福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

念じて働きかければ具現化する・・・それが市政

2006年12月11日 | オピニオン


市町村レベルの政治・行政は一見地味に映ります。
国政のようにマスコミが連日テレビや新聞に取り上げ、評価を諮問するような派手な色合いはありません。
でも、地味だからこそ私たちが市政の現場に逐一訴え、市政にその対応を促せることは山ほどあると思います。

生活者の皆さんが、毎日の生活の中で身近に感じる苦労や負担、あるいは将来への不安は、国レベルの壮大で時間のかかる対応を待つよりは、身近な行政単位で工夫し改善できることが沢山あるということです。

国が舵を取る(法令をつくる)のは、あくまで大きな方向性であり、ごく標準的な約束事です。
この先地方分権が進展し、地方の創意工夫が地域の生活にこれまで以上に柔軟に反映される時代が間違いなく来ることを考えれば、例えば、
少子化対策として、子どもが産みやすく、育てやすい地域づくりを行なうこと、
教育行政に、立地ごとに異なる学校、地域、家庭といったそれぞれの現場の特性に応じた柔軟な脚色を施すこと、
また、高齢者の福祉対策として、高齢者医療や介護の問題などに、法律の決まりごとを越えて地域がどれだけ厚みを加えていくか・・・、など

地域の取り組み、力量が問われる時代に確実になりつつあります。
地域の色、個性が問われる時代が来ています。

そういう意味でも、生活に密着した市町村行政のサービスが益々重要になることは間違いありません。
「おらが町はおらが手でつくる」「町のルールは町の住民が決める」
「念じて動けば住みやすくできる、変えられる」

あきらめず働きかければ「住民の想いが通ずる、具現化する」のが地方自治であると思います。


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp 

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