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浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

イスラエル軍がベイルートを空爆

2024年09月23日 06時24分45秒 | ニュース

イスラエル軍は20日、レバノンの首都・ベイルートを空爆し、親イラン武装組織ヒズボラの司令官を殺害した。また、レバノンの首都ベイルートの建物を空爆し、ヒズボラの司令官ら約10人を殺害したと発表した。これに先立ち、ヒズボラはイスラエルに対し、200発のロケット弾を発射するなど、双方の対立は激しさを増している。また、こうした中、国連の安全保障理事会は、レバノンで発生した通信機器の爆発を巡って緊急会合を開いたようであるが、解決への道は全く見えていない。

イスラエルの行動が正当なのか、イスラエルの軍事行動はプーチンと同じで非難されるべきなのか、我々には全くわからないが、ベイルートの街が攻撃され、多くの子供たちを含む犠牲者が後を絶たない現実を見るに心が痛む。ベイルートは、かっては、地中海に面した「中東の真珠」といわれるほど美しい街で、2006年6月に仕事で訪問したことがある。当時の治安は落ち着いていたが、その後すぐに戦闘に巻き込まれ、今ではとても旅行できるどころではないのが残念である。レバノンでは、仕事の合間を縫って、ベイルートに南方にあるローマの遺跡があるスールという街やバイブルという言葉の発祥の地であるビブロスの遺跡やトリポリにあるセント・ジル要塞やバールベックの世界遺産やアンジャル遺跡を訪ねる機会も得た。貴重な古代遺跡がある国なので、現状の戦禍を見るに心が痛むばかりである。



レバノン旅行アルバム: http://romanflight.web.fc2.com/Travel-Beirut2006.html

 

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深圳の事件に心が痛む

2024年09月22日 14時10分03秒 | ニュース

9月18日、中国の深圳市で深圳日本人学校に登校中の男子児童が、中国人の男に刺されて死亡するという痛ましい事件がはっせいしたが、市政府は20日、地元警察の捜査の結果、「偶発的な事件」だったと発表し、動機には言及しなかった。9月18日というのは、中国では、「国恥日」といって、柳条湖事件(瀋陽市近郊の柳条湖付近で、関東軍(日本軍)が南満洲鉄道の線路を爆破した事件)が発生した日で、単なる偶発的な事件ということはあり得ないと思われるが、日本人を狙った事件ではないと示唆することで、早急な幕引きを図ろうとする狙いが見え見えである。

深圳といえば、1996年9月に、孫文の故郷でもある中山市で行われたインターライン卓球大会に参加した際、日帰り観光で訪れたことがある。当時から、経済特区として産業が繁栄し、日本企業も進出していたと思われる。観光地ではないが、錦繡中華という中国の名所旧跡のミニチュアが並ぶテーマパークと中国民俗文化村を皆で訪れた。中山からバスで出発し、途中フェリーに乗り継いで行ったが、のどかな港町という印象であった。そんな経済特区にある日本人学校で起きた事件なので、中国といっても違和感を感じる。

中国と日本とは政治的には大変難しい関係にあり、一部の中国人は、いまだに強い反日感情を持っている人も少なくないのかも知れないが、個人的にお付き合いのあった中国人にはそんな印象はなく、中国自体についてはその歴史や大自然から興味深いものがある。しかし、今の中国共産党、特に習近平体制については、疑問を感じるので、もっと友好関係が築かれることを強く望むものである。個人的には、卓球というスポーツを通じて、経験したり、感じたりした中国を大切にしたいと思う。


