カラスといちごとクロッカスと

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わたしの庭の冬支度 1

2023年11月24日 08時00分00秒 | ガーデニング

2022.10.01撮影
ヒメフウロ(Geranium robertianum)の紅葉

バンクーバーでは、11月に入ると、日本でもそうかと思いますが、グッと気温が下がります。そして、後半ともなると、庭は、落ち葉だらけになります。ですから、庭の冬支度は、雨の合間を縫って、できるだけ10月中に済ませることになります。

そういうつもりでも、ナマケモノのわたしが必ずしもそうするわけはなく、11月に凍えながら庭の作業をすることもあります。気温自体は、上半身なら防寒具でなんとでもなるのですが、雨がよく降るので、晴れた日でも水分が残っていて、濡れた植物や土を扱うと、手が冷たくなってしまいます。また、衣服も泥だらけ。

ところがあ〜、今年は楽だった。11月がずっと「暖か」かったし、雨もあまり降らなかった。


2021.05.28撮影
ヒメフウロ(Geranium robertianum)の花

今日は、わたしの庭の冬支度について、書きます。

画像は、記事の内容に特別関係はありません。うちの庭の秋の色(と言っても、10月)は、だいたいこんなもんだ、という例です(それぞれに、花の様子もつけ加えておきます)。11月は、基本、紅葉・黄葉と落ち葉だけなんです。

庭の冬支度1(実、タネ)
1.キウイの収穫をする
2.ローズヒップを収穫する
3.イチジクの青い実を落とす
4.タネのついた植物を整える

キウイは、晴れた日が数日続いたら、実が乾燥しているとみなして、取り入れます。収穫後は、乾いているのを確認してから、冷蔵庫に入れます。開け閉めしない冷蔵庫だと、半年持ちます。今年は、大小とり混ぜて422個。

ローズヒップは、気が向いたら、きれいなのを選りすぐって収穫します。ジャムを作るのですが、これがメンドーくさい。ナマケモノのわたしがこのジャムを毎年作るはずがない。それに、人間のわたしが、冬場の小鳥の食べ物を横取りすることもない。

イチジクは、今まで、青い実を木に残したままにしておきましたが、その青い実が木についたまま長雨と雪で腐るので、今年から木から落とす予定にしていたんです。でも、危ない足場でグラグラするのは怖いので、やめました。それに、10月を通じて、収穫ができたんです。そして、11月を通じて、赤みががかったのが柔らかくならずに、かなりが落ちてしまいました。

タネのついた草本の植物は、頭の重みで姿が乱れて、人間の目には見苦しいことが多いのですが、真冬に、小鳥たちの食べ物になりますので、人間の目のためには、束ねたり、棒で支えたり、して、見かけを整えます。

😊 キウイ、採り入れ、完了!
😊 タネのついた植物、作業、完了!
😕 イチジク、未完了!(でも、もう実は木にあまり残っていない)
😝 ローズヒップ、パス!
😍 
今年は、おまけで、ジャガイモが収穫できた
(冷蔵庫で古くなっていたジャガイモを野菜畑に放ったらかしにしておいたら、採れた

2022.10.09撮影
ヒメヒオウギズイセン(Crocosmia 'Prince of Orange')のタネ

庭の冬支度2(枝、葉、の除去)
1.草本の枯れたものを取り除く
2.必要に応じ、木の剪定
3.1と2を自家製のコンポスト、あるいは、マルチ(チップ)とする

これは、今年は最小限にとどめました。なぜなら、足のケガが治りきっていないので。この上滑ったりしたら、大変です。

新たに枯れたものを取り除いたり、見かけを重視して剪定したりするより、怪我する前に切り取ってうち置いてあったものの除去を、優先させました。雨に2ヶ月打たれてヌルヌルで、扱うのに苦労しました。あとは、1、2、はできる範囲で。

本来は、自家製のコンポストを作るのですが、そこまで元気ない、よって、市のリサイクルに出しました。市は、集めたものからコンポストを作って、公園に使います。

😊 枝、葉、の最低限の除去、完了!

