2021.12.27撮影
トロント発、速報:
8月4日、トロントのスパーマーケット前の路上で、女性がカラスに襲われ、鼻に流血するケガを負いました。骨に異常はありませんでした。スーパーマーケットの救急係がたまたま駐車場で休憩中の出来事で、襲撃を目撃し、路上に膝をついている被害者を助け起こし、スーパーマーケット内で応急手当を施しました。大ケガではない、ということです。その救急係の人の言うには、女性がサングラスを頭の上に乗せていたのが引き金ではないか、ということです。
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このカラスに襲われた女性は、わたしの知り合いの娘さんです。直接話したのではないので、詳細はわからないのですが、カラスがどこからどのように飛んできたか、興味のあるところです。
人間がカラスに襲われることは、カナダでは日常茶飯にあることですが、血が出るまでには普通至りません。また、カラスが人間の頭には触ってきても、顔を攻撃するのも、そうありません。それで、なぜそこまでエスカレートしたのか、興味があります。
バンクーバーでは、子ガラスは巣立ちして2ヶ月にもなります。が、トロントではそれより遅くて、今、ちょうど、親ガラスたちはピリピリしているのかもしれません。
あるいは、襲撃カラスさんが、彼女を、自分が常日ごろからうらみに思っている他の人と取り違えたのでしょうか。カラスは人間の顔を認識するんですが・・・
この「カラス襲撃事件」は、バンクーバーではなくトロントで起こったので、この襲撃カラスさんは、東アメリカガラス(Corvus brachyrhynchos brachyrhynchos)でしょう。バンクーバーだったら、西アメリカガラス(Corvus brachyrhynchos hesperis)です。
なお、冒頭の画像は、今日の事件速報の内容にはまったく関係がありません。季節も異なるし、アメリカガラスの別亜種だし、ましてや、襲撃したカラスご本人さまでもありません。単に、アメリカガラスの飛んでいる姿が写っている、というだけで、この画像を選びました。
「子ガラス、その2」は、明日になります。
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