島国ニッポンの山国から

地球温暖化、クルマ社会の諸問題、時評、街作り提言などを島国の中の四方を山で囲まれた山形盆地からのつぶやき

夏草や放射能どもが夢の床

2011-08-02 23:47:17 | 原子力発電所
 連日放射能汚染のことが報じられている。
 最近はもっぱら牛肉汚染と牛が食べた稲わらのセシウム汚染、それからその他の農産物への汚染のことまでが心配されている。
 むろん、学校校庭の土壌や児童遊園や芝生の汚染についてはかなり以前から報じられていた。
 ということは草むらなんかもかなり放射性物質が付着していると考えてよさそうである。
 山形盆地内の放射線量はかなり低い方であるが、決してゼロではないから、我が家の近くの今はすっかり都市部の“自然植物園”化している空き地の草むらにもわずかながら放射性物質が付着しているとみてよさそうである。
 それらに比べてアスファルトやコンクリートの路面に降りた放射性物質は風で吹き飛ばされたり雨水で流されたりするので、付着したままは少ないので、被曝の危険性は低いということである。
 ということは詩情の一かけらもないアスファルトやコンクリートの地面ほど健康のために良く、「子どもたちの安全安心」のためには日本国中をアスファルトやコンクリートでおおい尽くすべきということになる。
 ああ、原発建設のためにも土建屋は大儲けしたうえに、放射能対策のためにも土建屋の出番は激増するというわけか。