愛機ゼファー1100のフォークシール交換です。しんどかったです、まじで。おれ様号をやったときは、角材突っ込みなどの荒業多用だったにもかかわらず、こんなには時間がかからなかったはず…
フォークを抜いてオイルを抜くまでは、順調でした。
ここで登場!フォークシリンダーを抜くためのカワサキ純正専用工具です!
ところが、こいつ、とんだ食わせ物で。フォークシリンダーにガツンを打ち込んで角を噛ませてシリンダーを固定して使うものらしいけど、なんどやってもうまく固定できません、おまけにフォーク下のボルトも固着しているのかなかなか回らず、にっちもさっちもいかない状況に突入です。
で、ネット上なんかでは、インパクトレンチでフォーク下のボルトを攻めれば、外せるって書いてあるところもあったので、それでやってみようと戦略を立て直したところ、インパクトに合う12・7ミリ穴の六角のソケットレンチが手元にはなかったので、急きょ近くのホビーショップまで買いに走るも、そこにも売ってない!!
そんなとき、元バイク屋という隣のNさんが、10ミリのソケットレンチに、10ミリの六角レンチを切断したモノを突っ込めば使えるやんということを思いつき、古い六角レンチをグラインダーで切断して、即席工具を製作。
それでも固着したボルトはなかなか外れず、カワサキ純正専用工具も駆使しながら3人がかりで、なんとか外すことに成功しやした。
しかしこの時点で日没、助っ人に来てくれたおれ様は次男君とともに帰還。その後、1人でシール類など一式を交換し、組み上げやした。
スプリングがノーマルじゃないので、フォークキャップを締めるときは、そのスプリングを押さえ込みながらキャップを締めなけりゃならず、かなり苦労しました。が、なんとか8時過ぎに組み上げ完了。
フォークオイルは、これを使用です。10のヤツに20を2割混ぜてやってみました(ちょっと硬くなるとのことで)。
が、入れる量がいまいち分かりません。マニュアルには、10数年前にスプリング(ショウワ製)を交換した当時のメモが書き込んであるのですが、分解なしのオイル交換時の場合でノーマル470mlに対して「490~495ml」と書いてあるけど、分解時の場合はノーマル556±4mlに対しては、書き込みがない?。ただキャップの口から油面までの高さはノーマル119±2mmに対して、ショウワ製145mmとメモしてあります。オイルの量はノーマルより多めになっているのに、油面の高さが低いってのはどういうこと?って、散々悩んだのですが、今回はちょっとめんどくさくなったんで、とりあえずテキトーな判断で片側500mlずつ入れときました。こんど、試しに乗ってみて調整したいと思います、、、
おれ様、本日はありがとうございましたm(_ _)m