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浪漫飛行への誘(いざな)い

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後期高齢者医療保険制度のアナログ極まる仕組み

2023年07月22日 05時44分59秒 | 健康

令和5年度の後期高齢者医療保険料が決まったので、納付書で支払えという郵便物が届いた。7,8,9月分ということだが、一月分としては、理解していた年間の保険料を12で割った額より1万円近く多いので、疑問を感じ、区の担当部署に問い合わせをしたところ、いろいろなことがわかった。

まず、保険料のお知らせが入っており、そこには、「お支払いは7月からとなりますので、来年3月までの9回で月割りしています」と書いてあるが意味がよくわからなかった。問い合わせてわかったことは、3月に後期高齢者になったので、4~6月分は、未納になっており、その分を上乗せていることがわかった。一般的には、例年、保険料は7月に決まるので、4~6月分は前年実績に基づき、仮の徴収を行っており、7月分以降で、額の調整を行っているということがわかった。

今回、納付書が同封されており、それで保険料を支払えと案内されているが、口座振替も可能で、パソコンやスマホから手続きができる旨の案内文も記載されていた。口座振替の方が楽なので、手続きをしようかなと思ったが、問い合わせで、次のようなこともわかってビックリした。

今回の郵便物には保険料の算出方法等を記載したリーフレットも同封されていたが、保険料は、均等割額と所得割額の合計で算定されるという内容で、すでに知っていたことなので、すべてに目を通さなかった。問い合わせてわかったことは、保険料の徴収は、原則的には、「特別徴収」といって、年金から引き落とすことになっているが、介護保険料と後期高齢者保険料の合計額が、1回あたりに受け取る年金額の2分の1を「超えている場合とか新たに後期高齢者制度の対象となった場合は、特別徴収とならず、「普通徴収」(納付書又は口座振替)で保険料を納めてもらうと規定されていることが判明した。

保険料支払いの通知書には年金からの天引きの話しは一切案内されていないので、問い合わせて初めてわかった。皆、後期高齢者になって、初めて通知を受けるのであるから、わかりやすく丁寧に案内すべきである。年金からの天引きが原則なら、まずそのこと説明し、新規の対象者については、まとめて払うため初年度の保険額が高額となるので、納付書で対応する旨きちんと説明すべきである。

後期高齢者保険料は、均等割額と所得割額(年金等)の合計であるから、保険料が高い人は年金等の所得も高いはずだから、基本的に初年度以外は2分の1ルールが適用されるはずがないと思い、担当者に正したら、まさにその通りであった。マイナカードでデジタル化などと声高に議論されているが、後期高齢者の医療保険制度や保険証や保険料算出などはアナログ全開である。もっとすっきりとデジタル化できないか検討すべきであろう。
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「70歳が老化の分かれ道」!?

2023年07月11日 04時57分03秒 | 健康

図書館で予約待ちをしていた本書がやっと回ってきて、70歳をとうに過ぎているので、少々遅きに失したが、興味を持って読んでみた。著者は、精神科医として、特に高齢者医療の世界で有名な和田秀樹さんで、「80歳の壁」はベストセラーにもなっている。

著者によれば、70代の日本人は、これまでの70代とはまったく違う。若々しく、健康になった70代の10年間は、人生における「最後の活動期」となるという。70代の過ごし方が、その後、その人がどう老いていくかを決めるようになる。70代に努力することで、要介護となる時期をできるだけ遅らせ、晩年も若々しさを保つことができる。70代の生活、医療とのかかわり方など、老化を遅らせる知恵を、著者は説く。

目次を見るだけで、著書の概要やポイントがつかめるので、下記に示してみる。なるほどという内容ばかりなので、遅ればせながら実践してみたい。70代の人は是非一読をお薦めする。

第1章 健康長寿のカギは「70代」にある

・いまの70代は、これまでの70代とはまったく違う
・もはや70代は現役時代の延長でいられる期間となった
・「人生100年時代」に70代はターニングポイント
・早死にするか、ボケで亡くなるかの時代
・70代は老いと闘える最後のチャンス
・努力したかどうかが、あとあと大きな差になる
・一気に老け込まないために、いちばん必要なもの
  --- 意欲の低下をいかに防ぐか 
・70代にはさまざまなリスクがある
  --- 意欲の低下、病気やケガ、生活環境の変化
・70代に身につける「習慣」が、その後の人生を救う

