花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

カメラ散歩 吉田の花巡り 2022/03/15(鹿児島)

2022-03-15 18:02:39 | 
3月15日(火)春を飛び越えたような上天気、近場の花を楽しみました。

鹿児島市本城町(吉田)宇都谷 入口の白木蓮 以下の画像は3月15日に撮影


ここ数日気温が急上昇し、15日の鹿児島市は最高気温が25.5度の夏日。明け方わずかに雨が降り、最低気温は18.7度で3月とは思えない暖かさです。

宇都谷入口の北東側 道沿いの山桜と緋寒桜


この時間帯はまだ薄曇りで、花色がスッキリとせず少し残念。

緋寒桜 色濃い花が下向きに咲く


山桜 花とともに若葉も開く


キランソウ シソ科の植物


苔むしたコンクリート壁の隙間に根を伸ばし、花を咲かせていました。別名は地獄の釜蓋とも言われ、薬草のようです。

鹿児島市西佐多町(吉田)前宗 散り始めた岩ツツジ(ハヤトミツバツツジ)


前宗の岩ツツジ 倒木被害で今年は開花せず


倒木で太い幹が曲がり今年は開花していませんが、新芽は多く出ていました。孟宗竹との対比が美しく、来年は咲いてほしいものです。

前宗の馬頭観音様 今も大事にされ季節の花が飾られています


民家入口の岩ツツジ


鹿児島県北部の山中に多い自生のツツジで、この時期には山間部の民家庭先で紫色の花が目立ちます。

早春の色鮮やかな花が好まれて、自生のものは殆どが採り尽くされています。住宅団地の増加期には市中にも出回り始め、2m程度の庭木仕立てのものは、3万円以上の値が付きました。

特に大きなものは広い庭園用に10~30万円ほどで業者が買い取ると言われるものでした。今思えば本当に景気の良い時代でした。

今や住宅新築時に日本庭園まで整備する人は少なくなりました。庭園を造る発想がなく、庭先は車が2台止められるだけで十分とする人が殆どのようです。

色鮮やかな椿 岩根絞


こちらも派手な色合いが好まれ成長が遅いこともあり、1m以下のものでも1万円以上しました。現在はいずれも当時ほどの値段はしません。

ここ数日の急激な気温上昇で開花遅れの花が一斉に咲き、散るのも早そうな気がします。車で20分程度の近場で美しい花を楽しめてありがたいことです。
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寒かった冬が過ぎ 雨待ちの春 2022/03/13(鹿児島)

2022-03-13 17:22:11 | 天気の話題
3月13日(日)曇り空で気温は高めですが、雨は期待外れのようです。

鹿児島の郷土文芸 さつま狂句 3月13日朝 MBC放送


地元テレビ局、南日本放送(MBC)が日曜の朝6時過ぎに放送している「さつま狂句」です。この句の作者は疋田花枝さん、イラストは清水美希さんです。

さつま狂句は、鹿児島語(鹿児島の方言)を使った川柳のようなもので、他のテレビ局、新聞投稿などでも多く発表されています。

平然しっ 何度も並るっ 特売日 (しれっしっ なんどもなるっ とっばいび)・・・ 平然と 何度も並ぶ 特売日

選者の平澤泰山さんの唱は・・・一度や二度じゃ落て着かん(おてつかん)じゃろ(一度や二度では満足しない、気が済まないのだろう)

