はやいもんですね、もう11月、今年もあと2ヶ月ですよ。
ヒェーーー(^^;
コワッ。
さて、早速、今年39冊目は、石牟礼道子「苦海浄土-わが水俣病」
ヒェーーー(^^;
コワッ。
さて、早速、今年39冊目は、石牟礼道子「苦海浄土-わが水俣病」
熊本は水俣市の水俣病を取り上げた小説。
小説ではありますが、同じ九州に暮らす者として、読んで考えないとと思い手にとりました。
聞き書きのようですが、実際には聞き書きではないしルポルタージュでもないとのこと。
しかし、方言で語られる患者の思いは・・・・泣けます。
思い出しただけで涙が溢れます。
今年のあの環境省の不誠実さ・・・・・腹が立って仕方ありません。
早く全員救済して欲しいものです。
今年40冊目は、横山秀夫「影踏み」
家に侵入し盗みを働く「ノビ師」となった男の物語。
火事により両親、双子の弟を亡くし、その亡くなった弟が語りかける声と一緒に盗みや諸問題?を推理し解決していく。
最後には、どうして弟が焼死しなければならなかったのか、その理由が語られます。
短編の連作。
41冊目は、森村誠一「悪魔の飽食」
第二次世界大戦時中、満州に置かれた細菌戦部隊「731部隊」についての実録。
いや、途中で何度も読むのをやめようと思いました。
何かゲロでそう。(^^;
これを読むと中国人や韓国人の人達が、事あるごとに謝罪を求め、日本人に対する嫌悪を表にする、そう言う事が理解出来るような気がします。
氏は言っておられます。
「太平洋戦争は、日本にとって侵略戦争であった。(中略)侵略戦争であったにもかかわらず国民の間には、「ひどい目にあった」という被害の記憶や記録が圧倒的に多い。加害の記憶は風化されやすいし、また記録しがたいものである。」
全くその通りではないか、と思います。
3,000人もの生体実験。
中には健康な少年が麻酔を掛けられ、生きたまま五臓や脳を摘出され、空っぽに・・・・・。
それをやったのは軍人ではなく、軍属の学者や研究者。
日本人って、いや、人間って本当に残酷な生き物なんだと思い知らされました。
今も世界では侵略戦争・・・・やってますね。
ホント、バカ。
42冊目は、レイモンド・チャンドラー「高い窓」村上春樹訳
読んでて、何か懐かしい気持ちになりました。(^^;
チャンドラーは、二冊位しか読んだことないのに(笑)
やっぱり、原(尞)さんの沢崎とフィリップ・マーロウが被っちゃうからかな?
村上春樹も影響を受けているのがわかりますね。
おもしろいなー。
なかなか古本屋さんにないので、ちょっと探してみないといけませんな。
43冊目は、東野圭吾「沈黙のパレード」
これは、あの人・・・・だれだっけ・・・・・
長崎出身の・・・・・福山雅治だ。
あの人が主演した映画の原作ですね。
と言っても、映画は観たことありませんが。
容疑者Xの献身は観たかな・・・・TVで。
柴咲コウが好きなので(^^;
読んでて、どうしても福山さんや柴咲さんを想像してしまうっちゃんねぇ・・・・つまらん。(^^;
という事で、10月は5冊でした。
さて、次は何読もうかな・・・・・
そう言えば、今,読書週間だ。(^^;