写真は、錦繡中華のミニチュア村





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日本の高齢者人口は3625万人

2024年09月16日 18時31分05秒 | ニュース

9月16日に敬老の日を迎えたが、日本の人口、1億2376万人(昨年比59万人減)のうち、65歳以上の高齢者は前年より2万人増え、過去最多の3625万人となった旨のニュースが流れた。男性は1572万人、女性は2053万人ということで、女性の長寿振りがよくわかる。総人口に占める割合も、29.3%と過去最高で世界でも一番高いというから、いかに日本には高齢者が多いことがわかる。また、高齢者の就業者は、914万人(25.2%)で、仕事に就いている人全体の13.5%を占めているというから、頑張っているともいえるが、見方によっては、仕事以外に好きなことがやれていない年寄りが多いといえる。個人的には60歳から自由人となり、それ以降だけでも43カ国もの海外旅行に出かけることができたので、大変恵まれていたと振り返る。

敬老の日といっても、高齢者が多すぎる現実からすると、あまり意味がないともいえる。今の定義では、高齢者とは、65歳以上で、75歳以上は後期高齢者と呼ばれているが、65歳を超えても約25%の人は働いているので、自由人となれるのは、70歳とか75歳以上になると考えると寂しい思いである。男性の場合、健康寿命は、72.68歳なので、ほとんど自由に遊べる期間が極めて短いことは残念なことである。敬老の日だからといって、個人的には特別な出来事はないが、祝日であることもあまり歓迎するものでもない。時代は変わりつつあるので、祝日にするのであれば、国として何か年寄りにメリットあることを考えてほしいものである。年金の支給年齢も遅らせられ、今のお年寄りは、恵まれているとは言えなくなりつつあるのは残念である。日本でも40代の首相が誕生する可能性が強く、高齢者はますます居心地が悪くなりそうな予感がする。

TBSニュース(9/16): https://www.youtube.com/watch?v=kH9uZeaxAq4


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同時多発テロから23年~Out of Sight Out of Mind

2024年09月11日 19時39分20秒 | ニュース

2001年9月11日といえば、全世界を震撼させたあのアメリカでの同時多発テロが発生した悪夢の日で、あれからもう23年が過ぎた。9月11日は忘れられない日で、毎年テレビでも何らかの特集番組をやっていた印象があるが、本日は、新聞でもテレビでもほとんど取り上げられておらず、愕然とした。あの時は、テレビの中継で飛行機が貿易センタービルに突っ込むショッキングなシーンを鮮明に覚えている。同時多発テロとは一体なんであったのであったのか、また、どう教訓として総括されているのであろうか?

本日のアメリカでの話題といえば、トランプとハリス氏のテレビ討論会のニュースばかりで、同時多発テロ事件ことは、見ていたテレビのニュースでは全くお目にかからなかった。日本では、自民党の総裁選の話題ばかり。ネットでは少し取り上げられていたが、まさかと思ったが、新聞を見ても、朝刊も夕刊も、それらしき記事はゼロ。全く忘れ去られている印象で、まさに、Out of Sight, Out of Mind (去る者日々に疎し)を痛感する。テロの犠牲者関係者の間では、何らかのイベントが行われているものと思うが、アメリカも日本もマスメディアは一体どうなっているのであろうか?情けないマスメディアの実態を目の当たりにした。


P.S.
翌日に若干テロ関係のニュースがマスメディアでも紹介された。時差の関係で、12日の放送になったと思われるが、それにしても露出は少ない印象を持った。
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日本はどんな国からどの程度好かれているか?

2024年08月10日 07時24分40秒 | ニュース

ネット検索していたら、日本に対する各国からの好意度ランキングの調査結果が報じられていて、興味深く読んだ。2019年に電通が実施した「ジャパンブランド調査2019」において、各国での親日度(日本に対する好意度)のランキングが明らかになった。20の国と地域を対象として各国300人以上に日本への印象を尋ね、「とても好き」「好き」と回答した人の割合をもとにランキング化したものである。結果はアジアからの高い人気がうかがえる内容となった。結果は下記の通りであった。韓国と中国については、日本との難しい関係から、20位と15位というのは頷けるが、他のアジアの国々からはかなり好かれているようである。今となっては、12位のロシアはかなり後退していると思われる。観光で日本を訪れる外国人の数が年々増えており、日本の好感度はさらに増しているような気がする。

