花浄土鹿児島

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2014 下山田西区豊年太鼓踊り 南九州市川辺町 (鹿児島)

2014-10-19 17:41:54 | 祭り・伝統行事
毎年10月19日に南九州市川辺町の竹屋神社に勝目(かつめ)地区の太鼓踊りが奉納されています。今年は下山田西区豊年太鼓踊りが奉納されました。

10月19日 8時5分 竹屋神社


勝目地区の太鼓踊りについて鹿児島県ホームページから引用して紹介します。

勝目地区の太鼓踊りは,上山田・中山田・下山田の3地区4団体で構成されています。4年に1度交代で,竹屋神社の豊祭(ホゼマツイ)に奉納されるため,「ホゼオドイ」とも言われます。勝目地区の太鼓踊りは,慶長年間の朝鮮出兵に従軍した際に,それぞれ「出陣」(上山田),「凱旋」(中山田),「帰陣」(下山田2団体)の様子を踊ったと伝えられています。

 「中入り」(鉦と小太鼓)という花笠と振袖を着用した4人を中心に,脇太鼓(ワッデコ)が囲むようにして踊られます。脇太鼓は,浴衣に博多帯,サラシの鉢巻で,上山田と下山田では背中に武具(ナギナタ)を背負います。中山田は,凱旋の踊りのため,武具を背負っていません。また,下山田の武具は激戦のため刃こぼれした様子を表現しています。踊りの隊形も4団体とも若干異なっていますが,3集落で1組の踊りとなっています。
 現在上山田太鼓踊りが県指定文化財に,他の3団体は町指定文化財に指定されています。(引用終わり)

今年は下山田西区「帰陣」の踊り




昨年の中山田地区「凱旋」の踊り


中山田の踊り衣装は花笠をかぶり、武具を背負っていません。今年の踊りは「帰陣」のため背負った刀が刃こぼれしたようになっています。

地区をあげて青壮年が参加しており、豊年への感謝と喜びにあふれた力強い踊りでした。

8時12分 境内を後にする一行




日曜日に開催していた時期もありましたが、最近では10月19日開催となっています。私は遅刻したので踊りの開始時間は不明ですが、普段は8時からです。行き当たりばったりの撮影はどうにか記録をした程度、やはり遅刻はいけないなと反省。一般的な太鼓踊りよりも時間帯が早く、境内に差し込む朝の光がきれいです。

今年は日曜日に重なり、爽やかな秋空に恵まれました。祭り撮影で顔見知りのカメラマン以外にもマイクロバスを仕立てて「追っかけ撮影」をする写真団体や、史跡ツアーのような一団も見られ、境内は賑わいました。

笑顔の撮影


家族のようで微笑ましい光景でした。今日は夕方までに20箇所ほどで踊るそうです。
竹屋神社に到着したのは8時4分、踊りは8時13分頃には終わってしまいました。移動時間を考えて早目の行動なのでしょう。座席をしつらえた農業トラック荷台に分乗。8時16分、一行は次の会場へ移動して行きました。

8時42分 君野(きみの)地区集会施設前の踊り


踊り列は後ろに伸びていました


神社での撮影後に周辺の撮影に回っていると、偶然にも君野地区集会施設前で踊りに行き会い、一部撮影できました。
昨年の中山田太鼓踊りのブログはこちらです。
コメント (2)
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