最近はあまり聞かれなくなった鹿児島語が耳に心地良く響きます。ユーモアを感じる句が多く、世相風刺、人情味など様々な事柄が詠まれています。

3月13日朝のNHKニュース ロシアのウクライナ侵攻 停戦の見通し立たず


ロシア軍の攻撃は民間施設にも広がり多くの犠牲者が出ています。爆撃で破壊された建物や避難民の様子などを見ると胸が痛みます。

長期独裁者の狂気を止める手立てはないものでしょうか。影響力の大きな中国が、仲介者としての役割を果たす好機だと思いますが・・・。

今朝も気になる週間天気予報 3月13日朝 NHKの気象情報


数日前まで週末は雨予報でしたが、鹿児島では降りそうな気配はなく、次の雨は18日(金)になっています。

昨年の12月から最近までの平均気温 観測地点は鹿児島


気象庁のホームページから観測データをダウンロードしてグラフ化しました。簡単な頭の体操になるのでエクセルを使って時々やっています。

それでも肝心のデータ保存段階で警告表示に気付きながら操作を間違えて、作ったグラフが消失。ダウンロードデータが残っていたので、短時間で作り直すことができました。

2021/03/01 岩ツツジ




こちらも日付表示が少し違うだけで同じグラフです。茶色の湾曲線が平年値で、平年を下回る日が多いことが判ります。

昨年冬のデータも読み込んでグラフ化してみました。



2020年の冬は一時的にかなり寒い日があり、平地でも数回雪が積もりました。後半では全般に平年よりも気温が高めで推移しました。

2021/02/18 雪景色


昨年の冬と比較した表


平年値との比較ではなく、2020年の冬と2021年冬の観測値を旬別に比較した表です。

日照時間が短く、降水量が少なくなっています。鹿児島市街地での積雪はなかったものの、気温は全般に前の冬よりも低めで、梅や河津桜の開花が例年よりも10日程度遅くなりました。

3月になっても少雨傾向が続く 


気温は3月上旬も平年より低めで、少雨傾向が続いています。例年では畑に多く伸び出す雑草が、今年はまだ少ない状態です。

2022/02/14 日置市吹上町 下田尻自治会の伊豆の踊子


畑の土が乾燥してエンドウ豆、ソラマメの成長が停滞し、唐芋(サツマイモ)苗床への種芋伏せ込みが遅れています。

春の嵐のような大雨や強風も困りますが、適度な雨で野山を潤してほしいものです。春に3日の晴れなしと言われるほど、この時期は周期的に雨が降りやすいものです。
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雨の少ない春 唐芋苗床を準備 2022/03/09(鹿児島)

