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浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

昭和歌謡の偉人たち〜【なかにし礼・岩谷時子】

2024年02月26日 06時12分01秒 | 音楽

 

2月25日BSテレ東で昭和歌謡の偉人たちとして、作詞の世界を切り拓いてきた作詞家、なかにし礼と岩谷時子に焦点を当てて特集してくれた。数々のヒット曲で歌謡界に革命を起こしたなかにし礼は、シャンソンの訳詞家から歌謡曲の作詩家に転身。その転身のキッカケは、25才の時、新婚旅行で出かけた伊豆のホテルで偶然石原裕次郎に出会ったことという話は有名である。しばらくして、なかにしは、初めてオリジナルの詩を書き、メロディーも自らつけ、裕次郎の元に届けた。曲は「涙と雨にぬれて」。すると、石原プロ所属の歌手、裕圭子が歌いレコード発売されることになった。さらに、シャンソン喫茶「銀巴里」で顔見知りだった田代美代子がお祝いにマヒナスターズとカバーしてくれ、ヒット曲になったという。この話は彼の講演会の時にも本人から聞いていたので、よく覚えている。また、裕圭子という歌手も因縁があって、高校時代、ラジオの音楽番組に彼女の「だから愛して」という曲をリクエストして取り上げてもらったことがある。1度しか投書したことがないのにそれが採用されたので、深い縁を感じていた。田代みどりも大好きな歌手だったので、妙な縁を感じる。また、病に倒れていた裕次郎から人生の曲を書いてほしいと頼まれ、出来たのが「我が人生に悔いなし」で、大好きな曲で人生の座右の銘にしている。彼の作品はヒット曲ばかりで、好きな曲ばかりである。

 

「我が人生に悔いなし」石原裕次郎(なかにし礼作詞 加藤登紀子作曲): https://www.youtube.com/watch?v=gFdMJIOSwlE

 

なかにし礼の作品:  http://www.um3.jp/shop/g/g07277/

 

また、岩谷時子は、大学卒業後、宝塚歌劇団の機関誌の編集長を務めていたが、8歳下の劇団員で15歳の越路吹雪と出会う。2人は意気投合し、岩谷は越路の相談相手となる。越路が宝塚歌劇団を退団して歌手なると岩谷も退職しマネージャーになった。岩谷に転機が訪れたのは昭和27年、日劇のシャンソンショーに出演予定の二葉あき子が喉を痛めて休演することになり、急遽その代役に越路吹雪が抜擢された。越路が歌うのは、当時、世界でヒットしていたエディット・ピアフの「愛の讃歌」。だが、ステージで原曲のまま歌うわけにはいかず、急遽、マネージャーの岩谷が訳詞することになった。本番までわずか1日しかなく、岩谷は黛敏郎に稽古場でオルガン(ピアノ)を弾いてもらい歌詞を当てはめて行った。新たな歌詞を紡いで行った。タイトルは「愛の讃歌」。

♪あなたの燃える手で あたしを抱きしめて ただふたりだけで 生きていたいの ただ命のかぎり あたしは愛したい 命のかぎりに あなたを愛したい♪

岩谷の詩は原詞とまったく異なっていたが情熱的な愛の歌として関係者から高く評価され、やがて、越路吹雪の代表曲となった。そして、岩谷もまた、「愛の讃歌」のヒットをキッカケに作詩家としての道を歩き始めた。

彼女の作品もヒット曲ばかりで、♪恋の季節/ピンキーとキラーズ ♪恋のバカンス/ザ・ピーナッツ ♪君といつまでも/加山雄三 ♪夜明けのうた/岸洋子 ♪いいじゃないの幸せならば/佐良直美など歌謡史に残る名曲は数多い。

 

「愛の讃歌」越路吹雪(岩谷時子訳詞): https://www.youtube.com/watch?v=yxCwJ48W314

 

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加藤登紀子「百万本のバラ」

2024年02月21日 14時16分06秒 | 音楽

 

