日中は穏やかな気候でした。この程度の寒さで冬が過ぎれば最高ですが、冬将軍は急ぎ足でやって来ます。
厚めのアンダーウェア?でしっかり防寒して、インフルエンザそしてノロウィルスに負けないよう、忙しい年の瀬を送りたいと思います。
さて、昨日「教育基本法」が60年ぶりに一新(参院本会議で可決)され、新しい日本の教育の幕開けとなりました。
様々な論点がある中、教育の荒廃を阻止し、学ぶ意欲と地域・家庭の教育力の低下に歯止めをかけるための施策が今後次々と繰り出される予定です。
法改正の記事を読みながら、今日は次のようなことに想いを巡らしていました・・・。
書きなぐりで脈絡がありません(いつものことです(笑))が悪しからずです。
「豊かに学び」「活き活きと働き」「健やかに育て」「温かく愛し愛され」ながら生きて行ける社会。人の想いは世界共通です。
そんなの夢物語!人生は甘いものではない、苦渋に満ちたものだ!
そう反論される方も多いことと思います。
そんな中、理想に近い社会とよく紹介されるのが北欧(ノルウェー、スウェーデン、フィンランドそしてデンマーク)の「社会福祉大国」の社会です。
生まれて、老いて、病んで、死んでいく・・・といった人生のテンポは日本と変わらないはずなのに、北欧諸国の住民の社会満足度はなぜ極めて高いのか?
北欧と日本の何がどう違うのか?日本はどうしてこうなってしまったのか?
例えば「子育て・教育」の環境。
日本では子どもをめぐる悲惨な事件が止むことを知りません。
登下校時に子どもだけで通学路を辿れない、寄り道などもってのほか、極力外出させないなど、今や弱い子どもへの攻撃がいつどこで起こるかわからない狂った時代を迎えています。
小冒険の道草をし、暗くなるまで泥だらけになり外で遊びまわったあの頃はもう戻らないのでしょうか・・・。
子どもを標的に犯罪を繰り返す狂人を生むような社会を根本から見直さなくては、子ども受難、子を持つ親受難といった社会問題は今後も解決しそうにありません。
これまで日本の教育は、詰め込み方式による点数至上主義によって、学力に優れた者が劣った者を排除する、勝ち組と負け組の仕分けをしてきたと言われています。
その結果生まれた「格差社会」。
成績のみで人を分別し、子どもそれぞれの個性を認める土壌がない社会では、自己を肯定する気持ちを持てない子どもを幼少の頃から生み出します。
自分自身を認め大切に思えない子どもには、いわんや他人を大切にするという心は育ちません。
歪み荒んだ心を抱えてた子らの「いじめ・校内暴力」。そして大人になって社会に出て行き「つまづいた者が立ち直れない」世の中を思い知らされる。
彼らの一部は、より弱いものに手をかける兇徒と化す・・・。
詰め込み型の成績至上主義教育では、人材は育たないし社会も荒むことを殆どの人達が感じていると思います。
一方北欧では、ほとんどの小学生が「創り上げたい祖国の姿」「子どもでもできる世界平和実現のための取り組み」や「人権の大切さ」などの社会的意見を堂々と語るそうです。
私たちは「豊かに学び」「活き活きと働き」「健やかに育て」「温かく愛し愛され」る教育、「生きる力をつける教育」「人間の持つ個性・可能性を引き出し育てる教育」を、今こそ真剣に福祉先進国の北欧に学ぶ必要があるように思います。
また、北欧のすごい所は、人間教育に長けているだけでないという点です。
「世界の学力調査」ではフィンランドが世界一の学力国家として注目され、諸外国からの視察が多く集まっているそうです。
北欧諸国は「人こそ財産」との考えから、教育に多くの税金を投入してきました。
職業校や専門校への道と、普通校から大学進学の道が対等と見なされ、個人の個性に合わせた単なる人生の選択の違いであると社会全体がとらえている点など、我々も目指していくべきではないでしょうか。
北欧諸国では、小学校から大学まで授業料は無料です。
どんな家庭環境に生まれた子どもでも、求める教育を納得いくまで受けられ、個性や能力に合った人生の可能性を無限に求めていくことができるそうです。
とてもうらやましい社会です。
教育を、国の役割と責任で国民に特別な負担を強いることなく徹底して提供する。
所得税50%、消費税25%といった租税公課の高さゆえ実現できるわけですが、国民の大多数がそういった国づくりの方針に納得し支持しているわけです。
もちろん教育だけでなく、年金、医療といった社会保障・福祉も同様の充実ぶりです。
将来や有事を心配させないだけの十二分な保障が真に約束されているため、租税公課の高負担にも不満の声は無いといいます。
男性も女性も共に働き、子育てをし(少子化とは無縁)、教育費に悩んだり、医療・介護に悩んだり、老後の生活に不安を抱えなくていい社会。
国と企業が協力して、家族とともに過ごせる時間や出産・子育て時間が保障される社会。
そんな人間らしく安心して生きられる社会づくりに、日本も向かわなくてはならないと思いませんか?
