島国ニッポンの山国から

地球温暖化、クルマ社会の諸問題、時評、街作り提言などを島国の中の四方を山で囲まれた山形盆地からのつぶやき

◆ある“常識化”した「やってはならないこと」◆

2014-04-02 17:37:53 | 原子力発電所
↑彼女の笑顔が戻る日は? どのクルマも法定制限速度を励行。あったりまえ!大渋滞中だもの。

◆マスコミやウェブ上での“オボちゃん”こと小保方晴子さんへのバッシングが凄まじいかと思っていたら、昨日は彼女が所属の理化学研究所と関連の調査委員会が会見を開き、論文の中の二か所について彼女による捏造と改ざんであると公表した。
◆また、この会見の中で捏造や改ざんなどの不正は科学者として「やってはならないこと」と申している。むろん理研関係者以外の多くの著名な科学者たちもコメンテーターとして同様なことを申している。
◆科学者の世界の中のことは門外漢の者には知る由もないから、そのような“不正”が常態化(例えば他者の論文の盗用、いわゆるコピペ)しているかどうかもわからないが、ごく身近な一般社会の中では直接人命に関わることながら、「やってはならないこと」が常態化してことがある。それどころか、警察までがむしろ速度超過を推奨しているきらいすらある。まあ、これでは道路交通法は「天下一のザル法」と呼ぶべきであろう。
◆それはクルマの使用における法定速度の超過である。法定速度以内での走行はせいぜい渋滞時くらいで、渋滞時以外では大半の車は法定速度を10kmから30kmは超えている。
◆もし、法定速度を遵守して走ったら、後続車に追突される危険があるから、「安全のため」に他車の超過速度に合わせるべきだとさえ言われている。
◆さて、交通警察や交通安全協会、行政の幹部がTV画面に登場した場合、常態化、否、むしろ“常識化”した速度超過について理研幹部や第三者的科学者たちと同様に「やってはならないこと」と言えるのであろうか? 否、堂々とそう言ってほしいものだ。

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