2月21日のテレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」で、加藤登紀子さんをゲストに迎え、「百万本のバラ」にちなんだエピソードをいろいろ紹介してくれた。ロシアによるウクライナへの侵攻から丸2年も経つが、未だ停戦の兆しは全く見えず、泥沼の戦争状態が続いている。加藤さんは、ロシアとウクライナ両国と深い縁があり、音楽を通じたウクライナ支援を続けているという。

「百万本のバラ」は、もともとラトビアの歌謡曲を原曲とするロシアの歌謡曲で、歌詞の内容は、ジョージア(旧グルジア)の画家ニコ・ピロスマニがマルガリータいう女優に恋したという逸話に基づいており、ラトビアの作曲家が書いた曲に、ロシアの詩人がジョージアの画家のロマンスをもとに歌詞をつけ、モスクワ生まれの歌手が歌うという多様な民族の芸術家が絡んでいるソ連ならではの歌ともいえるという。加藤さんは、自分でもともとのストーリーを忠実にわかりやすい訳詞を付けて歌ったようである。

原曲を生んだラトビアの首都リーガを旅行したのは、2010年9月、原曲の舞台となったジョージアの首都トビリシを旅行したのは、2013年5月のことであった。共に旧ソ連圏の国であるが、世界遺産等どちらも観光資源が多く、見どころも満載の魅力ある都市であった。トビリシを訪問した時は、たまたまジョージアの独立記念日であったので、いろいろな戦争関連のイベントや歌や踊りのパフォーマンスを見ることもできた。ラトビアは、エストニア、リトアニアとともにバルト三国に一つであるが、リーガ自体とても美しい街並みであった。「百万人のバラ」はよく知っている曲であったが、ラトビアやジョージアとの関係はこの番組で初めて知った。訪問したことがある国や都市がテレビで取り上げられると思い出がよみがえり嬉しい気分になる。

 

「百万本のバラ」(加藤登紀子): https://www.youtube.com/watch?v=wOq-gV8dNPw

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名曲をあなたに うた恋!音楽会

2024年01月30日 23時05分26秒 | 音楽

 

1月30日のBS⁻TBSの「名曲をあなたに うた恋!音楽会」(司会 由紀さおり・三山ひろし)の「うたのレジェンド」で、今、NHKの朝ドラ「ブギウキ」で注目されている作曲家・服部良一さんを取り上げてくれた。「ブギウギ」は毎朝欠かさず見ており、主役の笠置シヅ子(趣里が演じる福来スズ子)や淡谷のり子(菊地凛子が演じる茨田りつ子)とともに、服部良一(草彅剛が演じる羽鳥善一)が頻繁に登場するので、親しみを感じており、当時流行っていた笠置シヅ子や淡谷のり子の歌などが耳に焼き付いている。服部良一さんはテレビでもよく見ていたし、草彅剛が演じる姿を見て、二人を重ね合わせながらドラマを見ている。

今回のうた恋では、そんな服部良一さんが作曲した懐かしい曲をいっぱい紹介してくれた。自分が生まれた頃やそれ以前の曲ばかりであるが、なぜか今でも新鮮な印象のあるメロディばかりである。やはり、作曲家としていかに優れていたかがよくわかる。朝ドラでも馴染み深い淡谷のり子の「別れのブルース」,笠置シヅ子の「ラッパと娘」「東京ブギウギ」「買物ブギー」、藤山一郎の「青い山脈」、渡辺はま子の「蘇州夜曲」、高峰秀子の「銀座カンカン娘」等の懐かしい曲を楽しむことができた。当時の音楽や世相がよみがえるNHKの朝ドラは今は楽しみとなっている。

 

ラッパと娘: https://www.youtube.com/watch?v=Lto7CLt6Txs

東京ブギウギ: https://www.youtube.com/watch?v=6SfpSymF0MI

買物ブギー: https://www.youtube.com/watch?v=Q_tHACJ12kw

青い山脈: https://www.youtube.com/watch?v=P-QUP13GAeA

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BS日本・こころの歌

2024年01月24日 06時25分05秒 | 音楽

 