殺伐とした世の中になってしまった今、日本が大きな岐路に立つ今こそ、私たちがどんな社会を求め、それをどう創り上げていくのかを考える時です。
誰もが人生の不安を極力減らし、伸び伸びと生きるヒントを住民の社会満足度の極めて高い「社会福祉先進国」のあり方から学べればと思っています。
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「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp
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厚めのアンダーウェア?でしっかり防寒して、インフルエンザそしてノロウィルスに負けないよう、忙しい年の瀬を送りたいと思います。
さて、昨日「教育基本法」が60年ぶりに一新(参院本会議で可決)され、新しい日本の教育の幕開けとなりました。
様々な論点がある中、教育の荒廃を阻止し、学ぶ意欲と地域・家庭の教育力の低下に歯止めをかけるための施策が今後次々と繰り出される予定です。
法改正の記事を読みながら、今日は次のようなことに想いを巡らしていました・・・。
書きなぐりで脈絡がありません(いつものことです(笑))が悪しからずです。
「豊かに学び」「活き活きと働き」「健やかに育て」「温かく愛し愛され」ながら生きて行ける社会。人の想いは世界共通です。
そんなの夢物語!人生は甘いものではない、苦渋に満ちたものだ!
そう反論される方も多いことと思います。
そんな中、理想に近い社会とよく紹介されるのが北欧(ノルウェー、スウェーデン、フィンランドそしてデンマーク)の「社会福祉大国」の社会です。
生まれて、老いて、病んで、死んでいく・・・といった人生のテンポは日本と変わらないはずなのに、北欧諸国の住民の社会満足度はなぜ極めて高いのか?
北欧と日本の何がどう違うのか?日本はどうしてこうなってしまったのか?
例えば「子育て・教育」の環境。
日本では子どもをめぐる悲惨な事件が止むことを知りません。
登下校時に子どもだけで通学路を辿れない、寄り道などもってのほか、極力外出させないなど、今や弱い子どもへの攻撃がいつどこで起こるかわからない狂った時代を迎えています。
小冒険の道草をし、暗くなるまで泥だらけになり外で遊びまわったあの頃はもう戻らないのでしょうか・・・。
子どもを標的に犯罪を繰り返す狂人を生むような社会を根本から見直さなくては、子ども受難、子を持つ親受難といった社会問題は今後も解決しそうにありません。
これまで日本の教育は、詰め込み方式による点数至上主義によって、学力に優れた者が劣った者を排除する、勝ち組と負け組の仕分けをしてきたと言われています。
その結果生まれた「格差社会」。
成績のみで人を分別し、子どもそれぞれの個性を認める土壌がない社会では、自己を肯定する気持ちを持てない子どもを幼少の頃から生み出します。
自分自身を認め大切に思えない子どもには、いわんや他人を大切にするという心は育ちません。
歪み荒んだ心を抱えてた子らの「いじめ・校内暴力」。そして大人になって社会に出て行き「つまづいた者が立ち直れない」世の中を思い知らされる。
彼らの一部は、より弱いものに手をかける兇徒と化す・・・。
詰め込み型の成績至上主義教育では、人材は育たないし社会も荒むことを殆どの人達が感じていると思います。
一方北欧では、ほとんどの小学生が「創り上げたい祖国の姿」「子どもでもできる世界平和実現のための取り組み」や「人権の大切さ」などの社会的意見を堂々と語るそうです。
私たちは「豊かに学び」「活き活きと働き」「健やかに育て」「温かく愛し愛され」る教育、「生きる力をつける教育」「人間の持つ個性・可能性を引き出し育てる教育」を、今こそ真剣に福祉先進国の北欧に学ぶ必要があるように思います。
また、北欧のすごい所は、人間教育に長けているだけでないという点です。
「世界の学力調査」ではフィンランドが世界一の学力国家として注目され、諸外国からの視察が多く集まっているそうです。
北欧諸国は「人こそ財産」との考えから、教育に多くの税金を投入してきました。
職業校や専門校への道と、普通校から大学進学の道が対等と見なされ、個人の個性に合わせた単なる人生の選択の違いであると社会全体がとらえている点など、我々も目指していくべきではないでしょうか。
北欧諸国では、小学校から大学まで授業料は無料です。
どんな家庭環境に生まれた子どもでも、求める教育を納得いくまで受けられ、個性や能力に合った人生の可能性を無限に求めていくことができるそうです。
とてもうらやましい社会です。
教育を、国の役割と責任で国民に特別な負担を強いることなく徹底して提供する。
所得税50%、消費税25%といった租税公課の高さゆえ実現できるわけですが、国民の大多数がそういった国づくりの方針に納得し支持しているわけです。
もちろん教育だけでなく、年金、医療といった社会保障・福祉も同様の充実ぶりです。
将来や有事を心配させないだけの十二分な保障が真に約束されているため、租税公課の高負担にも不満の声は無いといいます。
男性も女性も共に働き、子育てをし(少子化とは無縁)、教育費に悩んだり、医療・介護に悩んだり、老後の生活に不安を抱えなくていい社会。
国と企業が協力して、家族とともに過ごせる時間や出産・子育て時間が保障される社会。
そんな人間らしく安心して生きられる社会づくりに、日本も向かわなくてはならないと思いませんか?
殺伐とした世の中になってしまった今、日本が大きな岐路に立つ今こそ、私たちがどんな社会を求め、それをどう創り上げていくのかを考える時です。
誰もが人生の不安を極力減らし、伸び伸びと生きるヒントを住民の社会満足度の極めて高い「社会福祉先進国」のあり方から学べればと思っています。
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