◆20位:韓国(「とても好き」「好き」と答えた割合:58.7%)
◆19位:ドイツ(64.0%)
◆18位:カナダ(65.0%)
◆17位:アメリカ(65.3%)
◆16位:中国(70.5%)
◆15位:イギリス(71.0%)
◆14位:フランス(73.0%)
◆13位:オーストラリア(76.0%)
◆12位:ロシア(84.3%)
◆11位:トルコ(88.0%)
◆10位:イタリア(89.3%)
◆9位:インド(90.3%)
◆8位:インドネシア(92.7%)
◆7位:シンガポール(93.7%)
◆6位:香港(95.7%)
◆4位:フィリピン(96.7%)
◆4位:マレーシア(96.7%)
◆3位:ベトナム(98.0%)
◆1位:タイ(98.3%)
◆1位:台湾(98.3%)
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カスハラとうるさい常顧客とは紙一重?

2024年06月03日 07時04分08秒 | ニュース

東京都は5月22日、顧客らから理不尽な要求を突きつけられる「カスタマーハラスメント(カスハラ)」の防止条例制定に向けた基本方針を取りまとめた。民間事業所だけでなく、役所や学校などあらゆる職場でカスハラを禁じ、防止に向けた都や顧客、事業者の責務を明示し、この方針を基に条例案を策定し、今年秋の都議会での成立を目指すという。

最近よく「カスハラ」という言葉を耳にするが、これはあくまで顧客が理不尽な要求を突きつける場合に限定していると思うが、サービス業においては、顧客からのサービス向上に資する改善提案や建設的な意見がなされることが多々あるので、その線引きが大変難しいと思われる。自分の現役時代の会社では、お客様からの苦情、要望、意見を賜る組織があり、当初は、「顧客サービス業務室」とかいっていたが、後に、「サービス推進部」さらに「お客さま相談室」とか「お客さまサポート室」とかの名称に変わっていったと記憶する。要するに、お客さまの声を大事にして、ご要望や、ご意見を聞く組織を整備し、お客さまの視点で発想、行動し、サービスの改善や向上を目指そうという趣旨である。お客さまからクレイムを受ける組織でもあるが、ネガティブではなく、前向きにポジティブのとらえ、サービスの向上に結び付けようとするものである。

よく利用してくれている常顧客の場合は、線引きが極めて微妙である。業界内の隠語で、今は、死語になっているかも知れないが、昔「UUU」という言葉があった。「うるさい、うるさい、うるさい」の頭文字を取ったものであるが、頻繁に利用してくれている「常顧客」でもあることから、サービスの内情をよく知っていて、いろいろな要望や改善提案をあげてくることも多い。お客さまの声を形にして、サービス向上を図った事例も少なくない。

個人的には、ドイツに勤務中、よく利用してくれていたあるUUUというか常顧客と親しくさせてもらっていた。フリークエント・トラベラーであるがゆえに、いろいろなサービスについて、いろいろ注文や要望や意見を述べてくるが、理不尽というより、建設的なものが多かったような気がする。本人は、過去に会社側の対応が悪かった時、土下座させたことがあるとかの武勇伝を語ることもあったが、我々には、そういう振る舞いはほとんどなかった。

昔は、機内に新聞が搭載されていて、機内で新聞が読めるという新聞サービスがあった。日本発については、最新の新聞の搭載が可能であったが、帰路便については、日本から搭載していった新聞を提供するので、どうしても2~3日遅れの古い新聞となってしまう。1985年頃、ヨーロッパで衛星版の新聞が現地で発行されるようになり、現地でも日本と同じ日付の新聞が読めるようになったが、暫くの間、欧州発便の機内では日本からの相変わらず古い日付の新聞だけがサービスされていた。親しくしていたUUUは、それに気づき、最新の新聞を搭載すべきと強い要望を本社に上げ、それに基づき、古い新聞に加え、最新の衛星版の新聞も搭載されるようになったことがある。古い新聞しか載せていないとクレイムをつけるだけなら、カスハラかも知れないが、衛星版の新聞も載せるべきと要望をあげるのは、サービスへの改善提案であるから、なんとも難しいところである。