毎週月曜夜8時から、BS日テレの「BS日本・こころの歌」という番組を聴くことが多い。この番組では、時代を越えて愛される名歌名曲を、音楽大学出身者で結成されたコーラスグループFORESTA(フォレスタ)の凛とした歌声で届けられている。小学校で歌った文科省唱歌や叙情歌、昭和を彩った流行歌、そして視聴者からのリクエストによる名曲等よく知った曲を美しいハーモニーで聴かせてくれるので、いつも落ち着いた気分になれる。

1月22日は、1960年代に青春を彩ったアメリカから入ってきたポップスで、今では、オールディーズの呼ばれるジャンルのいろいろな名曲を歌ってくれた。全部知っている懐かしい曲ばかりであった。順番に、ダイアナ、おお!キャロル、ルイジアナ・ママ、恋の片道切符、悲しき街角、悲しき片想い、悲しき雨音、ボーイ・ハント、砂に消えた涙、すてきな16才、ビー・マイ・ベイビー、シェリー、ジョニー・エンジェル、コーヒー・ルンバ、ヴァケーションと青春がよみがえるたまらない曲ばかりであった。

オールディーズの流行った1960年代は、自分にとっては、中学・高校時代で、英語を勉強していた時期だったので、ポップス曲は英語の勉強の教材でもあった。また、それをカバーする日本の歌手も多数現れ、テレビを席巻していた。オールディーズの歌手として、女性歌手では、コニー・フランシス、ヘレン・シャピロ、ジョニー・ソマーズ等、日本の歌手では、弘田三枝子、ザ・ピーナッツ、伊東ゆかり、森山加代子、中尾ミエ、九重佑三子、梓みちよ等、男性歌手では、ニール・セダカ、ポール・アンカ、クリフ・リチャード等、日本の歌手では、飯田久彦、坂本九、パラダイス:キング、平尾昌晃等あげればきりがない。英語だけでなく、フランスからシルビー・ヴァルタンやダニエル・ヴィダル、イタリアからジリオラ・チンクェッティ、ミーナ、ボビー・ソロ等原語での曲も流行っていたし、日本語でのカバー曲も人気を博していた。

オールディーズの楽曲は、あまりに懐かしい曲ばかりなので、HP上で気軽に聴けるよう男女別に30曲ずつピックアップし、リスト化した。また、その内、男女別に英語原曲の20曲を、英語の歌詞を付けて1分間ずつ連続視聴できるユーチューブを作成したところ、予想外に多数の人が視聴してくれた。2年前に作成したが、今では、女性歌手編が76万回、男性歌手編が41万回も視聴されており、当時のポップスを懐かしく思う人がいかに多いかがよくわかる。当時の英語の歌詞は比較的わかりやすく、歌詞をなぞると妙にその表現に納得する。いつも聴くたびに青春がフラッシュバックして、元気が出るから不思議である。

 

懐かしのオールディーズ楽曲リスト:http://romanflight.web.fc2.com/Oldies.html

懐かしのオールディーズ(20選 25分)女性歌手:https://www.youtube.com/watch?v=LMDKngo3Hf8&t=0s

懐かしのオールディーズ(20選 29分)男性歌手:https://www.youtube.com/watch?v=h96c7X-oyNk&t=0s

 

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BS演歌の花道

2024年01月22日 18時24分45秒 | 音楽

 

日曜の夜は、なんとなくだが、いつもBSテレ東の「BS演歌の花道」を見ている。この番組は、1978年から22年間レギュラー番組として日曜の夜に放送されていたもので、今、再放送されているようである。出演歌手が皆昔の若い頃の姿で歌うので、再放送だとは思っていたが、まさにその通りで、懐かしい映像を見て当時にタイムスリップし、なぜか落ち着いた気分になれるから不思議である。番組の前半は昭和時代、後半は令和の現在に歌う演歌で構成されているが、なんたって昭和時代の前半に引き込まれる。

