とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

「堀北真希」の衝撃

2009年02月14日 22時04分51秒 | ワンフー日記
「食わず嫌い」の対戦って、見る人それぞれに感想がちがってて、「今日はいい対戦だったな~」とか「いまいちだったな~」とか、けっこう評価がわかれるもので、そこがまたおもしろかったりもするんですが。

わたしにとって2008年のベストバウトは、

堀北真希 vs 北川悠仁 (2008年10月23日放送)

で、ありました。

実はいまだに、録画を見直すことがよくある。

特に、堀北真希ちゃん!
イイ!実にイイ!!

なんでかなあ~、一回目出演時(vs玉山鉄二)は、それほど印象に残らなかったんだけどなあ~。
二十歳になって、ちょっぴり大人になったからなのでしょうか。
もう、彼女の可愛らしさに釘付けのファイア-(女)であります。

なにがイイって、彼女はまさに、時代が時代ならとんねるずのコントにすぐにでも出ていただきたい逸材だっちゅーことですよ!

清楚で、品があり、お嬢様タイプで、しかも大胆。
そして彼女は「間」というものがわかってる。
タカさんがボケはじめたら、ちゃんと聞いてあげられる余裕がある。
どこで何をどう答えれば、場にいちばんフィットするのかを、本能的に理解している。

宮沢りえ、観月ありさ、小泉今日子といった、「みなさんのおかげです」をもりあげてくれた華麗な女優さんたちに、ラクラクと肩をならべられる逸材ですよ、真希ちゃんは(ちなみに、りえちゃんご結婚オメデトウ!)。

もったいないなあ~。
とんねるずとコントで絡んでくれたらなあ。最高だったのになあ。
ああ、もったいない。

それにしてもあらためて思うのは、やっぱり小林信彦は正しかった。
小林氏が『映画が目にしみる』(文藝春秋 2006)のなかで彼女をベタ誉めしていて、たとえば
「ぼくが演技派と睨んでいるのは、十八になったばかりの堀北真希である」
とか、
「こういう話(ドラマ「鉄板少女アカネ!!」のこと)を、まじめに熱演する堀北真希がいい」
とか書いている。

当時テレビドラマをまったく見なくなっていたわたしには、この小林氏の熱い推薦を読んでもどうもいまひとつピンとこず、時折テレビで見かける彼女も、おっとりしたお嬢さんという以上の印象がなかったのです。
やっぱり小林信彦はエライ!・・・あっそういう話じゃないんだよね。

小林さんも言ってますが、堀北真希ちゃんの良さはおそらく「コメディを真面目にやる」才能があること、なんじゃないでしょうか。
おそらく彼女の中では、シリアスなドラマも、ナンセンスなコメディも、バラエティも、すべて同じ価値をもっているのでしょう。「食わず嫌い」を見ていてそう感じました。

さらに「食わず嫌い」では、自分と関係ないところで進んでいる会話(とんねるずと北川悠仁さんでもりあがっている時とか)に対する真希チャンのリアクションが、イイ!!
いっしょになってコロコロ笑って、いかにも愉快そうにしている姿が、なんともいじらしい!

ああ、そのほころびかけた桜の蕾のような可愛いくちびるで、「ざけんなよ!!」と叫んでみてほしい・・・
モジモジくんにモジ真希として出演し、古今東西卓球とかやってほしい・・・

スイートパワーさん、なんとか前向きに御検討おねがいいたします!
(ちなみにスイートパワーとは真希チャンの所属事務所なのだ。)



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