時々若き青春時代の大空を飛んだ時の夢を見る。(再掲載)
今朝、午前8時出勤の為、最寄りの駅より乗車して窓を見ていると、遠く習志野演習場に空挺降下が見えた。
Cー1の飛行機の跡の青空にいくつもの白い花のように落下傘が見えた。
28歳で退官、一般社会の京成電鉄に入社。 懐かしい。 又降下したい。
私は目をつぶり、昔を思い出しながら「空挺レンジャー松田準備よし、」と心の中でささやきながら今日も頑張るぞ!と会社に着いた。
第1空挺団とは?日本唯一の落下傘部隊
[陸上自衛隊の精鋭部隊として、侵略、天災地変などの国家の危機に際しもっとも困難かつ重要な場面に、全国を股にかけて空中機動し落下傘によって空から舞い降り身を挺してあらゆる任務を果たすことが求められている部隊です。
入隊条件は倍率30倍、東大入学よりも狭き門と言われている超エリート集団です。(防衛省記事)
私が空挺隊員時代、飛行機は航空自衛隊のC-46(プロペラ)と言う輸送機だった。
それでも高度500mから飛び出した瞬間は空中に舞い上がるような感覚だった。現在はC-1と言うジェット輸送機で、飛出し降下した瞬間は風圧とジュット音で身体が錐揉み状態ですごいと聞いている。
当時私はヘリコブターからも何度か降下したが、ヘリ降下の場合は小、中学の時泳ぎに行って、陸橋や飛び込み台から飛び降りた瞬間の感覚と同じだった様な気がする。またへりからロープで何度も降りる訓練もした。
降りる前機上で自分に気合を入れ「レンジャー松田準備よし!降下!」懐かしく思い出す。
退官後も武道は好きなので空挺OBとして練習!
現在、歳を重ねて高齢者となり残り少ない人生ですが、幸い身体は丈夫でアルバイト(バス運転士)と趣味の社交ダンスや旅行等で日々過ごしています