1月21日の前半は、島倉千代子と堀内孝雄の二人の出演であった。懐かしい映像で、当時の演歌を楽しむことができた。島倉さんは、すでに旅立っているし、堀内さんもなんたって若いことに驚く。「人生いろいろ」も久し振りに聴いた。島倉さんは、今、自分が住んでいる地元の出身なので、親しみを感じるし、近くの東海寺墓地にあるお墓にお参りしたこともある。最寄の青物横丁駅の電車接近メロディーも「人生いろいろ」である。

後半は、令和の現代に歌う演歌であるが、曲の紹介や合間に流れる情緒豊かなナレーションが大好きである。ナレーターは、「杉本るみ」さんという声優で、何ともかったるいというか魅惑的な声の持ち主である。テレビ、ラジオ、TVCM等のナレーションで活躍されている方であるが、彼女はJALの機内音楽(演歌チャンネル)のナレーションをやっていたので、その魅惑的な独特の声に魅了されていた。声を聴くだけで、彼女だとすぐわかる。また、昔流行った演歌を今の若手歌手が歌うことも少なくないので、それなりに楽しみでもある。カラオケの背景映像のごとく、演歌にマッチした映像が流れるシーンも魅力的である。演歌自体は、それほど好きということではないが、杉本るみさんのナレーションを聴きたくて、日曜の夜は、なんとなくこの番組を見てしまう。

 

人生いろいろ:https://www.youtube.com/watch?v=ZNUGTZaBI74

 

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そのとき、歌は流れた〜時代を彩った昭和名曲〜

2024年01月19日 21時32分44秒 | 音楽

 

17日のBS日テレ、夜8時から、懐かしい曲ばかりであったので、「その時、歌は流れた~時代を彩った昭和名曲~」をしっかり視聴した。太川陽介と吉川美代子さんがMCを務める歌番組で、懐かしさを求めて毎週楽しみにしている。1963年の「こんにちは赤ちゃん」(梓みちよ)から始まり、「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ)、「おさなじみ」(デユーク・エイセス)どれもよく知った曲であるが、梓みちよ、ザ・ピーナッツは、すでに旅立っているのが残念である。

社会人となった1970年になると、ハイジャック事件、大阪万博、三島由紀夫自殺事件等大きな出来事があったが、音楽の世界では、「ざんげの値打ちもない」(北原ミレイ)がヒットしたが、阿久悠の歌詞が強烈であった。1970年は、個人的にも節目の年であった。また、5年後のなかにし礼作詞の「石狩挽歌」も大ヒットしたのも印象的であった。番組では、「ざんげの値打ちもない」を本人が禁止となった幻の4番の歌詞も含め、また「石狩挽歌」も歌ってくれた。「石狩挽歌」誕生秘話は、なかにし礼の講演会で詳しく聴いたことがあるので、親しみ深い曲である。

歌い継ぎたい1970年の名曲として、「人生一路」(美空ひばり)、「京都慕情」(渚ゆう子)、「希望」(フォー・セインツ)、「白い色は恋人の色」(ベッツィ&クリス)どの曲も懐かしい馴染み深いものばかりである。フォー・セインツは、高校の同級生がメンバーの一人であったので、ずうっと応援していたが、彼もすでに旅立ってしまっている。

次に、1978年にヒットした曲を当時の世相を紹介した後、スタジオゲストに、さとう宗幸さんを迎えて、これまた懐かしい「青葉城恋唄」を誕生秘話とともに本人歌唱で聴くことができた。1978年と言えば、結婚した時であり、自分としても節目の時であったので、印象的であった。また、番組で彼が歌ってくれた「岩尾別旅情」という曲も、自分にとっては「北海道シリーズ」の曲として馴染み深い曲である。また、1978年にヒットした「東京ららばい」(中原理恵)、「夢想花」(円広志)も懐かしいメロディばかりである。特に、夢想花は、JALのCMソングとして何十回と聴いた曲で、「とんで とんで 。。。」が印象に残る曲である。久し振りに聴いたが、一気に当時にプレイバックした。最後に、「オリビアを聴きながら」(杏里)を聴いたが、この曲の印象は、カラオケで若い女性が必ず歌う定番というイメージがあるが、好きな曲の一つでもある。昔の懐かしい曲を聴くと若い頃を思い出すというか、なぜか元気が出るのが不思議でそれが音楽の魅力であろう。今日も感じた、No Music No Life.という名言である。

