花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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入来町大馬越 栗下の田の神様 2024/03/16(鹿児島)

2024-03-18 14:18:31 | 史跡巡り
3月16日(土)鹿児島市側から入来峠を下りた、大馬越地区の田の神様です。

8時58分 薩摩川内市入来町 大馬越コミュニティセンター 


栗下の田の神様はセンター敷地内の南側に祭られています。

すぐ後ろにはソメイヨシノが数本あり開花すると美しいことでしょう。

台座が高く目につきやすい


高い位置にあり、グーグルマップのストリートビューを拡大表示すると見えます。

立姿 風化が進み彩色が薄くなっている


彩色が施されていますが、明和六年(1769年)造立でだいぶ風化が進んでいます。

近くには山桜


各地で山桜が目に付きました。入来峠から北側へ下りる国道の右側に大きな山桜があり、明るい日差しを受けて特に目立っていました。

獣害対策の侵入防止柵 川沿いの水田を取り囲む


令和6年1月農林水産省 農村振興局の「鳥獣被害の現状と対策」によると、シカは平成元(1989)年度~令和3(2021)年度で約8倍に増加。

平成26(2014)年度以降は減少傾向にあるものの、そのペースは鈍い。令和3年度では222万頭(北海道を除く)と推定されています。

イノシシは平成元年度~令和3年度で約4倍に増加。平成26年度以降は大幅な減少傾向。令和3年度では72万頭と推定されています。

ここから少し南側、八重山の国立天文台入来観測局辺りに多数のシカが出没したころがありました。

猟銃等所持者数は一貫して減少、昭和55(1980)年は全国で56万人でしたが、令和4(2022)年には9万人。

狩猟免許取得者の減少・高齢化が深刻な状況です。60歳以上の割合は昭和50(1975)年は9%でしたが、令和元(2019)年では 59%。

古くからの農地でも耕作条件の悪いところほど休耕が進み、この先も農地減少傾向が加速しそうです。

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