とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

時代を先取るニューパワー

2012年01月06日 18時28分39秒 | とんねるずの言葉


昨年のクリスマス以来、ものすごい話題になっているポッドキャスト「バナナマンのバナナムーンGOLD」

ようやく聴きました。
タカさん、語りましたねえ。
話題になるの、よくわかります。

ラジオを通してタカさんの声を聴くということ自体、うれしいというか。「した」を見ててノスタルジーを感じることは最近はほとんどないんだけど、ラジオだとどうにも懐かしさを感じてしまうのは不思議です。ラジカセのスピーカーに耳をくっつけて、爆笑を必死に噛み殺しながら聴いたオールナイトニッポンの頃の自分を思い出してしまうんでしょうね。

で、今回のポッドキャストの内容なんですけど、ぶっちゃけ、あまりにも深イイすぎて、ちょっとまだ整理がつかず、記事にまとめることができません。あまりにもさまざまなツボを突かれまくりすぎて、どこから何を言っていいのかわからない。

なので、記事にするまでしばし時間をいただきたいと思います。

ひとつだけ言うと、タカさんの話を聞きながら、わたしは泣きました。ええ、泣きました。
なんだか、むしょうに心に滲みいってしまったのでね・・・ノリさんへの想いとか、タカさんのコンビ論とか、特にね。

それだけでなく、「タカさん、そう仰るなら、じゃあこれはどうなのですか」と、身の程もわきまえずあえて問わせていただきたいこともありました。そんなこんなもふくめて、近いうちにつらつらと書くつもりです。

今日、一点だけ先にとりあげたいのは、タカさんのスーパースター論です。

「俺はスーパースターじゃない」と言い切るタカさんが、長嶋茂雄、加藤茶、ビートたけし、タモリ、そして木梨憲武といった”スーパースター”たちの名を挙げて、彼らへの深い尊敬とあこがれの想いを語ったのは、いかにもタカさんらしい。とんねるずイズム4「偶像」の記事で書かせてもらったとんねるずとスーパーアイドルとの関係性を、いまいちどふりかえるきっかけにもなりました。

こうしてタカさんが、自分自身の憧れのスターたちの話をして聞かせるのは、自分の謙虚ぶりをアピールしたいためなんかでは決してない。むしろ、”俺より上なんていっぱいいるんだぜ”ということを後輩芸人たちに示したいからではないかなあと感じました。

つまり、”お前たちは俺のことをすごいすごいと言ってくれるけど、俺よりすごい人たちはいっぱいいる。だから、俺なんかはさっさと追い抜いて、すごいスーパースターになってくれよ”、ということです。

とにかく、今回のポッドキャスト全編にわたって感じたのは、タカさんから後輩芸人たちへの激励、これに尽きました。無論、この点でタカさんとノリさんに見解の相違があるとは思えない。だから、これはとんねるずから後輩たちへの激励、と読み替えてかまわないと思う。

「ガッ!といく瞬発力」。
「いろんな人に会ってどんどん挑戦していくこと」。
「いい女といいレストランでメシ食って、いい家に住んで、いい車に乗りたいと思い続けること」。

タカさんの言葉のひとつひとつが、大志を抱け、成り上がれ、上を目指せ、と後輩芸人たちに語りかけている。

これは、必ずしもとんねるずが年をとったからではない。割と若い頃から、とんねるずには後輩をもり立てようとする傾向がありました。いかんせん、若くして成功しちゃって、後輩芸人自体が存在しなかったために、なかなか顕在化しなかったというだけで。

たとえば、デビュー当時のウッチャンナンチャンをとんねるずは相当買っていた。東京の笑いを一緒にもりあげる若い同志がやっと出て来た、という想いがあったのでしょうか。「おかげです」の休養期間中にウッチャンナンチャンを起用したのは有名な話ですが、ウンナンがオールナイトニッポンを始めるときにもわざわざスタジオに呼んでPRしてあげたりしています。たぶん、タモリさんがオールナイトの見学をさせてくれたときのうれしい記憶も手伝ったのでしょう。

いままで何度となくブログに書いて来たことの繰り返しになりますが、「とんねるずにはエゴがない」という感想を、そんなところからも感じてしまうわけです。芸人としてのギラギラしたエゴが、とんねるずにはほとんどない。

その点では、たけしさんの方がまだギラついてるのではないか、と、年末SPを見てて思いました。モジモジくんの脳カベの時だったか、若手がある事をしてすごくウケたのを見て、たけしさんがすぐギャグをやった場面があった。ほんの一瞬のことで、もしかしたら気のせいかもしれないけど、なんとなくたけしさんがその若手に ”ライバル意識” を燃やしたように、わたしには見えたんです。