 

恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)1963年: https://www.youtube.com/watch?v=Bstrr80g1a4

希望(フォー・セインツ 帽子を被っているのが今は亡き同級生)1970年: https://www.youtube.com/watch?v=hF344GepWUM

夢想花(円広志)1978年: https://www.youtube.com/watch?v=IeSm4tL6kEk

 

 

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紅白歌合戦に思う

2024年01月01日 06時21分03秒 | 音楽

 

2023年も大晦日を迎え、第74回紅白歌合戦が行われた。今回は、ジャニーズ問題で大きく揺れた紅白となったと思うが、ジャニーズ関連グループがすべて姿を消し、どうなるのかと思ったが、見ている限り、それをカバーするほど演出面ではいろいろ工夫が凝らされている印象であった。出場歌手は、相変らず半数は知らない人、知らない曲なので、音楽を聴いている限りは、ほとんど楽しめないが、何となく習慣で見てしまった。テレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」では「大晦日に歌い継ぎたい100曲」をやっていて、こちらの方は、すべて知っている馴染みのある曲ばかりなので、紅白と並行して見ることにして、懐かしい音楽を楽しむことができた。今回の紅白では、ドミノチャレンジが圧巻で一番見応えがあった。水森かおりの「日向岬」という歌とのコラボであったが、見事に成功を収め感動的であった。また、テレビ70年ということで、懐かしの曲がいくつか聴けたのはよかった。ジャニーズが消えたおかげで、年寄りにとっては、かえってよかった結果を生んだようであった。

紅白歌合戦は、大晦日の定番として皆何となく見ているが、テレビと生観覧とは雲泥の差がある。知っている曲であれば、まだテレビでも楽しむことができるが、そうでないと正直言ってあまり見る気がしない。特に、年寄りにとっては、テレビ東京の歌番組のほうがはるかに魅力がある。昔の紅白はもっと魅力があった気がするが、最近はどうも引き付けるものがあまりないのは残念である。紅白の生観覧が実現したのは、1999年の第50回という節目でかつニューミレニアムを迎えるという特別な紅白であった。今は1世帯1枚しか応募できないが、当時は複数の応募が可能で、倍率は、約200倍であった。(ここ数年は100倍前後)当選すれば、今は二人で観覧できるが、当時は1人だけで、座席は無作為に当日指定された。当選するだけでも奇跡的なのに、座席もわずかしかない1階席のそれも前から12列目中央というダブルの奇跡が起こり、夢でを見ているように、かぶりつきで生観覧するという貴重な経験を得た。間違いなく、一生分の運を使い果たしたいえる。生観覧の経験では、もしチケットが有料で買えるとしたら、10万円位の価値はあると思われる。今回第74回ということだが、24年前は第50回という節目で、出演者全員でいっしょにニューミレニアムのカウントダウンをしたことをよく覚えている。当時、最後に勝敗を判定するボールが会場に投げられていたが、その内、2個をゲットし、後に司会者の一人であったNHKの久保純子さんのサインをもらうことができたというオマケもあった。

観覧応募はその後も続けていたが、2011年に幸運にも再度当選した。チケットは子供二人に譲ったが、席は残念ながら3階席であった。倍率は、約1000倍であったというから、これも奇跡的であったといえる。今は、1世帯1通なので、倍率は下がっているが、それでも当選はかなりむずかしいといえる。いくらお金を出してもチケットが買えないというのが味噌であるが、どうも裏口はあるようである。1999年の時も、二人連れで来ている人がいて、関係者らしき人にお礼を伝えている現場も目にしたが、いまでも1階席にはそういう人が少なからずいると思われる。それほど価値のある販促チケットであることは間違いない。