また、1996年、成田発フランクフルト行の飛行機が離陸滑走中にトラブルを起こし、成田で乗客がシューターを使って機外に緊急脱出するという事故があり、シューターで機外に滑り降りた乗客の何人かが降りた時に尻もちをついて怪我をするという出来事が発生した。当時、緊急脱出のデモ用ビデオでは、シューターの下で客室乗務員が待機していて、尻もちをつかないように補助していたのである。ところが、安全規程に従い、乗務員は最後に降りなければならないので、 現実には、シューターの下には誰もいないのである。下に乗務員が待機して補助してくれると思って、思い切って滑り降りたが、誰もおらず尻もちをついて怪我をしてしまったわけである。その場にいた彼は、機内の安全ビデオの内容がおかしいとクレイムを付けたが、これがきっかけで、緊急脱出規定が変更され、機内のデモビデオも変更(下での補助要員が客室乗務員から一般の乗客に変更)されたのである。理不尽な要求だけに終始する「カスハラ」ついては、対策が必要かも知れないが、クレイムはネガティブな処理だけととらえず、前向きにポジティブな形で対応していくことも必要ではないかと感じる。

読売新聞オンライン(5/22): https://www.yomiuri.co.jp/news/national/20240522-OYT1T50156/

東洋経済ONLINE(5/24): https://toyokeizai.net/articles/-/755957



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ニューカレドニアで暴動発生

2024年05月21日 08時13分58秒 | ニュース

南太平洋のフランス領ニューカレドニアにおいて、仏系住民の地方選挙権拡大に反発する独立派の先住民カナク人を中心とした抗議活動が暴動に発展し、マクロン大統領は15日、非常事態を宣言した旨のニュースが流れた。13日から銃撃や略奪が始まり、4人が死亡、200人以上が逮捕されるという大騒動に発展しているが、ここにきて、この独立派の抗議行動をアゼルバイジャンが煽ったとして、仏政府が非難する事態となっている。政治情勢が複雑だが、フランスとアゼルバイジャンの対立が激化しているという。係争地ナゴルノカラバフを巡って対立するアルメニアをフランスが支援しているとして、アゼルバイジャンが以前から敵意を抱いていることが背景にあるとみられる。ニューカレドニアのニッケル埋蔵量は世界トップクラスといわれ、そんな利権も関係しているかも知れない。

ニューカレドニアといえば、「天国に一番近い島」といわれるほど世界中の観光客を魅了するほどの観光資源があるので、暴動騒動など全く想像しがたい感があるが、複雑な政治問題があるなんて全く知らなかった。ニューカレドニアといっても首都ヌメアだけだが、2014年2月に4泊5日で観光旅行で訪れたことがある。観光とゴルフを楽しんだが、フランス領だけに、美味しいパンやフランス料理に舌鼓を打った。のんびりとした南国の雰囲気で、暴動など想像すらできなかったので、わからないものである。

また、今回の暴動騒動でわかったことだが、フランスとアゼルバイジャンがアルメニアをめぐって対立関係にあるようで、そんな政治情勢があることもよく知らなかった。アゼルバイジャンを旅行したのは、2013年5月なので、もう11年も前のことだが、首都バクーと世界遺産のあるコブスタンを訪問した。バクーは、ヨーロッパ音楽祭が開かれるほど西欧的であると思っていたが、旧市街の歴史的史跡とは別に、当時、奇抜な高層ビルが建設中で、石油で得た巨万の富を使っての金満国家の街といった印象が強かった。夜は、高層ビルが電飾され、巨大スクリーンとなるという非日常の光景を目にして驚いたものである。アゼルバイジャンに旅行したことのある人は少ないと思うが、どんな国かアルバムで覗いてみてください。

