ティープ

日課となりました海岸での朝練です。
この技はティープ（前蹴り）というムエタイの技です。
空手の前蹴りのように下から蹴り上げるのではなく、前方に押し出すようにして蹴ります。
ムエタイでは多用されます。
主に相手の腹部や胸部を狙い、相手との距離を取るために使われる蹴りです。
時に奇襲技として顔面を狙ったりもしますし、相手の蹴る動作を読んでその足狙ってストッピングにも使います。
私が前回（７月）の武者修行で習ったのは、相手の廻し蹴りに合わせたカウンター技としてのティープです。
相手が左の廻し蹴りを放とうとしたら左足のティープ、右なら右のティープを同時に放つことで、片足になった相手のバランスを大きく崩して倒します。
これにはかなりの技術を有しますが、理論的には曲線の回し蹴りよりも直線のティープの方が一瞬速く相手にヒットするので、相手の廻し蹴りを封じてしまうのに有効な攻撃です。

平日も週末も、できる限り時間を作って、勝又海岸でこうして練習しています。
早く生活を安定させて、本格的な練習環境を整えたいです。
そしてできるなら、来年のＧＷにタイへ戻ってまたサシパパジムで修行したいです。
そのつもりで、今から徐々に準備しようと思っています。