ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

この曲で復活したAerosmith!エアロを象徴する曲だ! - Walk This Way

2019-02-16 06:06:14 | HARD ROCK

Aerosmith - Walk This Way (Audio)

1975年、当時中学3年生だった私は、友人と共に、CBSソニーから発売されたアメリカのニューバンド、エアロミスにかじりついた。

発売されたのは「闇夜のヘヴィロック」というタイトルのアルバムだった。

ハードロックバンドなのだが、リフの作り方が個性的だし、ヴォーカルがものすごく印象的で当時のロックファンの多くは「新しいハードロックだ!かっこいい!」と夢中になる。今、振り返っても、すごくオリジナルな世界を構築しており、演奏もすごく上手い。やはりスーパースターになるバンドは違う。

当時、日本のレコード会社はアルバムタイトルや曲名に日本語をけっこうつけた。

何と、この曲のタイトルは「お説教」だ!超ダサイ!!

ちなみに「スイートエモーション」の日本語タイトルは「やりたい気持ち」!これもなんだかなあ~?

 

曲名のせいで、発売されたころ、この曲の人気は高くなかったような気がする。

やはりアルバムタイトル曲が人気あったかな?

でも、やっぱり強烈なリフが印象的で、ファンの間では、クセになる曲という感じで頭にこびりついていったとは思う。

 

そして、この曲が単独でブレイクするときが、ずいぶん時間がたったあと、やってきた。

ヒップホップ・グループのRun-D.M.Cが1986年にカバー。この曲に何とラップを乗せて大ヒット。

音楽賞の授賞式では、スティーブン・タイラーとジョー・ペリーも駆けつけた。

そして、原曲は超有名曲となり、エアロスミスの象徴となる。

個人的には、80年代以降のエアロより、70年代のエアロの方が好きなわけで、この曲が象徴となってよかったような気がする。

 

ちなみに、日本人には情感たっぷりの「ドリーム・オン」が大好きという人が圧倒的に多いです。

まさに、日本人向けのパワーバラードですね。

 

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ボン・スコットも忘れないで!ACDC - Whole Lotta Rosie (Live at the Hippodrome Golders Green London-1977)

2019-02-11 08:07:49 | HARD ROCK

ACDC - Whole Lotta Rosie (Live at the Hippodrome Golders Green London-1977)

 

連休の最終日は私のホームグラウンド、ハードロックの分野からです。

AC/DCです。

受けを狙うのなら、バックインブラックやヘルスベルにするべきなのでしょう。

私のブログを覗く多くのクラシックロックファンや70年代80年代洋楽ファンにとって、AC/DCといえば、

あのマイケル・ジャクソンの「スリラー」に次いで、売れたというモンスターアルバム「バック・イン・ブラック」がベストな作品であり、

ボーカルはブライアン・ジョンソン!そして、耳タコとなっている、バックインブラックやヘルスベル!だとは思います。

でも、私は天邪鬼なので、みなさんに勉強してもらうために、この曲を選びました。

 

そうです、ブライアン・ジョンソン加入前のボーカリスト、故ボン・スコットが歌いまくる「ホール・ロッタ・ロージー」。

ノリノリのアンガス・ヤングも素晴らしい!やっぱり若い時の彼はキレッキレです!!

 

一般の洋楽ファンにとっては、この曲はあまりなじみがないかもしれません。

でも、私はボン・スコットの歌が好きなんです。あ、もちろん、ブライアンも好きですけどね。

 

 

さて、AC/DCもブライアンジョンソンが聴力障害となり、クリフスレイドも引退表明するなど、もう限界の時期に来てます。

ラッシュもライブが無理になったような話もありますし、私たちが好むロックバンドもそろそろ最終コーナーですね。

哀しいですけど、いつも言ってますが作品は残ります。

後世に伝えていきましょう。

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悲劇の天才ギタリスト!Stevie Ray Vaughan - Scuttle Buttin'

2019-02-10 15:23:14 | ブルースロック

Stevie Ray Vaughan - Scuttle Buttin'

享年35才。天才ブルースギタリストはアッと言う間に逝ってしまった。

先日とりあげたジェフ・ヒーリーとも共演している彼は何とジェフよりも早く天に召された。ヘリコプターの墜落事故という信じられない事件で。

それにしても、アメリカでは航空機関係で死に至るミュージシャンが多い。

前回とりあげたレーナードスキナードの3人、ランディ・ローズ、ジョン・デンバーなどなど。

日本だと坂本九くらいか?

