島国ニッポンの山国から

地球温暖化、クルマ社会の諸問題、時評、街作り提言などを島国の中の四方を山で囲まれた山形盆地からのつぶやき

「でん車」と「じてん車」との蜜月関係

2010-06-12 22:54:00 | クルマ社会の問題
 日本ではどこの都市の駅前も主として高校生たちの駐輪で溢れかえり、中には駐輪禁止区域にも駐輪されている自転車もかなり多い。
 これは日本ではかなりの社会問題化しているほどである。
 特に3月から4月の年度変わりの時期には高校を卒業した生徒たちの事実上廃棄された置きっ放しの自転車が激増し、新入生の自転車を駐輪させるスペース確保が困難になる。
 この「放置自転車問題」を解決する手段の一つとして電車等の公共交通車両に自転車乗り入れ可能な車両を設けることを提案したい。
 欧米では既に写真のような自転車乗り入れ可能な車両は珍しくなくなっている。
 こんな提案をすると途端に民族意識が燃え上がり、「日本と外国は異なる」とか「別に外国の模倣をする必要はない」などの反発の声を発する日本人は少なくないものだ。
 でも、ぜひとも少しでも「サルまね」をやってほしいものである。