2022-03-11 15:50:36 | 野菜作り
3月9日(水)好天に恵まれ、唐芋(サツマイモ)苗床準備のため日置へ出かけました。

3月9日 朝のNHKニュース


ロシアのウクライナ侵攻は民間施設にも攻撃が続き、多くの犠牲者が出ています。停戦交渉は進展がなく、テレビ報道の爆撃で壊された建物や避難民の姿には胸が痛みます。

吹上浜日置海岸 以下の画像は3月9日に撮影


3月9日、鹿児島市では朝方少し冷えて最低気温は5.4度、日中の最高気温は19.3度と、寒暖差の大きな一日でした。

穏やかな晴天で浜には釣り人の姿がありましたが、皆さん待機中で手持無沙汰の様子。右上の小高い砂山に上がってみました。

北側の風景 海鳥を見かけず小魚の湧く様子も全くない


日置市江口浜から、いちき串木野市方面です。神之川河口付近まで点々と釣人の姿が見えました。昭和40年代半ばまで、この場所に地引網の網小屋がありました。

南側の風景 月齢6.4 小潮の満潮時


見晴らしが悪く南さつま市辺りは霞んで、野間岳は見えません。大川付近では特に釣人が多く、時々釣人が集まる様子も見えました。

ここから海の様子を眺める釣人に話し掛けると、数日来小魚を見かけず今季のブリは終わったのではないかと、半ばあきらめた感じでした。

画面外すぐ左手の住宅は持ち主が交代したようで、足場が組まれ外壁などの改修工事が数人がかりで進んでいました。

白木蓮が咲いていた 短命の美しい花


例年より半月ほども開花が遅れたようです。白い花はきれいですが、数日もせず色あせて散るのも早い花です。

沈丁花


こちらもまだ散らず満開でした。雨が降らず朝はまだ冷えるので花が長持ちしているのでしょうか。

ジャガイモの畝は全く変化なし


2月28日に植付けてから3月9日までの雨量は、鹿児島市でわずか12ミリ。まとまった雨が降れば、今月下旬までには発芽することでしょう。

唐芋苗床予定地を耕す


今年は白系芋と紅はるか、紅さつまの3種類を育苗予定、苗床の場所をジャガイモ栽培地の北側に決めました。

昨年より元肥は少なめで鶏糞肥料5㎏程度。すぐに種芋の伏せ込みができるように、予定範囲をメジャーで測り1mごとに3区画を設定しました。

苗床の保温用に被せるビニルと半円形支柱が古くなったので、今年は新たに買うことにしました。新品で気分を一新して、唐芋作りを楽しもうと思います。

エンドウ豆に水を掛けておく


昨年の今頃はすでに花が咲いていました。今年は発芽不良に加え、低温と雨不足で成長が悪く収穫は期待薄。露地栽培は、お天道様に任せるしかありません。

今季はミカンの落果が早い サワーポメロのようなミカン


枝先に3個も着果したまま実が肥大したところもあり、着果個数が多く木に負担をかけていました。自然に一枝1個になるだろうと考えていたのが間違いでした。

枝が折れないよう、木の勢いを守ろうとするかのように落果した感じです。まだ10個程度は残っています。雨が降ってくれると肥料も効いてくることでしょう。
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加治木 精矛神社と日木山川 2022/03/08(鹿児島)

2022-03-10 20:35:57 | 史跡巡り
3月8日(火)暖かい日差しに恵まれ、姶良市加治木町の精矛(くわしほこ)神社と日木山川(黒川)菜の花ロードを歩きました。

NHK大河ドラマ 西郷どんロケ地 以下の画像は3月8日に撮影


精矛神社の御祭神は精矛厳健雄命(くわしほこいつたけをのみこと)島津義弘公です。

加治木太鼓踊りの撮影で何度か訪れました。大河ドラマロケを契機に整備が進み、駐車場が広くなり新しいトイレができていました。

境内には各種桜が咲き誇っていた


早咲きの桜では河津桜、伊豆の踊子、緋寒桜、大島桜などが知られていますが、それらとは違うようです。

精矛神社内の御稲荷様 渋谷稲荷参道


案内板には平成元年に島津義弘公没後400年を期に、東京渋谷の玉里島津家から御遷座とありました。

河津桜のようです 若葉が出ていました


雄しべの長い桜 シナミザクラでしょうか?


日木山(ひきやま)川沿い 菜の花ロード


精矛神社からJR日豊本線の踏切を過ぎてすぐの小さな橋へ右折、日木山川(黒川)沿いの道に菜の花が一杯植えられていました。

鹿児島県 かごしま景観大賞


所々に河津桜があり菜の花との対比が美しい


2月中旬頃から見頃が続いているようで、ネットにも多くの話題が出ています。河津桜はピークを過ぎていますが、今月中旬頃までは楽しめそうです。

子供連れで散策する人、ウォーキング、撮影の人などあちこちで見かけました。時々車が通るので注意が必要です。

河口は黒川岬 展望所、トイレが整備されているが一部で道が狭い


画面外右手は加治木港と一体の海岸部で、引潮時の河口に水鳥が数羽いました。あいにくと見晴らしが悪く、桜島は霞んでいます。

今や春は黄砂よりも、中国大陸からの大気汚染物質PM2.5が流れ込む季節です。年明け後も少雨傾向が続いていますが、野山が潤えば緑が勢いを取り戻し、一気に春らしくなりそうです。
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ウクライナに平和は訪れるのか 2022/03/07(鹿児島)

2022-03-07 18:51:30 | 日記
ロシアのウクライナ侵攻が止まらず、テレビから伝わる情報に胸が痛みます。

2月下旬からのテレビ報道を一部以下に引用し、事態の展開を振り返り、穏やかな日々が一日も早く訪れることを願うものです。

2月22日(火) NHK 朝のニュース


北京での冬のオリンピック(2/4~2/20)閉会を待っていたように、ロシアがウクライナの一部を独立国家として一方的に承認しました。

中国との事前調整を経て、NATOを中心とする欧米勢力の軍事介入はないと確信した上での行動でしょう。

ロシア側はウクライナへの軍事作戦は短期間で目的を達成し、パラリンピック開催日までには目途がつくと見込んでいたのかも知れません。

2月25日(金) テレビ朝日 グッドモーニング


ロシア軍はウクライナへの軍事侵攻を多方面から開始し、首都キエフを目指す動きも報道されました。驚くべきことに重大な事故を引き起こしたチェルノブイリ原発も占拠しました。

