となったり、"I hate you"が”I love you" に変わったり、ルイ・アームストロングから「るい」、"On the Sunny Side of the Street "から「ひなた」とか「嵐」の50倍で五十嵐とか、とにかくネーミングやセリフが凝っているので感心した次第である。

 

 

 

 

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