大空を見上げて

日頃感じていること

豪雪災害派遣の想い出

2017-01-14 | Weblog

新年になって最強寒波、一晩に1メートルの強烈な積雪と日本海側は大雪注意報。                      

遠い昔、日本列島に暮れから新年に掛けて過去に例を見ない雪が降り続いた歴史がある。

北陸方面は大雪の為、交通機関及び流通機関は全てマヒし食糧も途絶え各市町村は孤立した。

豪雪被害の各県は国に救援を要請、緊急豪雪災害派遣を関東の自衛隊第一空挺団にも派遣命令。

昭和38年2月千葉県習志野より全空挺隊員は特に急を要した新潟県の栃尾市へ。

栃尾市の街全体が5メートルの大雪の下、早々に栃尾市内スキー場に先遣隊は落下傘降下。

私も先遣隊150名救援の一隊員として参加した。本隊は1500名は二日後長岡より30キロ徒歩にて、

10日間殆んど昼夜休みなく食糧の分配(空からの物資投下)や交通機関の開通に全力を注いだ。

4月全ての任務を終了。開通した栃尾駅に新潟県知事、市長以下全市民、子供、小中高達の盛大な

見送りを受け又栃尾高校吹奏学部の蛍の光は心に今でも懐かしい!

派遣滞在中、市民や子供達との交流は今も感動の想い出です。