時事ドットコムニュース(5/19):

ニューカレドニア旅行アルバム(2014年):

アゼルバイジャン旅行アルバム(2013年):

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台湾東部の花蓮付近で震度6強の大地震

2024年04月04日 06時52分13秒 | ニュース

 

3日午前、台湾東部の花蓮県で震度6強の大地震が発生し、今までに9人が死亡し、1000人以上がけがをしたと発表されているが、テレビで現地の映像を見ている限り、大きな建物が傾いたり、倒壊したりするシーンが多く映し出されており、今後、もっと犠牲者が出ることが予想される。日本でも、沖縄の離島で津波が押し寄せる等のニュースも流れていた。マグニチュードは7.7で震源地に近い台湾東部の花蓮の街の様子が紹介されていたが、花蓮は、風光明媚な観光地で、多くの観光客が訪れるので、観光客の犠牲者も心配される。

花蓮には、太魯閣という有名な渓谷があり、国立公園にも指定されており、個人的にも1973年11月に訪れたことがあるが、国立公園の被害状況も心配される。当時、台北から花蓮までバスが走っていたが、過去には時々、バスが崖から転落するという事故も時々発生していたので、バスは避けた記憶がある。自分の場合は、遠東航空(現在運航停止中)を利用して、台北から花蓮に入ったが、遠東航空といえば、1981年に大きな航空事故を起こし、当時作家で有名だった向田邦子さんが犠牲になったことでも有名である。1月1日の能登半島大地震からまだ3ヵ月しか経っていないが、地震はいつ、どこで発生するか分からないし、大地震は必ず起こるものとして備えが必要である。その意味で、地震大国の日本の原子力政策には大きな疑問がある。個人的に台湾は最初に行った外国であり、その後も何回か訪問している。大好きなテレサ・テンの母国でもあり、人一倍親しみを感じている。台湾自体、大変親日な国なので、日本政府も出来る限りの支援を行ってほしいものである。

 

NHKニュース(4/4): https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240404/k10014412001000.html

 

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元旦に大地震、2日に飛行機事故~2024年は不吉なスタート

2024年01月02日 22時52分48秒 | ニュース

 

お正月元旦に能登地方で震度7の大地震が発生し、お正月気分が吹っ飛んだ。能登半島を震源とするが、広範囲にわたり、東京でもかなりの揺れを感じた。東日本大震災でも最大震度7であったので、その規模の大きさは尋常ではない。それにすぐに日本海側の広範囲で津波が発生し、大津波警報まで発令され、東日本大震災の悪夢がよぎった。時間が経つと様々な被害も報告され、輪島で大規模な火災が発生している様子がライブで報道され、地震の被害を実感した。大きな余震も頻発しており、現地の人々の不安は想像を絶するものがある。震源地周辺には、志賀原発という原子炉があるとのことで怖くなった。日本は地震大国だから、原発なんか推進するととんでもないことが起こる恐れがある。地震が起こるたびに、びくびくするので、原発推進の政府方針も是非見直してもらいたいところである。地震のニュースに胸を痛めていた最中、2日に飛行機事故が羽田空港で発生するという惨事が起きた。着陸した飛行機とタクシング中の海上保安庁の飛行機が衝突したようである。乗客は、緊急脱出して全員無事であったようであるが、保安庁の乗員5人は、脱出し重症を負った機長を除き全員犠牲になったとのことである。北陸へ救援物資を運ぶ予定であったというから、何とも言えない思いである。