おそらく、そのギラつき感こそが、ビートたけしを「世界のキタノ」にし、日本の喜劇王たらしめた要因なのでしょう。とんねるずには、たけしさんのような類いの芸人の性みたいなものは少ない。

とはいえ、やはり「いい女、いい家、いい車」というハングリー精神があり、あこがれのスターたちと肩を並べたいという大志があった。それがとんねるずの絶え間ない向上心の原動力でもあったのでしょう。

それと同じものを、いまの若手に持てというのは、もしかしたらすこし酷かもしれません。彼らのモチベーションは必ずしもそういうところにはないでしょうから。時代も変わったし、メディアのありようも変わった。

それに、一因は他ならぬとんねるず自身にもあるんですよね、ぶっちゃけて言えば。とんねるずがなんの努力もせずブレイクし、軽々と芸能界をまたにかけ、学生時代のノリだけでひょいひょいとスターになった・・・と、いう風に見せかけてしまった。その罠にひっかかって(笑)芸能界を目指した若者は、ものすごく多かったはずですからね。


それはともかく、とんねるずが、俺たちを追い抜いてゆけ、新たな時代のスターになってくれ、と語るたびに、わたしは彼らのファンであることを誇りに思います。自分自身、とんねるずを最高のコンビだと思っていながら、常に心のどこかで、お笑い界の次代を担う新たなスーパースターが生まれてほしい、と願っているのも事実なんです。

たとえば、オリエンタルラジオが出て来た時は「おっ」と思った。
おっ、イキのいいのが出て来たね、と思った。若くて、ルックスも良い。武勇伝のネタが、ものすごくかっこよかった。キレがあった。アイドルっぽさもあった。

わたしは「ゲンセキ」は見てなかったのですが、「10カラット」のコントで見せる中田敦彦のキャラクターには、これまでのお笑いにはなかった魅力を感じたものです。雑学をやたら知ってる類いの頭の良さではなくて、本当の意味の「スマートさ」が彼にはある。それが、時々冷たそうだったりアブなそうだったりするのも魅力でした。

次に「おっ」を感じたのは、ジャルジャル。
「新感覚」「シュール」と当初から言われていて、これまた若くてかっこよく、大阪っぽくない魅力がありました。独自のスタイルを早くから確立しているように見え、彼らのコントは、なんだかよくわからないけどおもしろかった。

はんにゃが登場したときも「おっ」でした。
子どもたちに大人気、というのが「おっ」でしたね。そういう芸人さんって最近出てなかったから。金田哲のおもしろさは、正直最初は理解できなかったんだけど、キモさとかっこよさが同居してる感じが新鮮で、だんだん好きになった。何より、「新しい」という感じがした。

かつてとんねるずがやった森永チョコボールのCM「クエックエックエッ、チョコボール」を彼らが再現したというのもおもしろかった。さすがお笑いの青田買いに長けた森永だけあるな、と思いました。

でも、残念なことに、ここにあげたいずれのコンビも、とんねるず並みのメガブレイクをするにはいまだ至っていない。

なぜなのか。全員が吉本興業所属であることは、何か関係があるのかないのか、わたしにはよくわかりません。が、彼らの誰もメガブレイクしなかった理由は、彼ら自身の実力や才能、努力、といった要因よりも、プロダクションとかテレビ業界とかのありかたのほうにより大きな問題があるのではないかな、という直観はあります。あくまで直観にすぎませんけれども。

以前、ブラックマヨネーズが「サントリー金麦」のCMに出てましたよね。最初は吉田敬編だったと思います。いつもと違う男前な吉田さんをフィーチャーしたCMで、「おっ!?」と思わせられた。ついにブラマヨが、メジャーな企業のCMに起用されたか!と、興奮しました。

ところが、しばらくたつと、別の吉本芸人たちもこのCMに出始めた。これにはものすごくがっかりしました。なーんだ、吉本とサントリーの契約か。ブラマヨだけじゃなかったのか。

このCMの例だけで言うのも乱暴かもしれないけど、こういうタレントの使い方、いわば ”横並び戦略” は、スーパースターを生む弊害にこそなれ、助けにはまったくならないという気が個人的にします。

東京には東京で、また別の問題があって、スーパースターを生む土壌ができにくいということがあるのでしょう。

お笑い界全体のことを考えれば、いつまでも「とんねるずはすごかった」とばかり言ってるわけにはいかない。1985年頃の、あの嵐のようなとんねるずのメガブレイク、あの熱狂、あの昂奮・・・を、わたしはもう一度味わってみたい。時代を先取るニューパワーの衝撃的な登場を、もう一度、目撃してみたい。

