福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

スポーツを通しての県民市民の心の活性化方策 と 男女共同参画 で シンポと講演

2007年07月07日 | 活動報告
                     自治労栃木県本部青年女性協議会
                    「夏期女性集会」での講演風景です         

今日は七夕(たなばた)。
年に一度、おり姫星(こと座のベガ)と、ひこ星(わし座のアルタイル)が天の川をわたって逢瀬することを許された特別な日。
あいにくの天気で晴れ間の無い涼しい1日となり、星の瞬きは拝むことができませんでしたが、様々な願いを短冊に託した方々も多いと思います。


日々の議員活動では、いろいろな団体からの総会やイベントへの列席を要請されることが多く、そこで、簡単な議会報告・活動報告などさせていただける場合もあり、大変ありがたいことだと思います。

今週は、
まずは昨夜、とちぎ福祉プラザで行われた
 「栃木県デザイン協会2007年度通常総会」にて、
 「とちぎ夢計画/Vol1-Sports/情熱/サッカー」
と銘打って行われたシンポジウムにパネラーとして出席させていただき、とちぎのサッカー(スポーツ)を通しての県民市民の心の活性化方策や次期スタジアム構想についての意見交換をさせていただきました。

第一線で活躍するデザイナー諸氏の斬新な発想に触れることができ、大いに刺激されました。
モノづくりの原点は「人の心」。
そして、地域づくりや街づくりの原資は「市民や住人の心」といった、テーマの根底に流れるコンセプトに改めて感服。

市民の心や意識を第一義に考えた心のデザインに焦点をあてて、市民の心を理解し街づくりのムードを作っていくことの大切さを教えられました。
官も民も、事務事業に取り組む際の原点にしっかりと据えられるべき発想です。
まさに、市民の心の理解無くして良策無し、ですね。


また、今日7月7日の午前中は、
栃木男女共同参画センターにて開かれた、
 自治労栃木県本部青年女性協議会「夏期女性集会」において、
 「女性が輝いて働き続けるために」と題して、お粗末ながら講演の機会を与えていただきました。
要領よく時間内にまとめてお話ができたかどうか反省しきりですが、皆さん実に熱心に聴いてくださいました。

「男女共同参画」を考えることは、社会のあり方を考えることに他なりません。
女性も男性も活き活きと生活することは、付き添い暮らす(仕事や社会活動・地域活動などを共に行う)一方の性を置き去りないがしろにしては、円満に物事は運びません。
しかし、何かと歪んで解釈されがちな男女共同参画の思想。
女性の地位向上や女性の側が受けがちな抑圧とか権利の侵害を取り除いていこうとするとき、大切な事は、男性を加害者であると考えないことです。

ここ数年来、年間3万5千人となった自殺者のほとんどが男性であることを考えたとき、ワーク・ライフ・バランスの不均衡に喘ぐのは、むしろ男性の方かもしれません。
日本の社会が男性にとっても活き活きしにくいものになっていることを忘れてはならないと思います。

働き方や生活(結婚、出産、子育て、介護、地域活動など)のあり方を含め、男性も女性も、余裕と目標を持って家庭を営み働き続けられる社会を、手を携えてどうつくっていくか。
協力し合い同じ方向を見つめながら、日々起こる物事に対処していく心構えが何よりも大切だと思います。

幸せの形はほんとうに様々であり、とにかく自分次第で誰もが手にすることができる・・・
そんな言葉で講演は締めくらせていただきました。


今後も日程の都合がつく限り、お声掛けいただいた会合などには出席させていただきたいと思います。
ただ、数箇所かけ持ちでの慌しい参加となって、冒頭の挨拶だけで会場を後にしなくてはならないこともあり、主催者や参加者には大変申し訳なく思うこともあります。
腰をすえて意見交換や課題の勉強を持ちたいのに、不完全燃焼を感じることもしばしばです。
広く深くの勉強を怠っては、一人前に皆様のお役に立てないのがこれからの地方議員。
今回のように、数よりも中身を重視して、今後の活動を進めて行きたいと考えています。


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp 

 最新のブログ