第2章 老いを遅らせる70代の生活

・何事においても、「引退」などしてはいけない
・働くことは、老化防止の最高の薬
・運転免許は返納してはいけない
・肉を食べる習慣が「老い」を遠ざける
・陽の光を浴びる習慣が人を若々しくする
・脳の老化を防ぐのは、生活のなかの「変化」
・インプットからアウトプットに行動を変える効果
  --- 本を読んでインプットする行為より、会話などのアウトプットの行為
    の方が老化の防止になる
・70代の運動習慣のつくり方
  --- 意識して定期的、継続的に運動する
・寝たきりにならない転倒リスクの減らし方
・長生きしたければダイエットをしてはいけない
・美味しいものを食べて免疫力アップ
・70代になったら、人づき合いを見直そう
   --- 嫌な人とはつきあわない
など

第3章 知らないと寿命を縮める70代の医療とのつき合い方

・いま飲んでいる薬を見直してみよう
・血圧、血糖値はコントロールしすぎない
・検診より心臓ドック、脳ドックを受ける
・70代になったら注意すべき医師の言葉
  ---日本の医師は、長生きの専門家ではなく、自分が担当する臓器のスペシ
   ャリストにしかすぎない。
・70代の人のかしこい医師の選び方
  ---嫌な医師とはつき合わず、会うと気持ちが楽になる話しやすい雰囲気が
   ある医師を選ぶ、
・70代のための「がん」とのつき合い方
  ---「がん」になっても、70代では手術はしないほうがいい
・70代は「うつ」のリスクが高くなる
  --- 心の病だと病院に行かない人も多いが、病院に行くべし
・認知症は病気ではなく、老化現象の一つだ
・医学は発展途上の学問である

第4章 退職、介護、死別、うつ・・・「70代の危機」を乗り越える

・定年後の喪失感をどう克服するか
・趣味は働いているうちにつくろう
・介護を生きがいにしない
・在宅介護より在宅看取りという選択肢
・高齢者のうつのサインを見逃さない
・男性ホルモンは男にとっても女にとっても若さの源
・歳をとってやさしくなることが幸せへの近道
  ---自分のことだけで生きるのではなく、まわりの人のために尽くす生き方に変えるべき

等々

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6回目のコロナワクチン接種

2023年07月05日 14時25分38秒 | 健康

新型コロナが5月8日から5類感染症の分類に変わったが、ウィルスそのものの感染性や病原性が変わるわけではない上、感染の実体が皆目わからない状況にある。沖縄が過去最高の感染状況になっているとか感染が拡大されている恐れがある。「のど元過ぎれば」のお気楽からか、コロナに感染しても、ちょっとよくなれば、平気で外出するし、マスクもしないし、我々が知らないだけで、感染が拡大している可能性も強い。回りにも感染者が増えているが、ほとんど風邪並みの対応のようで、マスクをつけていない人も多いし、街にはマスクを付けていない外国人観光客で溢れ返っている。

5回目のワクチン接種から所定の期間が過ぎ、接種券も届いていたので、7月4日に近くのクリニックで6回目の接種を受けに行ってきた。発熱等の副作用も心配だが、無料で接種できる最後となる可能性もあるので、受けておいたほうがいいかなとの判断である。区の接種対象者の接種率は30%程度と低く、6回目はもう受けないという声もよく耳にする。初めて行くクリニックで、なおかつ、血液さらさらにする薬を飲み始めてから初めての接種で、予診票にもそのあたりが書かれているので、当日朝は服用を控えた上、接種を受けた。どうも、服用をやめる必要はなく、ただ注射後2分程度指で強く押さえてほしいということだけであった。

クリニックは一般の患者さんでかなり混んでいて、熱がある人や具合の悪い人がいろいろ来ているので、待っている間に何か感染するのではないかの方が気になった。接種自体は6回目なので、慣れたものだが、いまのところ、今まで同様、熱が出るようなこともなく、本当に接種できたのか不安になるほどである。PCR検査の方はすでに有料になっているので、検査する人が相当減っていると思われる。岸田政権は無策状態だが、コロナはまだ収束しているとは思えないので、今後とも警戒を要する。
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アナログ満載の国民健康保険料徴収

