夫婦で新入社員？

　猛暑のお盆に研修が終了、その後単独で取りあえず29人乗りのバスの運転士として働いている。

病院への送迎で非常に狭い道路を一日14往復、延べ医療機関関係者及び患者さんを260名を乗客として運んでいる。

朝４時半に起床、６時までに会社に行き、車両点検準備７時までに現場に向かう。

帰社するのは20時で事務的な手続き終え帰宅は21時近くになる。

長時間勤務で人命を預かる責任あり、体力的にも精神的にも大変な仕事であるが週三日頑張っている。

社会で働いてお金を貰うという事は大変で生易しいことではないと改めて感じている。

でもこの歳で私を信用して採用してくれた会社に感謝しながら気持ちは充実している。

今迄通り余暇は社交ダンスを楽しみながら、レッスンで足腰を鍛え健康に注意している。

最近、妻は介護職員の資格を取得したので、私の元気さに影響され「私も少し介護施設を体験したい」と近くの介護施設に面接に行き、

特別養護老人ホーム部門に採用され、今週から週３日働きだした。

歩いても20分くらいで行けるが自転車があった方がいいと買ってきて、何十年も乗っていないので練習して通いだした。

夜はお互いに熟年夫婦で新入社員の苦労話を、健康で働ける事に感謝、感謝、感謝と談笑している。



(北海道　青い池　　「富士通より」）