大空を見上げて

日頃感じていること

幻の就職

2014-06-02 | Weblog
 先週、ある知人の紹介で就職の面接に行ってきました。
3年前社会の一線から退いた私はその後、プールでアクアビクス又社交ダンス等の趣味で日々を過ごしています。
足腰も丈夫で昨年受診した人間ドックもすべて異常なしでしたので、もう一回社会で働きたいと労働意欲の気持ちを日々持っていました。

面接は東京の近くのM市であり、私の所から電車で一時間位。
私は久しぶりに背広にネクタイで履歴書を持ち、現役時代を思い出しながら高揚した気持ちで出かけました。
65歳までの年齢制限がありましたが、紹介なので特別に社長との面接でした。
仕事は関東6県トヨタ、ニッサン関係の各営業所にレンタカーを回送する仕事で、元自動車学校の教官である私の経歴や健康そうな私見て72歳だが問題なくぜひは働いてほしいと即採用となりました。
仕事のために必要なものを買い揃え、説明書を持ち帰り家で詳しく読みました。
本来ならば今週の水曜日に研修の予定でした。

その後、勧めてくれた人から詳しく説明を聞くとてもとても割に合わない仕事であることが判明しました。
その人は働き始めて3か月、そろそろ進退を考えているようでした。

私は報酬よりも社会に貢献したいという思いが強かったのですが、それにしてもちょっとひどい待遇でした。
家に帰って妻に話したら強い反対に遭いました。
そして研修会に行く前に断った方がいいと、すぐお詫びと共に断りの連絡をしました。

心は働くモードに入って携帯も新しくし、いろいろ準備もしましたが、「幻の就職」となってしまいました。

勘のいい妻は始めこの話しを聞いた時から「なんかうさんくさいね~」と言っていました。

元気な私が身体を壊すことに成りかねない仕事でした。
せっかくの就職の話しでしたが、残念と共によい勉強になりました。

コメント
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