原発を人質に取るようなやり方に国外から驚きと非難の声が上がり、アメリカはプーチン大統領は侵略者だと強く非難しました。

2月26日(土) 日本テレビ スッキリ


ウクライナの大統領は欧米諸国に助けを求め、緊急のEEC加盟を申請する動きもありましたが認められませんでした。

アジアに置き換えると中国の台湾進攻や尖閣諸島占拠、ロシアの北海道侵攻を連想させるような事態です。

燃料気化爆弾やクラスター爆弾の使用が疑われる攻撃が見られ、テレビ塔、集合住宅などの軍事施設以外も攻撃しています。軍事作戦が長引けば攻撃は無差別広範囲に及ぶことでしょう。

2月27日(日) NHK 朝のニュース


ベルリンの壁崩壊からソビエト連邦の崩壊も経験しているプーチン大統領には、NATO勢力の拡大が恐怖なのでしょう。

いつかは取り戻すという気持ちが常にあり、実質的なロシアのトップに長年君臨してきました。その思いを果たすにはこの機会を逃さないとする偏執的な思いがあふれ出したように思えます。

3月5日(金) NHK 朝のニュース


3月5日(金) NHK 朝のニュース


今回も思い知らされ、がっかりしたのは国連の無力さです。第二次世界大戦の戦勝国が都合良く作った組織で、安保理事会では常任理事国のロシアに拒否権があり、今回のような事態では全く機能を果たしません。

衰退傾向のアメリカに代わり台頭している中国にとって、ロシアが世界から孤立するのは好都合。適当にロシアをなだめながら、自分たちが悪者と同一視されないよう注意して、虎視眈々と世界覇権を目指すことでしょう。

日本は非核3原則で自分を縛っているような今の状況を考え直す好機です。中国が侵攻してきたとき、アメリカが自国民の血を流して太平洋のかなたにある旧敵国の日本を助けてくれるとは思えません。

アメリカの軍事力の傘に入りうまく経済成長を成し遂げた日本ですが、バブル崩壊後には失われた10年、あるいは20年とも言われました。真剣に自らの国を守ることを考えるときです。

以下は3月7日(月) NHK  朝のニュース


1991年にソ連から独立したウクライナは、旧ソ連構成国の中でロシアに次ぐ2番目に大きな人口、4159万人(※2021年の統計)を抱え、国土面積が日本の約1.6倍の60万3700平方キロメートルです。

国旗の2色の意味は、青色が空、黄色が小麦畑とされます。すでに150万人以上が国外避難と報道され、今後も避難者が増えて難民対策は近隣諸国に大きな負担となります。

日本テレビ スッキリ


ロシア国内では情報統制が厳しくなり、外国の報道機関ではロシア国内での活動を一時停止するところも出ています。

今やネット社会で、ロシア側に都合の悪い情報はとことん消し去りたいのでしょう。都合の悪いテレビ番組を遮断する中国と同様なやり方です。報道の自由が許されない社会は恐ろしいことになります。

第二次大戦中の日本でも同様に、敵は鬼畜米英、日本は連戦連勝との大本営発表一色でした。主要都市を空襲で焼き尽くされても戦いを続けようとしていましたが、原爆を2回も投下され、ようやく終戦となりました。

テレビ朝日 モーニングショー


今回は厳しい経済制裁と言われますが、即効性はなさそうです。資源大国であるロシアは中国を経由して経済活動を維持するのではないでしょうか。少しずつ弱っていくロシアを横目にほくそ笑むのは中国でしょう。

日本テレビ スッキリ


日本テレビ スッキリ


ロシアが想定したよりも軍事作戦には手間取っていますが、原発を押さえられているため電源供給が滞るとウクライナは停戦に応じざるを得なくなりそうです。

民間人を組織してロシア軍に対抗しようとしても、さらに犠牲者が増えるだけです。核兵器使用をためらわない冷酷非道なプーチン大統領の前には誰も手が出せない状況です。

アメリカのバイデン大統領はアフガニスタンからの撤退に失敗し、足元を見透かされていますが、第三次世界大戦を引き起こしそうな状況下ではぐっと我慢せざるを得ません。

犠牲者を少しでも減らすため、停戦に応じる方向で動いた方が良いでしょう。日本でも一億玉砕を叫んだ人たちがいましたが、狂気の沙汰です。

再びソ連に引き戻されるのは嫌でしょうが、遠からず経済制裁などによりロシアが崩壊すれば、ウクライナ再興の機会が訪れることでしょう。何十年かかっても、その時を待った方が良いと思います。