「天災は忘れた頃にやってくる」とよく言われるが、まさに青天のへきれきでそれも新年のスタートからとは。。。お正月の浮かれ気分も一気に吹っ飛んだ感じである。親鸞聖人が出家する得度式の際に詠んだ「明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」という無常を謳った句も思い出される。まさに明日何が起こるかわからない世の中である。早く復旧することを祈るばかりであるが、2024年の嫌な前途を暗示するものである。嘘と闇と泥まみれの大阪万博が税金を食い潰すだけで、2024年も破滅に向ってまっしぐらであることも不吉な予感で、下記のデモクラシータイムスを見るだけでもよくわかる。汚染土壌の上にパビリオンを建てて、世界中から人を呼ぶなんて、安全上あり得ないあたりを中国から正当に指摘される前に、岸田政権も大阪維新もメンツを捨てて早く中止を決定すべきである。安倍派の裏金疑惑の全容も解明されつつあり、自民党・岸田政権の裏金国家は2024年に破綻することは間違いなさそうである。

 

デモクラシータイムス(1/2): https://www.youtube.com/watch?v=gpUPhhXPYkk

 

 

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キリスト生誕地・ベツレヘムでクリスマスミサ

2023年12月25日 22時45分57秒 | ニュース

 

12月25日は、クリスマスの日でイエス・キリストの誕生を祝う日であるが、実際は誕生した日ではないようである。Christmasとは「Christ-mas」、「キリスト」の「ミサ」── キリストを礼拝するという意味だという。今年は月曜日だったので、多くの人はクリスマス・イブの24日(日曜)にお祝いイベントを行ったのではないかと思う。我が家でも、クリスマスケーキもチキンも24日にいただいた。

日本では、政界は嵐が吹いているものの、一般的には平和で平穏なクリスマスを迎えているのではないかと思うが、ニュースによるとキリストの生誕地、ベツレヘムでは、多くの教会でクリスマスミサが催されたが、ガザ地区でのイスラエル軍とイスラム組織ハマスとの戦闘を受け、クリスマスツリーの展示などの多くのイベントが中止されたという。パレスチナ人は9割以上がイスラム教徒だが、約1割のキリスト教徒がいて、例年、クリスマスイブは各地のキリスト教徒がベツレヘム集まり、イエスの誕生を祝ってきたというが、今年は、ガザ地区で多くの人が殺害されていることから、宗教行事以外のイベントはすべて中止されたという。

ベツレヘムという名前は、キリストの生誕地としてキリスト教徒でもない自分でもよく耳にしていたので、一度は訪れてみたいと思っていたが、それが実現したのは、2014年4月1日で、エルサレムからバスでベツツレヘムに日帰り旅行した。バスの車中で、簡単なパスポートチェックがあっただけで、特に大きな問題はなかったが、路線バスなので、思った以上にバスの乗降に苦労した。ベツレヘムでは、キリストが生まれたた場所に建てられた聖誕教会が目玉で、生まれた場所は、教会の地下洞窟にあり、銀で星の形がはめ込まれた祭壇となっていた。教会内部には、数多くのランプがつり下げられていたのが印象的であった。エルサレムからはそんなに離れていないのに、今は、パレスチナ自治区に属しており、街の風景もイスラム教徒の街という印象であった。

テレビでも、聖誕教会で「平和への祈り」を捧げるミサの模様が放映されたが、懐かしいとともに今の厳しい状況に心が痛む思いであった。エルサレムはキリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地として、死ぬ前に一度は訪れたい魅力ある街なのに、今や訪れることもままならないのは残念である。特に、エルサレムに行ったことがなければ、イエス・キリストやキリスト教や教会について語る資格はないともいえる。早く、イスラエルとハマスの戦争は終結してほしいものである。

 

写真は、イエス・キリストが聖誕した場所

 

毎日新聞ニュース(12/25): https://mainichi.jp/articles/20231225/k00/00m/030/010000c

ANNニュース(12/24): https://www.youtube.com/watch?v=gN5J4fSr5lM

 

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