その新しいスターを、とんねるずのようには愛せないけれど(そんなの絶対ムリ)、でも、あの熱狂をもう一度肌で感じてみたいのです。






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6 コメント

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メガとんねるず (chirira)
2012-01-06 22:27:52
思い出しますね~1980年代。
バブル後期とはいえ、時代の後押しは大きかった。
とんねるずが関東から全国区へと爆発的に人気が出た時の衝撃は、今思い出しても
鳥肌が立つ思いです。
とんねるずのメガブレイクには、本当に色んな複合的な要素が奇跡的なタイミング
で2人を押し上げましたよね。
私も第2のとんねるずを待ってるんです・・・心のどこかで。
でもムリだってことも分かってる。
とんねるずは唯一無二のスーパースターに違いないですからね・・・(^^)
いつも爽快な記事、ありがとうございます。 (AtoL)
2012-01-07 00:03:28
あけましておめでとうございます。今年もファイアーさんの記事、存分に楽しませて頂きます!

最近番組は見てないのに、このポッドキャストは聞きました。

私も、”後輩たちへの激励”に聞こえました。自慢話じゃなく、とても素直な言葉で。逆に聞いてた周りの声が、持ち上げようとしてたように聞こえて嫌だったんですけど。そんなんじゃないんだって、って。

とんねるずにエゴがないって、思わず頷いてしまいました。ああ、エゴっていうのかって。いつも思うんですけど、二人とも、若手の人とかその時代の流行とか、妬みとか抜きで、素直におもしれえな、って、笑って物まねとかしちゃうじゃないですか。子供の時に見てたテレビのキャラの真似をするのとおんなじように。面白いものを、素直に面白いと思って楽しむ、そういう素直さやまっすぐさが変わらないってすごいなって思うんです。いつでも、一視聴者に戻ってる。

私は正直、お笑い界の事なんて思慮しないから、とんねるずさえ居ればよくって、すごい芸人が出て欲しいなんてちっとも思ってないエゴの塊なんですが、そういうとこをずっと突き抜けてるとんねるず、かっこよくて、スマートで、素敵だと思います。私も、ファンでよかった。誇りです。

これ聞いて、なんか過去形に聞こえて、相方を押し上げようとしているように聞こえ、寂しく思ったのは、穿った見方ですかね。
chiriraさん (ファイアー)
2012-01-07 12:34:30
タカさんもポッドキャストで椅子とりゲームにたとえてましたね。
ちょうど席が空いてたんだと。
それをちゃんとつかんで、ずっと座り続けていることが、
なかなかできることじゃないんでしょうけどね。
第2のとんねるずは、絶対ムリでしょうね。
唯一無二、同感です!
たぶん、そこを求めていくからダメで、もっと全然ちがった所から
次のスターは出て来るんだろうな~という予感はありますね。
AtoLさん (ファイアー)
2012-01-07 12:44:14
あけましておめでとうございます!
年頭からあたたかいお言葉をありがとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いします^^

>逆に聞いてた周りの声が、持ち上げようとしてたように聞こえて嫌だった

実はわたしもちょっと感じました。
まあね~難しいんでしょうね、若い芸人さんとしては。
「オレなんてダメだよ~」て言う先輩芸人に同意したら嫌われた、みたいな経験が、
もしかしたら他にあるのかもしれない。
タカさんはそれはないでしょうけど。

>素直さやまっすぐさが変わらないってすごい

本当にそうですね。妙にスレてないっていうかね(笑)
下積みの苦労をしすぎずにパッと売れたことも、大きいのかもしれない。

>相方を押し上げようとしているように聞こえ、寂しく思った

うーむ。そうなんですよね・・・
タカさんは昔から「幕引き」についてよく語る方だったから、
今回もあまりひっかからなかったんですけど、言われてみれば。
年齢が年齢だけに、妙にリアルでね。
どうなっていくんでしょうねえ・・・

長文失礼します (FUJIWARA)
2012-01-07 20:36:36
皆さん色々思いがありますね!
かなり心理をついたポッドキャストでしたからね。

たけしさん、さんまさん・・・
スーパースター級の人はガっつきますよね。ここぞとばかりに外さない。

そして80年代大人気だった俺たちひょうきん族。
実はここでみられる芸人さんの前へ前へとくるガッつきは私は好きではありませんでした。
具体的に言ってしまうと、○七さん、○りおさん、お○むちゃんとか(笑)

とんねるずも要所、要所でそうして来たはずだと思うのですが、
私の印象としてはスマートでスタイリッシュ。

今の世の中ではひな壇芸人という人達もいますが、
一同にしてタレント、芸人がTVに出たらどうなるか?
(昔、なるほどの祭典とかありましたが)
そこでガッツリ行く人と行かない人・・・
私はとんねるずは行かないイメージなんですよね。
(志村師匠とかもそうかな)

そういう姿勢は我々の世代(それこそ森田監督の家族ゲームのような空気が解る世代)は
敏感に感じていて、ガツガツしないクールなカッコ良さを感じます。
(これは本人達が冷たいとか、希薄という意味ではありません)