紅白観覧だけでも奇跡的な出来事であるが、観覧後、明治神宮への初詣を終えた後、品川駅に戻り、そこで何と2000年1月1日の2000番という奇跡的な乗車切符を手に入れた。その足で、羽田空港に行き、ニューミレニアムの羽田発第1便(5時50分発)の札幌行に搭乗し、6時44分にニューミレニアムの初日の出を日本で最初に富士山頂より早く飛行機の中から拝むことが出来た。後でわかったことだが、タレントの磯野貴理子さんも同じ飛行機に乗っていたようである。当時、2000年を迎えるということで、計器の関係で飛行機が無事飛ぶことができるか世間の話題になっていたので、検査のため、航空会社の関係者も搭乗していた。こんなに忙しく、充実した年末年始は後先にもこと時だけで、今は懐かしい思い出だけが残っている。

 

第50回(1999年)紅白歌合戦: http://romanflight.web.fc2.com/kohaku.html

ニューミレニアム初日の出: http://romanflight.web.fc2.com/New-millennium-flight.html

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昭和歌謡ベストテンDX「クリスマスの聴きたい曲特集」

2023年12月22日 18時57分58秒 | 音楽

 

21日のBS-TBS「昭和歌謡ベストテンDX」は、クリスマスを目前に控え、「クリスマスの聴きたい曲特集」をやってくれた。クリスマスが近づくと街でもクリスマスソングが流れて、雰囲気が盛り上がる。定番のクリスマスソングはいっぱいあり、どの曲も聴いているだけでクリスマスの雰囲気を感じることができるから不思議である。今年は、本場ブロードウェイのクリスマス・ワンダーランドというミュージカルを観覧したので、定番のクリスマスソングを生歌で嫌というほど聴くことができた。昭和歌謡となるとある程度限られるが、やはり稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」《1992年》が印象的。個人的に一番聴きたい好きな曲は、山下達郎の「クリスマス・イブ」《1983年》で、まさにクリスマスそのもので雰囲気があり、定番となりつつあるが、どうも今年はジャニーズ問題がらみで、ラジオや街でもこの「クリスマス・イブ」の音楽があまり流れていないようである。

スタジオゲストとして、つるの剛士、はいだしょうこ、Ms,OOJA、クリス・ハートが出演し、聴きたい曲をカバーしていた。広瀬香美の「ロマンスの神様」《1993年》や松原みきの「真夜中のドア~stay with me」《1979年》という軽快なシティ・ポップも紹介されたが、自分にとってはあまりピンとはこなかった。また、杉山清貴の「最後のHoly Night」《1986年》や浜田省吾の「悲しみは雪のように」《1992年》がこの時期に聴きたくなる歌として紹介されたが、我々世代にはあまり馴染みのある曲ではなく、ちょっと残念であった。クリスマスは、やはりキリスト教から来ているイベントであるので、厳かな教会の鐘の音色や定番のクリスマスソングのほうがピンと来る。

 

「クリスマスキャロルの頃には」: https://www.youtube.com/watch?v=QtL9DdSJ8TY

「クリスマス・イブ」: https://www.youtube.com/watch?v=ssZJPfg7sGc

 

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その時、歌は流れた~時代を彩った昭和名曲

2023年12月21日 07時39分25秒 | 音楽

 

12月20日、BS日テレ夜8時から、「その時、歌は流れた~時代を彩った昭和名曲」が10月11日の再放送として、放送され、懐かしい思いで番組を見た。昭和の時代、レコードを持っていなくてもテレビ、ラジオ、商店街などから歌が流れ老若男女問わず誰しもが口ずさむ数多くの名曲が誕生し、名曲の数々は当時の世相を捉えることで多くの人に支持された。時には歌詞の世界に憧れ、時には自分への応援歌として、また、ある時には当時の恋愛に当てはめたり・・・。番組MCは太川陽介、吉川美代子さんで、ゲストとして、南こうせつさんを迎え、名曲が誕生した「そのとき」のエピソードも紹介してくれた。カバーシンガーとして、市川由紀乃、夏川りみ、ベイビーブー等が出演し、当時流行った名曲を披露してくれた。

