花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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夏は進む 照国神社の六月灯 2023/07/16(鹿児島)

2023-07-17 17:21:10 | 祭り・伝統行事
7月16日(日)朝方、鶴丸城跡のハスを見て照国神社へ向かいました。

7時40分 鶴丸城跡のハス 以下の画像は7月16日に撮影


照国神社近くの中央公園地下駐車場は7時からの利用開始です。便利ですが料金は3倍ほどのため、いつもの市役所近くの駐車場を利用。

前回7月11日に撮影した時とは様変わり、この辺りではハスの花は数輪だけで開花ピークを過ぎていました。

御楼門前石橋の南側 こちらもハスの残りはわずか


すでに日が高いこともあり三脚を担いで回らずに正解。11日の撮影は実に良いタイミングでした。

西郷隆盛銅像(高さ8m) 朝から日差しの強い夏空


気を取り直して照国神社に向かう途中、鹿児島市立美術館の西郷隆盛銅像です。まだ観光客の姿はありません。

街角に咲く ノウゼンカズラ


暑いほど勢いが増すような夏の花、人目を引く存在でした。

島津斉彬公像 照国神社本殿の東隣


薩摩藩10代藩主・島津斉興の長男で、薩摩藩による富国強兵や殖産興業に着手し国政改革にも貢献しました。西郷隆盛ら幕末に活躍する人材も育てましたが、志半ばで1858年(満49歳)に死去。

照国神社の御祭神として、今も広く親しまれている幕末の名君です。

島津久光公像 照国神社手前の探勝園


島津家第27代当主(薩摩藩10代藩主)島津斉興の五男で、島津斉彬公の異母弟です。斉彬公死去後に藩政の実権を掌握し、明治維新など様々な歴史の舞台に関与しています。

島津忠義公像 探勝園 


島津忠義公は島津久光公の長男として生まれ、鹿児島藩知事でしたが実質的な藩政は西郷さんに任せていたと言われています。

照国神社と城山(しろやま)


国道3号、10号、225号の起点になっている照国町交差点から写した鳥居と、背後に見えるのは城山ホテル鹿児島です。

照国神社 旧社格は別格官幣社


別格官幣社は明治神祇制度における神社の格式の一つです。国家的な功績のあった人臣を祭神とした神社で、かつては官幣小社と同じ待遇を受けていました。

照国神社の六月灯 夏越しのお祓い 茅の輪(ちのわ)


六月灯は、旧暦六月(現在は主に新暦七月)に鹿児島県内の神社や寺院で、それぞれ日を定めて行われる夏祭りです。

多くの献灯


「ろっがっどう」の呼び名で親しまれ、鹿児島市などでは七月に入ると毎晩のように市内の数か所で催されます。

こちらは大型の献灯 子供たちの絵が多い


六月灯の中でも特に多くの人が集まるのが照国神社です。7月15日と16日に開催されました。

鳥居側から見える面には企業広告があり、反対側には子供たちの絵が多く描かれています。夜には明りが灯されて祭りの雰囲気が一層盛り上がります。

巫女さんの姿を時々見かけた


多くの人が訪れるのは夕方で、夜には花火も打ち上げられ多くの人で混雑します。祭り2日目の朝方に訪れる人はまばらで、神社のお守りなどの販売は9時からとのこと。

笹飾り 願い事が書かれた短冊


鹿児島の梅雨明けは平年では7月15日。年によっては雨に降られることもある照国神社の六月灯ですが、今年は晴天に恵まれました。

ここにも出店があった 今日もにぎわいそう


コロナ感染対策の緩和で今年は鳥居前から中央公園付近まで出店が多く並び、酒類の販売もありました。

9時ちょうど 鹿児島市立美術館 開館は9時半


帰り道では美術館の門扉が開いていました。わずか1時間半ほど歩きながらの撮影でしたが、汗にまみれて駐車場へ戻りました。

海の日を含めて3連休のためか高速道路へ向かう車が多く国道3号は渋滞し、普段よりもプラス10分程度。焦っても仕方ないので、皆さん暑さに負けず元気で何よりと思いながら帰宅しました。

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