それを物足りないという印象を持つ人もいるかもしれません。(関西の方は多いのかな?たかじんさんとか?)
世代、地域によってはとんねるずにまったくハマらない人もいますよね。
一般ピープル全て、大衆全てに愛される人達をたけしさん、さんまさん、タモリさんと考えた場合、
タカさんは自分のことをスーパースターでは無いと考えるのかもしれません。

そういう資質は時代性、学生生活から培われた部分もあるのではと思います。
出る杭は打たれるという雰囲気。はしゃいだりするのがウザッたい雰囲気。
ちょうどそんな現代の傾向は、とんねるずの学生時代くらいから始まったかもしれません。
これと家庭環境(貧困)が「とんねるずは暗い」という事の一部分に繋がるのでは私は勝手に考えています。

でもガッツリ行くイメージもあります。
それは、多分行った時には最大限の大暴れで沸かすイメージが強いからですね。

あとネタの精度、サンドウィッチマンの普段のおとなしさの話がありましたね。
この「間逆」がとんねるずだと思います。
とんねるずの場合。今の人から比べるとネタはしっかりしていない。
でもテレビ番組はネタ(持ちコーナー)は5分しかないのに、番組自体は60分ある。
まだ若かったとんねるずが、自分の看板番組が無く、普通にゲスト出演していた頃、
ネタ以外の55分の時間帯にとにかく目立って、アドリブして、面白いべしゃりをかまして
番組を盛り上げていた姿が人々の印象に強烈に残っていて、何かしらないけど面白いという
印象を与えたと思います。(人々の頭にあのネタは面白かったとは具体的には残っていないかも)

ネタ、芸風という意味では以前にも話題になりましたが老若男女、万人に受け入れられるものを
昔からやっていたと思います。買う、食べる、痛い、熱い、落ちる、ドッキリ・・・

しかし時より見せる凶暴性はどうしても一部の人達に敬遠されてしまうでしょう。
あと、どちらかというと流行に敏感な事も要因としてあるかなと思います。(何と言っても時代を先どるんですから)
スーパースターなビッグな方々も流行に敏感というのはあると思いますが、それをあまり言動に出さないのでは。
見る側50歳くらい過ぎてくると少しずつ、あまりにもハヤリのことを言われて、真似されて、ネタを振られても
解らない部分が多くなってくるのではないでしょうか?
さんまさんが笑点に行くと確実に笑いをとれる思います。
とんねるずだとどうだろう?。爆笑の渦なのか、皆訳が解らなくてひいてしまうのか、
「0か100」がとんねるずだと思います。

でも二人はそれで悩んでいるという事はなかったでしょう。
言葉を悪く言えば「解らない客が悪い」ですが、それは自分たちが出来る事をやり抜く、信念を貫くという事でしょうね。

ポッドキャストを聞いて色々思いましたが、技術的なお笑い論より、その先の何かを話していると思いました。
FUJIWARAさん (ファイアー)
2012-01-08 15:06:09
おお!がっつりありがとうございます!

>我々の世代(それこそ森田監督の家族ゲームのような空気が解る世代)は敏感に感じていて、ガツガツしないクールなカッコ良さを感じます

世代っていうのは、確かにあるんでしょうね。
70年代って簡単に言えば「反逆」の時代でしたよね。
その反動ってわけでもないんでしょうけど、80年代はもっと「軽く」なったんですよね。
そんな必死にシリアスになるのかっこわるい、みたいな。
バブルの余裕と言われるとそれまでなんですけど・・・

>ネタの精度、サンドウィッチマンの普段のおとなしさの話がありましたね。この「間逆」がとんねるず

バナナマンも言ってましたね、変な事するとテレビに出してもらえなくなるんじゃないか、って。
そのへん、とんねるずの時代は規制がゆるかったのもあるけど、
やっぱりとんねるず自身が捨て身だったからこそあの暴れっぷりだった気がします。
大竹まことさんもどっかでそんな事を仰ってましたが。
あと、オンバトとかレッドカーペット(でしたっけ)とか、
いわゆる「ネタ番組」の流行も、良かった面と悪かった面と
あったんじゃないかと思うんですよ。
ほとんど見てなかったから言う資格ないんですけど・・・

>どちらかというと流行に敏感

確かにそうですね。
若い芸人のネタとか番組とか、ふたりともほんとよく見てますもんね。
ファッションや音楽も幅広く、という点が他の大御所と違うところかも。

>技術的なお笑い論より、その先の何かを話している

すばらしいご指摘ですね!まったく同意です。
技術のある芸人だけじゃなく、魅力あるスター、タレント、エンタテイナーになれ!
と、言ってる気がしましたね。


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