テレビ朝日 グッドモーニング 3月6日東京マラソン


鹿児島マラソンは中止になりましたが、2万人近くが走る東京マラソンは開催されていて驚きました。

欧米諸国で大勢のコロナ感染者が発生する中でも、感染ピーク時よりも減ったとして、規制を解除したのと似たようなものでしょうか。3月6日東京都の新規感染者数は9,289人でした。

最近では聞きませんが、戦後何年という表現がありました。世界中に騒乱が続く中で、戦後という表現をするのは日本だけだとも言われました。先々、令和の時代が戦前と言われることがないよう願うばかりです。
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藤川天神 臥竜梅が見頃に 2022/03/03(鹿児島)

2022-03-05 15:35:36 | 
3月3日(木)暖かい日差しに臥竜梅が5~7分咲き、多くの人が訪れていました。

藤川天神 西郷さんの愛犬ツンに迎えられる 以下の画像は3月3日に撮影


入来麓で城跡を巡り、薩摩川内市東郷町の藤川天神(菅原神社)着は12時半過ぎ。天候に恵まれて人出が多く、梅の木の下で弁当を広げる人たちもいました。

臥竜梅が見頃 例年より10日ほど遅く開花


花芽がシカに食われる被害が出ていましたが、シカの進入を防ぐ「猪(しし)ふまず」が効果を発揮していると、南日本新聞記事にありました。

地面から少し浮かしたネットに、イノシシ(猪)やシカの二股のひづめが引っ掛かるのを嫌がって、寄り付かなくなる仕組みとのこと。

出店が賑わう 昼時で訪れる人が多かった


出店が殆どなく寂しかった昨年よりも店が増え、金物屋さんも出店。いつも通りに梅が枝餅が人気で数人が並んでいました。

紅梅が鮮やか 手前は臥竜梅


平日ながら昼時で駐車場の入りは7割ほど、梅が見頃の休日は県道が渋滞するほど多くの人が訪れます。

開花中の雪の日に写したいものですが、3月の雪は珍しく、峠道では通行止めやチェーン規制がありまだ実現していません。

社殿前の緋寒桜が残っていた


例年では臥竜梅が見頃の時期には大半が散っています。今季は鹿児島市街地での積雪はなかったものの、低温少雨傾向が続き花が残っているようです。

参道南側 紅白の梅


臥竜梅で知られる藤川天神ですが、一般の紅梅、白梅の他に社殿の南側には河津桜もありました。

社殿南側から見た風景


白梅 元気に伸びた枝先


北側では色濃い紅梅


参道南側の臥竜梅


時々薄雲が広がる時間帯もありましたが、今年もきれいな梅を見ることができました。藤川天神は鹿児島には数少ない梅の名所で、県内では最も遅咲きです。

今週末はさらに多くの人でにぎわうことでしょう。寒の戻りもあるでしょうが、いよいよ春本番です。
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清色城跡 入来麓を巡る 2022/03/03(鹿児島)

2022-03-04 17:45:56 | 史跡巡り
3月3日(木)薩摩川内市入来町の清色(きよしき)城跡に立ち寄りました。

清色城跡に建つ入来(いりき)小学校 以下の画像は3月3日に撮影


夏場は水路に咲く蓮と睡蓮の撮影で立ち寄っています。生徒数120名ほど、お城のような白壁と瓦屋根の美しい小学校です。

石垣に沿って城跡の山手へ向かう


東郷町の藤川天神に向かう道すがら、カーラジオで入来麓の旧増田家住宅に雛飾りが展示されていることを知り立ち寄りました。

城跡の山へ 標高約98mの山 本丸城跡まで300mほど


シラス崖の切通を上がっていく 上の方から振り返る


案内表示に従って歩く


城跡は急な坂道もあり、整備作業地区には立ち入ることができません。まだ春先のためか人が訪れた形跡がなく、坂道は簡易な木製階段、土嚢で足元に注意が必要です。

虎ロープも張ってありますが、途中で支える杭が抜けているところもあります。ロープに頼り過ぎても危ない感じで、一般的な観光地の城跡とは違って、散策ではなくちょっとした山歩きになります。