アメリカでは飛行機の利用がかなり当たり前なので、車の事故と同じくらい頻発している印象がある。

それにしても、同郷のジョニー・ウインターにも通じるドライブする激しいブルースギターは大迫力だ。

ジミ・ヘン、デュアン・オールマン、トミー・ボーリン、ランディ・ローズ、ポール・コゾフ・・・そして、スティービー・レイ・ボーン。

なぜ、天才ギタリストは早く逝ってしまうのだろうか?

でも、作品は残る。

長生きした凡人は彼らの遺産を大いに楽しもうじゃないか。

そして、その功績を後世に伝えていこう。

 

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3本のギターの音の壁!ゾクゾクする展開!Lynyrd Skynyrd - Saturday Night Special (studio version)

2019-02-10 07:30:39 | サザン・ロック

Lynyrd Skynyrd - Saturday Night Special (studio version)

レーナード・スキナードは世界的に人気のあるバンドである。

オールマンと違うのは、ハードロックファンを引き込んだことだ。

ハードロック、ヘヴィメタルロックが大好きな、イギリス、ヨーロッパのファンが結構大好き!

そして、この曲こそが、その原因になっている、と思う。

聴いてわかるようにハードロック的なドラマティックな起承転結があり、レーナードの曲の中でも異質である。

三本のギターが壁のようにリフを刻んでいく展開は、まさにハードロックファンが、「ああ、かっこいい!ゾクゾクする!!」という感じだ。

ギターソロも見事に計算されていて、粗野で、アバウトなサザンロックのイメージとはかけ離れている。

隠し味として、ドラムのハイファットとキーボードのシンセもいい感じだ。

この曲を楽しむのはスタジオ録音の方がいい!

計算しつくされたアレンジが味わえるから。

ライブはナマで聴けば違うんだろうけど、ライブ録音を聴くとスタジオ盤より音がスカスカなのだ。

うん、初めて聴く人にはスタジオ録音をじっくり味わってほしい。

 

この曲で、レーナードを好きになり、サザンロック全体を好きになったロックファンは世界にいっぱいいるはず。

その功績は大きい。

まあ、私の中学時代の友人みたいに、この曲を聞かせたら、えらく興奮して気に入り、アルバムを買いに行ったのはいいものの「この曲以外はハードロックがない!!」とがっかりした人も多いでしょうけど。

この曲はバート・レイノルズ主演の映画「ロンゲスト・ヤード」の導入部で、ラジオから流れてくる。このシーンも思い出深い。

なお、Saturday Night Special とは38口径のピストルのことらしい。直接的な言い方では38スペシャルという表現もあり、これは弟バンドのバンド名になっている。

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ブルース・ギターが好きなら、盲目のスーパー・ギタリスト、Jeff Healeyを聴け! - 'See The Light' - Night Music 1988

2019-02-09 15:35:23 | ブルースロック

Jeff Healey - 'See The Light' - Night Music 1988

惜しくも、2008年3月に帰らぬ人となった、カナダの盲目のギタリスト、ジェフ・ヒーリー。もうすぐ命日がやってくる。1才で失明したという彼の驚くべきギターの腕前は神の技としかいいようがない。子供の時からガンで、そのために失明し、結局ガンで41才でその人生を終えた彼はそのすばらしい作品の数々で短い人生を見事に生き抜いた。感動のギタリストだ。

タイプとしては、ジョニー・ウインターやクラプトンを思わせるようなところがあるが、目が見えない彼は、ギターを横にしてまるでスティールギターを弾いているように変則的な形でギターを弾きまくる。全く独自の奏法だ。映像を観ないとわからない。

実は、私はこの素晴らしいミュージシャンを知らなかったのだが、よく行くロック・バーで、DVDを見てファンになってしまった。ちょっとすごすぎる。歌もうまくて、容姿も優れている。目が見えないなんて信じられない。

この人のギターの特徴は全然フレーズに間がないことだ。ギター・ソロを弾き始めると途切れなく次々とワイルドな必殺なギターフレーズが飛び出してくるのだ。

まさに息つく間もないほどのすさまじいギタープレイ。ブルース好きならたまらない音の連続。そして、音が太く、パンチがあるのも快感だ。

うーん、洋楽にはいろいろな宝物が眠っているものである。好きなミュージシャンが増えた。

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