福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

一日も早い年金行政の信頼回復を 日本年金機構 に期待

2010年01月05日 | 活動報告
                      一条町での青年委員会新春街頭演説で


◆「社会保険庁」が昨年いっぱいで廃止されて、「日本年金機構」という新しい組織に移行しました。

全国に312あった社会保険事務所も 「年金事務所」 と改称されて、昨日から業務開始です。

◆年金不信の代名詞となってしまった「社会保険庁」ですが、
長妻厚生労働大臣は、かつて懲戒処分を受けた社会保険庁職員を 新組織で一切採用しない方針を貫きました。

今回驚いたのは 525人もの職員が解雇にあたる分限免職となったこと。
公職の大量解雇とは、まさに前代未聞の大事件・出来事だと思います。

◆公務員待遇ではなくなった新組織は、ずさんな接客や窓口応対を改めるために、業務の具体的な目標として 「お客様へのお約束10カ条」 なるものを掲げたそうです。

「電話は3コール以内で出ます」
「窓口でのお待たせ時間は30分以内を目指します」
「その場でお答えできない場合は2日以内に確認状況をご連絡いたします」
「お客様にプラスとなるもう一言を心がけます」  

などですが、今さら遅い、といった冷ややかな声も多いようですが、
「消えた年金問題」は日本中で政治・行政不信を巻き起こしただけに仕方のないところでしょうか…。


◆年金の記録漏れによって多くの国民が 「被害者」 となりました。
それでも国民からすれば、自分たちの年金の公正で的確な管理を任せた年金事務所の職員だけが頼りです。

新生 日本年金機構にこれから期待するのは、

「もはや失敗は許されない。日本国民の老後を支えるのは自分たちだとの使命感と誇りを持って職務に励んで頂きたい。」

まさに、我妻厚生労働大臣の初訓示にあった言葉そのもの。

組織改革が、ただの看板の掛け替えと非難されないよう、まずは国民の信頼回復に向けて頑張ってほしいものです


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp

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