花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

花と緑と水のまち 三股に遊ぶ 2016/04/12 (宮崎)

2016-04-13 17:11:06 | 
4月12日(火)は都城市の東隣に位置する自然豊かな宮崎県三股町を訪れました。
この地は江戸時代は薩摩藩に属し、文化経済両面で今も鹿児島との関係が深いところです。特に隣接する大隅半島北部は都城経済圏に入っています。

小雨の上がった「しゃくなげの森」


みずみずしい花


今が花盛り


大きなシャクナゲの木


しゃくなげの森は、6ヘクタール(東京ドームと同程度の規模)の敷地に世界各国のシャクナゲを集めた、植栽数、種類数日本一のシャクナゲ観光植物園です。鹿児島市から車で1時間半程度で行けます。曽於市まで高速道路を利用し、国道10号経由で都城市街地を東に進みます。一般道だけを利用すれば2時間半程度かかりそうです。

昨年は4月11日に訪れました。この日は東寄りの風で雲が多くなり、都城市辺りから小雨が降り出しました。幸いにも現地着した時は雨が止んで、わずかに日差しも見えました。

雨降りであれば最初から出かけることがないので、この日は雨上がりの色鮮やかなシャクナゲを鑑賞できて幸いでした。平日でしたがシニアカップルや女性客多数が園内散策を楽しんでいました。

椎八重公園 八重桜が美しい


ツツジは3分咲き程度


展望台近くからの風景


戦死者慰霊碑


宮崎県を代表するツツジの名所です。展望台からの眺めが素晴らしく、満開になると燃えるようなツツジの柄模様が見られます。

雲が厚く風も少しあり外は肌寒かったので車内で昼食を済ませました。今週末には見頃となり大いに賑わうことでしょう。

戦死者慰霊碑を詳しく見ると昭和20年に2回の飛行機事故が起きています。公園近くと奥に入った985mの高地に飛行機が墜落し、遺族のもとに遺骨が帰ったのは戦後24年を経てからのことでした。

戦時中の軍事機密とされ公表されていなかったそうです。
痛ましい戦争の記憶ですが、緑と花がいっぱいのこの地に慰霊碑を立てた三股の人々の優しい心根がうかがわれます。

沖水川の堰


新緑が美しい渓流


帰り道に大淀川水系の沖水川(おきみずがわ)の長田峡に立ち寄りました。散策路があり駐車場・トイレが整備されています。堰を超えて流れ出す水が滝を作り、新緑とあいまってさわやかな渓谷美を見せてくれます。帰りは買物で寄り道しながら、3時間ほどかけて国道10号をのんびり帰宅しました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春の嵐が吹き荒れ 草木が茂... | トップ | 小雨降り続く吹上浜に人影な... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事