KFCブログ~Growing old is not shame~

格闘芸術家集団KFCブログ、満を持して復活です。
明るく楽しく真剣に格闘技に取り組む社会人の格闘倶楽部です。

『あしたのジョー』のルーツを訪ねて

2008-10-25 11:29:21 | まち歩き

東京・・・・東洋の大都会といわれるマンモス都市東京―

そのはなやかな東京のかたすみに―

ある・・・・・・・・ほんのかたすみに―

ふきすさぶこがらしのためにできた道ばたのほこりっぽいふきだまりのような

あるいは川の流れがよどんで岸のくぼみに群れあつまる色あせた流木やごみくずのような

そんな街があるのをみなさんはごぞんじだろうか―?

この物語はそんな街の一角からはじまる・・・・
前置きが長くなりました。そう、私は浅草でのカポエィライベントの帰り、事務局長を誘って前から是非行ってみたいと思っていた、魂のバイブル『あしたのジョー』の舞台となった街を訪れました。泪橋(実際には橋はありません。)、ドヤ街(イメージと違ってこざっぱりとしていました。っというかビジネスホテルが多い普通の街でした。)、そしてあの玉姫公園に行きました。ああ、ここでジョーは丹下段平と出会い、ブランコに乗って一人たたずみ、時には紀ちゃんの作ってくれたサンドウィッチを食べ、そして、力石戦の後、地面につっぷして泣いたのかと、走馬灯のように思い返していました。ただ、実際の公園にはたたずもうとしてもブランコが見当たらず(笑)、ジョーが背を測ったはずのすべり台も子供くらいしか背を測れないほど小さくて、写真を撮るのが精一杯でした。最近海外向け日本ガイドブックにこの辺りが安く泊まれる(一泊2000円~3000円程度)エリアとして紹介されているらしく、外国人のバックパッカーを何人も見ました。何十年も経てば、変わってしまうのは仕方無いことだよなと思いながらも、『あしたのジョー』のいろんなシーンと重ねてこの街を歩きました。どこかで焼酎でもひっかけて帰ろうとしましたが、金曜の夜だというのに、人が歩いておらず、飲み屋らしきものもまったく見当たらなかったので、三ノ輪まで歩いて軽く飲んで帰りました。本当は泊まってみたかったのですが事務局長が家に帰ると言うので、一人で泊まる勇気がなくて(笑)断念しました。『あしたのジョー』は自分が格闘技を始めたきっかけの一つなので、今回ほんの少しでしたがルーツに触れることができて感無量でした。


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