やや急な坂道 タバコは吸わず、雨の日は入山を控えましょう


本丸跡 落葉に木漏れ日が差し込んで美しい


石の祠が残る


ここは段差が大きく引き返す


夏はマムシ、ハチなどの危険性もあり一般的にはおススメしません。石の祠以外には城跡らしいものが見当たらず、探検好きな方には物足りないかも。

東側風景 入来小学校 奥には愛宕山パラグライダー基地


旧増田家住宅 入来麓(ふもと) 梅は散っていた


眼科医であった増田さんの住宅が移築されています。コロナ禍で訪れる人は殆どなく、管理人の方が庭掃除の手を止めて案内してくださいました。

昭和の頃の世間話などにもお付き合いいただき、ありがとうございました。機会を見てまた訪れたいものです。

雛飾り 5組飾られていた


着物に着飾った女の子たちが、持ち寄ったお菓子を交換して楽しむ、ひな祭りの伝統行事「かえんそや」もコロナ禍のため今年は中止とのこと。

「かえんそや」・・・鹿児島語(鹿児島の方言)で、交換しましょうと言う意味です。

川沿いの梅


珍しいウサギさんの置物を発見


入来麓には丸石の石垣が美しい街並みが今も残っています。こちらは平坦地で駐車場、案内所も整備されていますので、ゆっくり散策を楽しめます。
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ブリ釣りに沸き立つ 吹上浜 2022/02/28(鹿児島)

2022-03-01 18:16:25 | 吹上浜
2月28日(月)の吹上浜は次々にブリがヒット、釣人を夢中にさせました。

10時23分 吹上浜日置海岸 以下の画像は2月28日に撮影


風もなく海は穏やか、釣人は砂山で待機中。潮はかなり下げており、雲は北へゆっくり流れています。午前の部は終わりと言ってK君は帰って行きました。

2月28日は中潮、吹上浜日置海岸に近い戸崎の満潮は6時47分(235cm)と17時56分(220cm)、干潮は12時42分(132cm)でした。

朝は冷え込んでアメダス東市来観測点の最低気温は0.2度、日中は日差しに恵まれ最高気温は16.7度でした。

15時27分 手元近くまで引き寄せたが


畑でジャガイモの植付と果樹への施肥を終えて浜に出ました。上げ潮時で多くの釣人がいる中、すぐ近くで竿が曲がっていました。

ブリがヒットしたようで、魚と我慢比べをしながら少しずつ引き寄せるところでした。釣り仲間が加勢にやって来ましたが、直後に魚が外れてしまい残念。

15時35分 浜を動き回るSさん


今季はブリを3本上げているSさん、ブリ料理に飽きたのか、もらう人がなければリリースしようかなどと余裕の姿。南の方では釣人の竿が曲がっていますよ。

15時36分 常連さんがブリを上げた


15時38分 丁寧に針を外す


完全に飲み込まれたルアーを丁寧に外していきます。2カ所の針がしっかり食い込んで手間取っていましたが・・・近くにはもう1匹ブリが・・・短時間のうちに2匹目ゲットでした。

15時48分 SさんとK君 ブリはどこにいるんだろうか


見ている間にナブラが立つことはなく、少数のブリが泳ぎ回っているような感じでしたが、この後大きな海面変化が現れます。

15時55分 釣った魚をぶら下げて次のポイント探し


月曜日で釣り人は殆どが地元の常連さん。元気なシニア層の釣人たちですが、20代前半と思われる若い釣人も見かけました。

16時12分 突如すぐ北側に魚が湧いた


この時は魚が少なかったのかすぐに海面変化は消えました。16時17分には300mほど南側に大きなナブラが出現。釣人が駆け寄る姿が見えましたが、数分もせず海面の変化は消えていました。