2023年06月21日 05時52分54秒 | 健康

自分宛に国民健康保険料納入通知書なるものが郵送で届いた。保険料といえば、先に多額の後期高齢者医療保険料を徴収されたばかりなので、またもや国民健康保険料の請求が来たのかと思いきや詳しく見ると配偶者の保険料であることが判明した。年間一括払い用と一ヵ月払い用の計6枚もの納付書が同封されていた。それに保険料の支払いは、口座振替が原則と書かれ、口座振替用紙も同封されていた。また、口座振替キャンペーンの案内も入っていた。初めての経験で制度の全貌がよく理解できなかったので、区の担当に訊いたところ下記のことがわかった。

・当保険料は、配偶者のものであるが、通知書は本人宛ではなく世帯主宛に送付されることになっている。
・世帯主が後期高齢者になるとその配偶者は新たに国民健康保険に加入することになり、今回はその請求書である。
・口座振替が原則と書いてあったが、訊いたら現時点では、45%程度しかいない。そのため、口座振替にした人は抽選で物産詰め合わせがもらえるキャンペーンをやっている。応募券は振替依頼書の中に潜りこませて送付してほしい(そんな案内はどこにも書かれていない)。口座は、世帯主でも本人のものでもいいという。マイナンバーに紐づけられている銀行口座は全く別物なので、利用不可とのこと。

口座振替の申請には、銀行の届印の押印まで要求されているから驚きである。印鑑廃止やデジタル化はどうなっているのか?世の中、政府主導でマイナンバーカードを普及させようとしているが、国民健康保険のスキームは全く対象になっていないようである。それもそのはずで、マイナンバーカードは個人個人に割り振られているが、国民健康保険は、個人個人ではなく、世帯主という概念が継続されている。世帯主あっての被保険者というからマイナンバーとは制度設計として根本的に相いれない。

今回の口座振替キャンペーンも、マイナポイント付与の施策を思い出させるものである。現状45%程度しかないのに口座振替が原則などとはおこがましい。国民としては、銀行口座を登録しているのだから、国民健康保険もそのスキームに載せるならまだわかる。どうも話を聞いていると、マイナンバーカードの銀行口座は、国や地方自治体から給付するお金の振込先でしかなく、その口座からお金を徴収するというような制度設計にはなっていないような気もする。デジタル化をめざすというなら、国民健康保険の制度もデジタル化すべきである。アナログ満載の後期高齢者用の保険証とマイナ保険証が財布の中で同居し、その不釣り合いぶりに笑ってしまうほどである。マイナンバーカード自体トラブル続きで、前のめりの河野大臣がいつ白旗をあげるかが注目される。


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今後のコロナ対策どうなる?

2023年06月20日 05時42分46秒 | 健康

5月8日に新型コロナが感染症法上の5類に変更され、感染症対策が緩和されてから1か月以上が経つが、肌感覚としては、感染者数は減るどころか増えている印象である。それもそのはずで、マスク着用者は、大幅に減っているし、食べ物屋でも密状態、イベントも制限なく密状態で昔に戻った感じである。コロナ側は全く変わっていないのに、人間側だけが対応を勝手に変えているのだから、感染が拡大するのも当然ともいえる。厚労省の専門家会合でも、夏に向けて、新規感染者数が増加傾向にある見通しを立てているという。

周りにも新たに感染している人が増えている。昔は、感染すると何日間は他人に移す可能性があるので、濃厚接触者も含め、法的に外出禁止期間もあったが、今は何の規制もないので、感染してもよくなったら、どんどん外に出ている印象である。PCR検査が有料になったので、検査する人は大幅に減っていると思われ、無症状の人も一定数いるので、感染が拡大するのも当然である。

感染患者数の把握もいい加減になっており、正確な数はどこも把握していないので、それに対する対策も何もできないお手上げ状態が続くと思われる。ここ3年程の政府主導の厳しい対策は一体なんだったのであろうか?ワクチン接種にしても、6回目はやらないという人も多い。当初から厚労省の「感染症ムラ」は、資金と情報を独占しながらも、間違った感染症対策に終始したことが厳しく指摘されているが、今までの対策への評価はどうなっているのであろうか?PCR検査を限定したり、濃厚接触者の概念を持ち出したり、コロナのことを熟知している専門家とは思えない印象が強かった。当初、尾身さんが頻繁にテレビでいろいろ語っていたが、今はどうして語らなくなったのであろうか?間違いに気づいたということであろうか?

