大空を見上げて

日頃感じていること

爽やかなドイツ人

2017-09-01 | Weblog

    TVの東日本JRお忘れ物センターの番組にてサイフ、携帯、等届いていて大喜びしている外国の観光客の人を見ました。 本当に日本人は正直者だと感謝してました。

以前、朝ズバッのニュースでとても気持ちの安ら、ぐヨーロッパ・ドイツの話題をやっていた事を思い出しました。
家族に身障者の息子を抱え失業中で、その日暮らしの40代の男性がある道端で白い大きな封筒を拾って、中身を見ると現金と宝石等1750万ユーロ、日本金だと約2600万円相当入っていたそうです。
その男性はこのお金があると家族皆を楽にさせられる、と家に持ち帰ったが良心が咎め、使わずに何日も考えていました。
その内、幼い時に親より聞いた童話の中の女性が、人を助ける為に自分の財産や持ち物をすべて投げ出し無一文になったが、その後必要なお金は入ってきてとても幸せに暮した事を思い出し、すべて警察に届けたそうです。
この事がドイツの有名な新聞の一面を飾り、その男性はお金には代えられない正直者の人間として尊敬され、時の人として有名になったそうです。
朝からいい話を聞いたなぁーと感動した事を思い出します。
特にヨーロッパは、旅行しても自分の荷物から目を離せない状況なのにと思いました。
以前会社の同僚がサイフを拾ったので届けないのかと聞いたら、世の中は厳しい、拾った物は自分の物と当然のごとく言った事があります。
周りに何人か同僚がいましたが誰も何も言わず、心の中では「それはまずいよ!」と正義感ぶりたくない場の雰囲気で何も言えなかった。私はその人を見ながら当たり前の様に言う考え方にちょっとびっくりして心の寂しい人だなぁーと思いました。
日本人として恥ずかしく思いました。

      

                                        初秋の花
      


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