花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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久しぶり 串木野の羽島太鼓踊り 2024/08/25(鹿児島)

2024-08-26 18:44:47 | 祭り・伝統行事
8月25日(日)市来の川上踊りの後、串木野の羽島神社に向かいました。

9時57分 昔からの参道鳥居 以下の画像は8月25日に撮影


コロナ禍もありましたが9年ぶりに訪れました。今日頑張らないと次の機会はないかもと、足を伸ばしました。

2014年はこの参道を上がる踊り一行の姿がありましたが、今日は誰もいません。

風化が進む石仏? 


複数の手があるようで千手観音様でしょうか、今も地元の方が大事にされていて、帰り道では花を供える姿を見かけました。

神社階段の踊子たち 先に他の場所で踊りをすませ待機中


大汗を流して境内にたどり着くと、近くの方が団扇であおいでくださり、うれしくも恐縮なことでした。

各地の祭りでお会いする鹿児島のカメラマンHさんに、腰かけを勧められました。

写真愛好家の大先輩で、手にされていたカメラは私と同じニコンD7500。あれこれ語り合いながら踊りが始まるのを待ちました。

11時3分 ようやく踊りが始まった


踊子たちが境内の鳥居をくぐったのは10時35分。短い踊りを披露して、すぐに折りたたみ椅子に腰かけてずっと待機。

神事が進み、来賓あいさつなど終わり太鼓踊りが始まったのは11時でした。

11時20分 わずかに日が陰り踊子の表情が見えた


2014年、はじめてこの踊りを撮影した日は曇り空で最後は雨に降られてびしょ濡れになりました。

今日は強烈な日差しが照り付けて、大きな木に囲まれた境内は明暗差が極端でした。花笠を被っている踊り手の表情は判りくいものでした。

雲が日差しを遮ってくれるのを待ち続けましたが、この時だけで全般に不本意な撮影となりました。

踊りの邪魔になるので、ストロボは使用しないことにしています。

給水のため何度か休憩


ここの踊りも川上踊りと同様に、短めの踊りを20種類以上も踊ります。関係者の方が小まめに冷たい飲み物と、濡れたおしぼりを配っていました。

11時40分 力強く飛び跳ねる場面


若者でないと体力が続かない場面が何度も続きました。

加治木・蒲生の太鼓踊りとは違って楽(がく)や山田楽(やまだがく)の流れをくむもので、1~2分程度の様々な踊りが20演目ほども続きました。

踊子は中学生と高校生が主で、小学生から大学生までの20人(鉦7人、太鼓13人)。長い期間練習を積んだのでしょう、所作は滑らかで力強いものでした。

社殿側の様子


今日は社殿横の高い位置から何回か短い動画を記録しました。

強烈な明暗差に悩まされながらも、僅かですが踊りの雰囲気を音と動きで記録できて幸いでした。

久しぶりに羽島太鼓踊りを見ることができてありがたいことでした。関係者の皆様には暑い中お疲れ様でした。

12時4分 羽島保育園 マーチング演奏


可愛い子供たちが一生懸命に演奏し、この日一番の人気で多くの人がスマホを向けていました。

踊りの説明などを書いた2014年の羽島太鼓踊りのブログは、こちらからご覧ください。

12時11分 まだ踊りなど続くが帰途に就く


この後も手踊り、琉球のエイサー、抽選会などがあり、14時からは2回目の太鼓踊りがあります。

その後は羽島地区内各所に移動して太鼓踊りが披露される予定です。

鳥居への坂道を下ると南東側の遠くに見えたのは、南さつま市の金峰山(636m)でした。

久しぶりの羽島でしたが、朝からの疲労が重なり美しい海をじっくり見る余裕がありませんでした。

暑さが和らいだころに、ゆっくり訪れたいものです。
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市来の川上踊り 団扇と麦茶 2024/08/25(鹿児島)

2024-08-26 15:02:03 | 祭り・伝統行事
8月25日(日)夏休みは残り僅か、いちき串木野市の川上踊りに行きました。

川上小学校近く 道路脇の石塔など 以下の画像は8月25日に撮影


7時に出発し、グーグルマップで見当を付けていた場所に駐車。近くには氏神様を祭ったような場所がありました。

すぐ横で草刈作業休憩中の若い方に話を伺うと、昔からのものでこの場所に集められたようです。

代々受け継がれたものを大切にされている、優しい地域の方々の心が感じられてうれしくなりました。

7時51分 長田神社に向かう親子連れ


21日の蒲生太鼓踊りに続き、例年8月下旬の日曜日には各地で太鼓踊りなどが披露されています。

小中学などは夏休み終盤で、暑さが少し和らぐ一方で宿題が気になる頃ですが、今年は猛暑が止まりません。

昨年の鹿児島市は最高気温が35度以上の猛暑日は2日だけでしたが、今年は30日ほどにもなりそうな勢いです。

7時55分 長田神社では踊りが始まっていた


杉林に囲まれた狭い境内では、8時からの予定を少し早めたようで踊りが始まっていました。

順番に短い踊りが続く


大半が小中学と高校生の踊子、保存会の方と関係者家族、その後ろに数人のカメラマンで狭い境内は一杯。

邪魔にならないよう木立をすり抜け、不安定な足元を気にしながら撮影しました。

20番以上の踊り


一つの踊りは長くても2分程度ですが、20番以上ある楽譜順に、所作の違う踊りが奉納されます。

踊りの間もずっと団扇であおぐ


家族や関係者は暑さ対策に気を使い、すぐ近くから団扇であおぎ続ける姿が目に付きました。

踊りの合間には短い休憩が入り、給水しながら踊子の体調を気遣っておられました。

長田神社の境内は狭い


8時開始のためまだ日差しが入らず、境内が狭いこともあり踊りの動きが制約されている感じで、撮影にはあまり向いていません。

踊り手の伸びやかな所作をしっかり写すには、2番目以降の会場の方が撮影しやすいと思います。

同じような写り具合が続くため、この場を離れた方が周りにも迷惑をかけないと考え、川沿いに移動して休憩。

交通整理で待機中の地元消防団の方々と、今年は暑さで草取りもできないこと、イノシシ、アナグマ被害のことなど、しばし世間話。

この時に冷たい麦茶を私にも頂き、ありがとうございました。

8時39分 踊りが終わった


元気なベテランの姿も


花笠などは軽トラで移動


8時42分 朝から強い日差し


この後9時から諏訪神社、10時半から葛城神社、最後は11時半から川上小学校での踊りが予定されています。

例年になく暑い中での踊りは、いつまでも故郷の思い出として残ることでしょう。

8時55分 道沿いの田の神様


まだ9時なのに・・・この暑さには閉口しましたが、串木野羽島地区の太鼓踊りまで足を伸ばしました。
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