コロナが5類に移行したが、感染自体は減るどころか拡大しているのであるから、政府としてもいろいろ語ってほしいところである。成り行きにまかせ、適切な対応措置は取らず、コロナに感染した人は、注意を怠ったとして自己責任の烙印を押しているような気がしてならない。今は、6回目のワクチン接種をどうしようかと迷っているところである。専門家のだれか的確なアドバイスをしてほしいものである。


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心臓・不整脈セミナーに参加

2023年06月12日 20時04分48秒 | 健康

6月10日、市民公開講座として、「心臓・不整脈セミナー」が開催され、出席してきた。新聞の折込チラシで知り、参加無料で先着60名であったが、ほぼ満席であった。プログラムは「心房細動についてご存知ですか?~くすりとカテーテルアブレーション~」とあり、」まさに詳しく知りたい内容であったので、即申し込んだ。講師は、心臓血管研究所付属病院の循環器内科医長の八木直治という先生であった。

今年、大崎にあるハートセンターの病院で、不整脈・心房細動を起こしていると診断され、不整脈の薬と血液をさらさらにする薬を処方され今に至っているので、まさに自分のために開かれたようなセミナーであった。講座内容は、

・心房細動とは
・心房細動によって起きる問題
・心房細動の治療方法
・カテーテルアブレーション治療

といった項目について、詳細に解説してくれた。講座資料がなかったため、聴きながら、メモを取ったが、今まで担当医から説明されていた内容をエンドースするもので、より詳しく学術的な説明を受けたという印象であった。これで、この病気に関しては大分詳しくなった。

メモしたポイントは、

・心房細動とは、心房と呼ばれる心臓内の部屋が小刻みに震えてけいれんし、うまく働かなくなってしまう不整脈の一種。餅つきの掛け合い部分に不具合があるようなもので、餅つき自体は正常なので、突然死のような心配はない。
・心房細動により起きる問題は、動悸、脳梗塞、心不全などがあるが、一番恐れるのは心臓で作られた血栓が脳へ運ばれ、発症する新原性脳梗塞である。
・心拍数の上限は、220マイナス年齢程度でそれを超えるとやばい
・心房細動が起きていても4割位は無症状だが、65歳以上だと6%位の人がかかっているようである
・治療法としては、抗凝固薬の服用(自分はリクシアナ服用)、症状の改善(抗不整脈薬、カテーテル・アブレーション)、コモディティ治療(高血圧,その他周辺治療)
・薬による治療には、①レートコントロールする薬(心拍数をコントロールー自分はペラパミルを動悸時のみ服用)と②リズムコントロール(拍動のリズムを整えて心房細動の再発を抑える薬-自分はビルシカイニドを服用中)がある。
・根治をめざすカテーテルアブレーション治療は3泊4日で、カテーテルを使って、細動を起こしている部分を焼くという治療法で7割程度はほぼ治るという。問題はいつその治療を受けるかだが、年齢と症状と進行度によるが、自分の場合年齢的にも微妙。当面は薬による治療を選択しているが、その効果は年々下がるというので、それも懸念要素である。

今は、薬の服用で様子を見ている状況で、運動もスマートウォッチやオキシメーターで心拍数を常時チェックし、無理に心臓に負担をかけないように心がけながら、今まで通り実施している。薬の効果が薄れていくという話なので、不安もあるが、年も年だけに、症状がひどくならない限り手術は受けず、一生薬と付き合っていこうかとも思っている。
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後期高齢者の医療保険料は高すぎ!?

