「今度の土曜、江戸川の花火があるんだけど、ちょうど夕方なら時間も空いてるし、行きたいなぁ~。」妻がひとり言のようにつぶやいた。
あまり気が進まない私は聞こえない振りして無視。
そしたら今度は面と向かって「花火見たいんだけど連れて行って下さい!」と言われた。
私は元来パッと咲いてサッと消える花火に人間の人生の虚しさを感じあまり好んではいかない。
「誰か友達を探して行けば。」と言ったら「あなたと行きたいの」
仕方がない、お付き合いするしかないかぁ~と思いながら「分かった!」
8月4日午後5時ごろ家を出て、都営地下鉄の篠崎駅より徒歩15分。
人の渦に揉まれながら一番よく見える位置を確保。
関東でも隅田川の花火、江戸川の花火は歴史が古く盛大で有名と聞いている。
19時20分より20時30分まで、夜空に花咲く見事な美しい花火、又仕掛け花火も堪能。
帰宅時電車の中「綺麗で行って良かったでしょう?」「あ~、うん」と答えた。
(人を連れ出すのがうまくなったな)