大空を見上げて

日頃感じていること

液状化

2011-03-29 | Weblog
      悲惨!秋津、香澄

この度の大地震で東京湾岸の埋立地で液状化現象の被害は膨大である。
私の居住する千葉県でも海の近くの埋め立て地のディズニー・ランドの舞浜、浦安、船橋、習志野、稲毛、千葉港等が被害に合っている。
私は以前習志野市にある公団秋津団地の賃貸に6年住んでいたが、埋め立てて50年以上経っているので液状化なんて関係ないと思っていた。
新興住宅地で道路も広く公園や駅も近く東京都心にも便利で、いろいろ設備も行届いて豪華な住宅も多く綺麗でとても住み心地がよかった。
我家も本当はこの辺に家を買って住みたいと思っていたが、経済的にも高くいろいろな事情で、少し田舎だが駅からも近い現在地に決めた。
住んで今年で17年目になるが結果的に良かったと今は思っている。

昨日以前住んでいた習志野市の秋津、香澄に行ってみたが液状化で道路は波打ち、戸建は傾き、何軒も何らかの被害があり電柱も左右に倒れ5階建て分譲団地、高層マンション等大きく地面がえぐられていた。
下水道の損壊が酷く完全に直るまで何ヶ月もかかるとの事。
被害にあった現在香澄に住んでいる人の話ではここを購入する時、不動産会社の営業の人から埋立地の地盤は長い年数で完全に固まっているので液状化の心配はまったくない、建築基準法でも問題ないと言われたとの事。
又海から遠く千葉県我孫子市の布佐で街のあちこちで液状が起こり家全体が1mも下がった150年前江戸、明治時代に近くの利根川を埋め立てたと記録が残っているとの事。
この度の情況を見て私は液状化現象は年数に関係なく被害と隣り合わせで特に住居は地盤のしっかりした場所に選ぶ事が第一だと改めて思った。

*楽しみしていた4月2日の全国空挺同志会50周年大会及び4月17日日本武道館での全日本銃剣道大会も千葉県代表の実業団監督して出場予定だったがこの度の大災害で中止となった。
戦後最大の日本の危機である。
東日本大震災での多くの被害者の人達の事を考えると当然で仕方がないと思う。

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