2023年04月21日 05時45分26秒 | 健康

後期高齢者になって初めて医療保険料の請求が来てあまりに高いのでビックリした。通常は年金から差し引かれることになるが、移行期の2ヶ月分は郵便局で支払えという納付書が送られてきた。自分の場合、一月当り、23900円と査定されており、まず47800円を納付しろというものである。年間での保険料は約29万円にもなるので、本当かと思い、担当部署に問い合わせたところ、都の平均年額は約124,000円で下は1.4万円、上は66万円であるという。保険料の計算は、全員が均等で負担する均等割額と所得をベースにした所得割率に基づき算出されているという。平均といっても、分布に相当バラツキがあると思われたので、都に分布状況を問い合わせたら、興味深い数字が出てきた。このような視点でのデータは、都としては公式には持っていないとのことであった。

年額保険料(令和4年度):  平均約124,000円

13900円~5万円 約112万4000人
 5~10万円  約10万1000人
10~15万円 約14万人
15~20万円 約9万人
20~25万円 約45000人
25~30万円 約28000人
30~35万円 約23000人
35~40万円 約15000人
40~45万円 約12000人
45~50万円 約8000人
50~55万円 約7500人
55~60万円 約5000人
60~66万円 約5000人
66万円以上(実際は66万円が上限) 約51000人

数字が確かであれば、都の後期高齢者の内、112万人は年間5万円以下の保険料しか払っていないが、逆に5万人以上が66万円の上限額を払っている。それに30万円以上保険料を払っている人は全体の8%弱となる。保険料が高いのは嫌だが、収入的には恵まれているほうだと認識・感謝すべきで、もっと厳しい年金生活を送っている人も多いということもよくわかった。

介護保険料も高額だし、それに医療保険料も年間30万円近く徴収されるというから、踏んだり蹴ったりともいえる。現役の若者世代が少なく、年寄りばかりの高齢者社会になっているから、ある程度は理解できるが、想像を超える額であった。要するに、国としては、年寄りの医療費は「目の上のたんこぶ」である。人生百年時代とかうまいこといって、長生きを促進するような施策もあるが、本音では、医療費の保険負担が増えるので、映画にもなった「プラン75」ではないが、後期高齢者が減ることを期待しているようにも見える。

後期高齢者用保険証は、紙のカードを透明なケースに入れるというアナログ象徴の代物で、デジタル最先端のマイナ保険証とは「月とスッポン」である。100年は遅れていると思われるので、早くマイナ保険証に統一すべきであろう。

(追記)

区の担当から、2ヶ月分の支払い通知書を送付したが、それは間違いで1ヵ月分だけの支払いに訂正するとの通知があった。何がどうなっているのかよくわからないが、区の仕事の精度にも疑問を感じた。
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日本のコロナ対策は間違いだらけ?

2023年04月16日 06時08分48秒 | 健康

ネットのArc Timesで、久しぶりに新型コロナ関連の最新情報を視聴した。東京大学名誉教授の児玉龍彦さんをゲストに迎えて、失敗続きのコロナ・経済対策について、核心の情報を提供してくれている。論文もない専門家でもない人が政府の分科会の会長になって間違いを言い続けているとバッサリである。尾身さんは、行政官であり、専門家ではないという。大阪と北海道のコロナ対策は大失敗で、死者も非常に多いという。大阪維新や橋本徹氏のトンチンカンなコロナ対策や政府への忖度等がコロナ対策を間違った方向に進めてしまったという。大阪府が進めていたアンジェスというベンチャー企業のワクチン開発失敗も医療と政府との悪い癒着の例である。アンジェスについては、個人的にもメディア情報に騙されて、株をたくさん購入していたので、大損した恨みもある。

政府は、新型コロナの感染法上の分類を5月8日から、2類相当から季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げることを決定しているが、専門家からこのような評価を受けているので、心配である。感染者の外出自粛、マスク着用、医療機関への受診等いろいろなことが変更されることになるが、信用ない分科会主導の政府の政策とあっては、うまく行かない可能性の方が強いのではないかと心配である。何がどう変わるかメディアもきちんと伝えていない気がするし、実際に感染したらどうしたらいいのかよくわからないのが本音である。新規感染者数も減っていないし、5月8日以降は、感染者数すら全く分からなくなるので、空恐ろしい気がする。専門家による警鐘に政府は真剣に耳を傾けてほしいし、メディアも政府に忖度せず、正しい情報を報道してもらいたいものである。児玉先生の解説をしっかり聴いてほしい。

Arc Timesの解説(4/7): https://youtu.be/JPtHCYT2W-k


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マイナ保険証の闇~保険証がなくなる? 医療情報が流出?