2022.08.04撮影
ヒメヒオウギズイセン(Crocosmia 'Prince of Orange')の花

庭の冬支度3(株分け、球根)
1.株の大きくなった植物の株分け
2.新しい球根の植えつけ

株分けは、いくらなんでもわたしの足の状態ではできないので、計画していたことはほぼ断念しました。お友だちに差し上げるつもりだったものは、なんとかひとつ掘り起こしました。

球根は何ヶ月も前に通信販売で予約してあったものなので、貯蔵では品質が落ちると思い、届いたものを植えざるを得ませんでした。

わたしの庭には、マルチ(チップ)を敷いているため、普段は雑草はほとんどないのですが、今年は全く手入れされていなかったので雑草が多く、球根を植えるには、まず草抜きから始めなくてはなりませんでした。マルチで土がふかふかなので、草を抜くこと自体は容易です。

でも、姿勢的に、これはつらかった。足が痛いので、休み休みしました。途中で温かいものを飲みながら、でも、寒いところで飲み物を飲むと、行くべきところへも行かなくてはならず、庭と家を行ったり来たり。

😊 球根の植えつけ、完了!

次回の記事では、さらに、マルチ(チップ)や、また、落ち葉などについて。


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4 コメント

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Unknown (金木犀)
2023-11-24 09:02:48
こんにちは(はじめまして)。金木犀と申します。
ヒメフウロの色のグラデーションの美しいこと!
わーーと思わず声が出てしまいました。

庭のお仕事、大変だと思いますが、
丁寧に計画して丁寧に作業されているのが、
わくわく感とともに伝わってきます。

バンクーバーには、母と娘と3人で、
短期ホームステイさせていただいたことがあります。

ブルーベリー畑に連れていってもらったり、
アライグマに遭遇したり、
夜レストランから帰れなくなって、
3人で手を繋いで長い距離歩いて帰ったり、
楽しい思い出の場所です。

ほんとうに素敵なところですよね。
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金木犀さんへの返信 (flowerconnection)
2023-11-24 10:52:20
こんにちは、金木犀さん。最近、わたしのブログに訪問してくださるようになり、ありがとうございます。
このブログは、花に興味があるので始めたのですが、ブログを始めてから、葉にも興味を持つようになりました。
庭は、もっとしたいのですが、夏に足をケガしたので、あまりできないんです。
バンクーバーで楽しまれたのですね。それはよかったです。住んでいるわたしが言うのはおかしいかもしれませんが、ここは住みやすく、おもしろいところだと思います。
https://blog.goo.ne.jp/flowerconnection/e/2735d9b643b4660727936325967953d3
から4話続くアライグマの記事は読んでくださいましたか。よろしければ、読んでみてください。
ご訪問とリアクションとコメントとフォロー、ありがとうございました。
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キウイ (takan32)
2023-11-24 19:10:46
flowerconnectionさんへ、Vancouverでキウイが実のるんですね。ちょっとびっくりです。北限ギリギリなのかもしれませんね。
今は京都の紅葉が見ごろです。23日に京都御所に行ってきました。雅楽の舞も見られました。
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takan32さんへの返信 (flowerconnection)
2023-11-25 06:17:32
takan32さん、こんにちは。そうなんですよ、キウイが実るんです。キウイを育てているお家はたくさんあります。放っておいてもできるので、便利です。夏場に水やりをした方がよく実るみたい。イチジクも育てている人は多いです。カキは、そこまで行き渡っていませんが、たわたに実らせているお家もあります。
バンクーバーは気候的にビミョーなところにあり、地区によって、とか、植えた場所によって、よく育ったり育たなかったりします。
果物は、結構、なります。リンゴは普通にできます。あ、ブドウもできる。
落ち葉は、現在進行形で、降りつつあります。
雅楽、、、生で経験したことない。いつか行ってみたいと思います。
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