1949年では、「悲しき口笛」(美空ひばり)、「青い山脈」(藤山一郎)、1962年では、「いつでも夢を」(橋幸夫・吉永小百合)、「赤いハンカチ」(石原裕次郎)、「下町の太陽」(倍賞千恵子)、1973年では、「神田川」「赤ちょうちん」(かぐや姫)、「あなた」(小坂明子)、1978年では、「夢一夜」(南こうせつ)、1983年では、村下孝蔵さんの「初恋」「春雨」「踊り子」等を紹介してくれた。個人的に印象に残っている曲は、「いつでも夢を」で、中学校の卒業アルバムの寄せ書きにこの言葉を書いたのをはっきりと覚えている。「神田川」「赤ちょうちん」も「あなた」も独身時代の懐かしい思い出ソングで、1983年の「初恋」も大好きな曲である。音楽を聴くだけで、当時の思い出がよみがえり、ウキウキして元気が出てくるのは、まさに音楽そのものが持っている不思議なパワーである。昭和時代は、我々世代にとって、青春そのもので、まさに時代を彩った懐かしの名曲であふれているので、これからも何度でも聴いて元気をもらいたいと感じている。 

 

「いつでも夢を」: https://www.youtube.com/watch?v=AbEHO-Db7F8

「初恋」: https://www.youtube.com/watch?v=mQfEP9KSJt8

 

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カレンダー・ガール

2023年12月02日 06時00分04秒 | 音楽

 

12月に入り、来年のカレンダーを用意する時節柄となった。今年は、毎年注文している自分の現役時代の会社のカレンダーとダイアリーがまだ届いていないので、心配して問い合わせたら、どうも手配ミスで発送が遅れているとのことで、1月以降もスケジュールが入ってきているのに、手元にカレンダーもダイアリーもなく不便にしている。カレンダーは壁装飾の一部となっているので、どうしても毎年見慣れた同じデザインのカレンダーを掛ける習慣になっている。

カレンダーというと思い出すのが、中学時代に流行っていたニール・セダカの「カレンダー・ガール」という楽曲である。英語を習い始めた頃のポップス曲であるが、意味もスペルもほとんどわからないまま、英語での歌詞を口ずさんでいたことをよく覚えている。当時のポップス曲は、今では、オールディーズと呼ばれているが、どの曲も英語等の原語の歌詞で日本に入ってきて、日本の歌手も日本語でカバーするといった感じであった。いろんな曲が流行っていて、どの曲も好きであったが、特に、女性ではコニー・フランシス、男性ではニール・セダカの曲が一番印象に残っている。

調べて見たら、カレンダー・ガールは、1960年に発売され、坂本九他複数の歌手によりカバーされたが、原語の歌詞が一番印象的であった。聴くだけで、一気に当時にタイムスリップする。未だによく聴き取れないが、下に歌詞の一部を書いてみる。最初は歌詞なしで、2回目は歌詞を見ながら聴いてみてください。英語のリスニングの勉強教材として大変役に立つと思われる。

(January)  You start the year off fine

(February)  You’re my little Valentine

(March)   I’m gonna march you down the aisle

(April)           You’re the Easter bunny  When you smile

(May)            Maybe if I ask your dad and mom

(June)           They’d let me take you to the junior prom

(July)             Like a firecracker, all aglow

(August)        When you’re on the beach you steal the show

(September)   I light the candles at your sweet sixteen

(October)       Romeo and Juliet on Halloween

(November)    I’ll give thanks that you belong to me

(December)    You’re the present ‘neath my Christmas tree

 

カレンダー・ガール: https://youtu.be/wAFso1YOmbo?si=3dD3BOc6GZpbG_SM

 

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