2023年04月09日 06時48分01秒 | 健康

デモクラシー・タイムス(4/7)で経済評論家の荻原博子さんががマイナ保険証の闇を詳しく解説してくれている。いつの間に決まったのか、来年秋で今の保険証は使えなくなり、マイナカードに紐づけたマイナ保険証だけになる。マイナカード作成は強制ではなく任意であったはずだが、マイナ保険証は強制というのはすでに矛盾している。いままで、保険組合から自動的に送られてきていた保険証は、自分で申請して役所で手続きが必要になる。申請しないと失効してしまう。いままで保険証は月に1回だけ提示すればよかったが、今後は常時携帯して、毎回提示する必要が生じる。医療機関でのマイナ保険証対応機器の設置率は3月19日現在、57.6%にとどまっている。順次設置されていくとは思うが、システムダウン時はどうなるのであろうか?

常時携帯が必要となるとマイナカードの紛失も心配である。個人情報がすべて紐づけられているので、銀行口座も含めて多数の個人情報の流失も心配である。高齢者施設では今の保険証ではなく個人情報の塊のマイナ保険証を預かり暗証番号を管理する、ということになるのであろうか?

一体政府がほんとにやりたいことは何か、番組の後半では、この制度に反対し集団で訴訟をおこした東京保険医協会の医師の佐藤一樹さんと申偉秀さんに、現場の医療機関の指摘する問題点を詳しく説明してくれている。極めてまともな意見であるが、政府はどう対応するのであろうか?国会の審議を通さず、勝手に閣議決定で大事なことを決めてしまう安倍政権以来の自民党政権の横暴を許してはならない。河野デジタル庁大臣の勝手な独断専行をしっかりウォッチしていく必要がありそうである。

デモクラシー・タイムス(4/7): https://youtu.be/kD0F5vMbVCo

東京新聞記事(4/2): https://www.tokyo-np.co.jp/article/241520

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クスリのリスク

2023年04月02日 05時36分30秒 | 健康

週刊現代(3/11.18号)のトップ記事として、「3月はクスリの卒業式!」という見出しで、「春だから減らせる、やめられる薬剤の最新情報」記事が掲載されていた。新聞の雑誌広告に目が止まり、早速、図書館に行って、記事をコピーしてきた。一番気になったのは、「頭痛、立ちくらみ、低血糖、嘔吐、呼吸不全、春なのに、なんだか体調がおかしい・・・・・注意! それがクスリの副作用です」という記事であった。まさにクスリのリスクである。また、週刊文春の4/6号でも、100年人生「年代別」休薬、減薬の新常識として特集を組んでいた。まさに高齢者は副作用を考え、薬を飲むのをやめたり、飲む量を減らしたほうがいいという趣旨である。

最近、不整脈と血液さらさらの薬を飲み始めたため、毎食後、飲む薬の量が増えた。その他に、従来から降圧剤、胃薬、整腸剤等を服用しているので、薬の相性、副作用が大変気になっていた。「この春卒業したい危険なクスリ一覧」の記事の中で、一番気になったのは、アムロジピン(アムロジン)という降圧剤の副作用である。この降圧剤は、3年ほど前から飲みはじめているが、この記事によると、「アムロジンは降圧効果が高いが、脈を速くするため、不整脈を起こすことがある。浮腫や火照り、動悸にも注意」とあった。最近、脈が速くなったり、動悸が生じることがあり、専門医の薦めで不整脈の薬を飲み始めたが、おでこが熱くなる火照り症状や足のむくみ等思い当たるからである。脈拍も動悸も不整脈も火照りもむくみも降圧剤の副作用ではないかとの疑いも感じた。いつもお世話になっている薬局の薬剤師さんに相談を持ちかけたが、副作用は人によるので、因果関係は何ともいえないという。

また、アムロジピンについては、グレ-プフルーツとの相性が悪く、同時に飲むと降圧効果が効きすぎる恐れがあるとされる。そのため、グレープフルーツは朝食後、降圧剤は夕食後としているが、しばらくグレープフルーツを食べるのは控え、様子を見ることにした。だれか正確な情報をくれないものかと感じる。

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