魚はどこへ行ったのかとSさんと話すうちに、同じ魚群が移動したのか北側の浜の丸付近の海面が広く沸き立ちました。

16時21分 北側に大きなナブラが出た


やはり若者は動作が機敏です。すぐに駆け寄り仕掛けを投げ込み、2人にヒットしたようです。遠目にも長いこと竿が曲がり続けているのが見えました。

高齢者で魚群を追いかけ回した挙句に心臓発作を起こし、周囲の人に助けられ危うく命を取り留めた人がいます。魚に釣られるというようなことが現実にありますので、無理は禁物です。

6時30分 打ち上げられたカタクチイワシを拾い集める人


ここでは釣り始めてすぐにブリがヒットした幸運な釣人がいました。釣慣れているようで幅広の巻物のようなメジャーで測ると92cmとのこと。

頑張って釣っていても一度もヒットのない人、仕掛けを切られた人、かかっても釣外した人もいる中で幸運なことです。常連さんは晩のおかずに新鮮なカタクチイワシを集めていました。

風弱く日差し一杯で気温が上がり、夕方満潮の好条件も重なりました。魚が沸き立つたびに走り寄る釣人と同様に、写していても夢中になる時間でした。釣人の皆さんと恵比須さんに、ありがとう。
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春が来た ジャガイモの植付 2022/02/28(鹿児島)

2022-03-01 15:57:05 | 野菜作り
2月28日(月)春の日差しに恵まれ、ジャガイモを植え付けました。

2月28日 朝のNHKニュース


ウクライナ侵攻が思惑通りに進まず、ロシアは核戦力の行使をちらつかせ欧米諸国までも威嚇しています。多くの市民が隣国に逃れ、子供たちの命も失われる惨状に心が痛みます。

NHK 朝の気象情報


今日は穏やかな晴となり、明日は雨予報です。このところの寒さが緩んで春になりました。

犬迫小学校の南側 道沿いの白梅 以下の画像は2月28日に撮影


朝日に照らされる梅が見事で、小川沿いの田圃などを30分ほど写しました。霜がとけて水蒸気が立ち昇り、耕耘機での田起こし作業が進んでいました。

実家庭先の沈丁花が花盛り 白木蓮はまだ咲かず


Hさん宅の河津桜が見頃


2月下旬に寒い日が続き、昨年よりも開花が遅くなりました。夕方にかけて、ブリが釣れた様子は次のブログに掲載します。

切り分けた種芋 3kgを切り分けて52個の種芋を準備


店頭に在庫が少ないときに買ったので、全体に芋が大きめです。2月21日に大部分の種芋を2~3個に切り分けました。

ナス型の長めの芋は先端部を頂点にして長め方向に切ると、断面積が大きくなります。断面が腐りそうで、後からは短め方向に切りました。

まずは畝を整える 今年もメークィン


今年は畝幅30cm、畝と畝の間を50cmとしました。昨年は畝の間が狭すぎて土寄せ作業がしにくかったので広めに確保しました。

種芋の間隔 基本は30cm


種芋の端と端の間隔を30cmで準備していましたが、個数が予定より4個ほど多くなり、一部では25cm程度にしました。

2月14日に耕す際に鶏糞堆肥を10Kg程度入れましたが、今日は種芋の間に鶏糞堆肥を少し置いて、芋専用肥料をパラパラと振りかけています。

肥料が効かないと葉が茂らず、多すぎると徒長して風で茎が折れやすくなります。雨量、日射量、気温、病虫害なども収量に影響します。

生育が楽しみ 17,18,17で52個


手前(南側)には切り分けていない種芋、奥の方は切り分けた芋で、一部は昨年ジャガイモを植えた場所近くまで植えました。

発芽は早くても2週間程度先です。この先の気温は平年並みが見込まれ、収穫までおよそ100日。早くても5月末頃で、唐芋(サツマイモ)植付も進める頃です。

畑の水仙が咲く


夏草に覆われていましたが寒い時期に茎を伸ばし、きれいな花を咲かせています。ジャガイモの植付が終わり次は唐芋の苗床準備です。

今年も春の祭りは大半が中止になりそうで、各地の山桜を巡ろうかと考えています。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。