カラスといちごとクロッカスと

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ブラックベリー地獄は、まだまだ続く

2022年08月23日 10時30分06秒 | 果物、実、タネ
2022.08.21撮影

昨日、苦行の末、ブラックベリーを300粒収穫し、洗って冷蔵庫へ入れました。その地獄絵巻は、以下の記事で詳細にご報告しました。


その300粒のうち、30粒だけをお皿にもったのが冒頭の画像。小皿は NIKKO の Double Phoenix。上縁の一番開いたところで約14センチの洋風小皿です。これを夜中に食べることにしました。重労働をしたわたしへのご褒美です。それに、ブラックベリーは、どんどん食べるしかないのです。

このお皿、大好きだなあ、なんて思いながら写真を撮っていたんですが、

* ムシが苦手な方は、次の画像2枚は飛ばして本文だけお読みください。*

ちょっと、何か白いものが(下の画像2枚の真ん中あたり)・・・確実に動いている(2枚の画像中では、体の向きが異なります)ので、ムシに違いない。それも、形と動き方からしてハエの幼虫、はっきり言うと、ウジムシ(だろう)。長さ、3ミリ程度。

2022.08.22撮影

2022.08.22撮影

げ? こんなものを食べるのか? しばし考えました。でもね〜〜、ムシなんて、わたしたちが気づかないだけで多くの生鮮食品にくっついているんだと思うんですよ。そして、なんでも「衛生にする」ようになる前は、ムシを知らずに食べていて、そのムシも栄養にもなっていたのかもしれない。ほら、おサルさんもムシ食べますし。

それで、食い気の優っているわたしは、ムシをひとつずつ取って食べることにしました、いや、ブラックベリーの方を食べるんです、ムシの方を食べるのではなくて。ブラックベリーをひとつずつ全ての角度から眺め回して、それから口に入れました。30粒のうち、ムシがいたのは3粒だけ(「だけ」ではなく「も」?)。

これが昨晩のことで、このように生で食べ続けて、食べきれなくなったところで、また、ムシ検査をしながらジャム作りに移りましょう、と思いながら寝ました。

そして、今日。陽が少しかげってきてから、また地獄へ行ってきました。

手に引っかき傷を作りながら実を摘むのですが、今日は、その辺りを観察する気持ちの余裕がありました。見渡してみると、ムシが結構いる。ウジくんだけでなく、シャクトリムシくんらしきムシさんも、緑のアブラムシさんたちも(画像、ありません、カメラを地獄に持っていかなかったので)。

そして、見たくなかったのは、ウジくんの親でしたね。ハエさんがいる、ということは、その子孫がいる、ということで、「ウジムシだろうな」から、「ウジムシである」に判定が変わりました。やっぱり、これだけ甘いものがあったら、誘われて、ハエさん、やってくるのよね、と思いました。

今日は、200粒収穫。昨日取り残したのと、今日取る時間までに熟れたのがあったのです。今日の収穫分は、下の画像。上縁の径が19センチほどの底が丸いサル、あ、違った、ザルです。

2022.08.22撮影

わたしはムシ類はかわいいと思う方なんですが、ウジくんを食べるのはやっぱりなあ・・・直接の被害はないとは思いますが、気持ちのいいものではありません。

300 - 30 + 200 = 470粒ものブラックベリーを、これからどうすればいいのだ。そして、これからも取れるんだ。「木熟」で実が崩れやすいので、容器に入れ替えする回数はなるべく少なくしたい。それでも、次にうちに来る人にさしあげよう。ウジくんと対面しても平気な人なら。


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