随分寒くなってきました。
本当に二季になってきた。
春と秋が何処かいっちゃいましたね。
あぁ、やだやだ。(^^;
さて今年44冊目は、中村哲「希望の一滴・中村哲、アフガン最後の言葉」
2019年12月4日アフガニスタンで凶弾に倒れ、帰らぬ人となった中村哲医師の西日本新聞への寄稿をまとめた本です。
本当に、尊敬しかないです。
表表紙には「アフガンの戦乱と干ばつ、そして飢餓。」
「治療よりも水と食料が必要だと医師中村哲は、1600本の井戸を掘り、65万人の命を支える用水路を建設した。」
裏表紙に「議論は無用、実行あるのみ」「一隅を照らす」「誰もがそこへ行かぬから、我々がゆく 誰もしないから、我々がする」とあります。
すごいです。
格好が、医師じゃありませんもんね、土方のおっちゃん(^^;
その事も本の中に書かれています。
「経済的な貧困は、必ずしも精神の貧困ではない。
飢餓に苦しむアフガニスタンの方が心が豊かではないか。」と。
原発や食糧自給率などにも、言及は避けていらっしゃいますが、日本に警鐘を鳴らしておられます。(鳴らしておられたというのが正解か)
今もなおペシャワール会の中村医師の意志を受け継いだ方々が支援をしていらっしゃいます。
息の長い支援を続けて頂きたいものです。
45冊目は、夏見正隆「チェイサー91」
もんじゅのプルトニウムをアメリカが「トモダチの平和」作戦(だったかな?)をもとに強制的に自国へ移送しようとしますが、それを邪魔するテロリスト。
日本は、そのテロを止められるか!みたいな。(^^;
面白かったです。
この本は、800頁位ありブックオフの居並ぶ本の中、私に挑発してきたのですね。
普通の文庫本の倍の厚みありますから、否が応でも目に飛び込んでくる訳です。
「どうせ、読めないでしょ!」と。
そうすると、私の闘争心に火がつくのですね。
「よぉぉぉし、読んでやろうじゃないの!」って・・・・(´゚艸゚)∴ブッ
ところが、ストーリーも本当に今の日本の問題点をついてて面白く、展開もはやくてスラスラ読めます。
この登場人物必要?みたいなところもありますが・・・・・
最後は感動しちゃって・・・・・ハハハハハ。
「亡国のイージス」なんか好きな人は、楽しめると思います。
46、47冊目は、パトリシア・コーンウェル「異邦人」相原真理子訳 上・下巻
最後は感動しちゃって・・・・・ハハハハハ。
「亡国のイージス」なんか好きな人は、楽しめると思います。
46、47冊目は、パトリシア・コーンウェル「異邦人」相原真理子訳 上・下巻
ケイ・スカーペッタ検屍官が主人公の検屍官シリーズ15作目だそう。
以前も何冊か読んでるんですが、私としたらちょっとわかりずらかった・・・・です。
場面の切り替え、時間の前後感覚やこれ誰のセリフ?って。
話があっちに行ったりこっちに行ったり。
シリーズもので、主要な登場人物はあまり変わらず、でも物語の流れから検屍局長を辞め、フロリダで生活したかと思えば今回はサウスカロライナのチャールストンで活躍するというお話。
なので、14作を読んでないと、この人誰?とか、どうしてこうなった?っていうのがわからない。(^^;
それでも、やっぱり司法や行政などのシステムの違いなんかも知れて興味深いです。
48冊目は、東山彰良「流」
第153回直木賞受賞作品です。
面白いですよぉ。(^^;
今はわかりませんが、小郡市に住んでいらっしゃいました。
なので、直木賞を受賞されて「東山彰良」を知り、いつか読んでやろうと思っていました。
もっと早く読めばよかった。(^^;
高校生の時におじいちゃんを殺された少年を描くミステリー?
青春の涙あり笑いあり、恋愛あり、シリアスあり(^^;
今度、他の作品も手を出してみよ。
という事で、11月は4作品5冊という結果でした。
本当は、「チェイサー91」を読む前に「流」を読んでたんです。
半分位読んでたんですけど・・・・・
行方不明になって・・・・・たぶん病院に置き忘れたのかな?と思ってたんです・・・・。
今度、病院に行ったときに尋ねてみよ。
「私のエロ本落ちてませんでした?」って(^^;
(エッ?!セクハラで訴えられる?)
そうしたら、ヤマノカミが病院に行ったとき、「ご主人の忘れ物ですよー(^^;」って渡されたといって持って帰ってきてくれました。(^^;
治療中、いつも読んでるのでみんなご存じなんですね。
思ったんですけど、病院に治療に行って、「ハイ、処方箋です。」ってこんな感じで1冊本が入ってたらステキだな。
中高生くらいだったら、それこそ「君の膵臓をたべたい」とか入ってたりして。(^^;
さて、今年もあと一月。
今月は、あまり読めないかな?
バタバタしてて。(^^;