とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~ 舞台挨拶体験記

2010年05月04日 01時32分03秒 | 矢島美容室
ながらくの無沙汰、ほんっとうに、もうしわけない!!

いつまでたっても更新しないブログに足をはこんでくださっていたみなさま、ほんとうにありがとうございます。
言い訳はいたしやせんが、わたくしも矢島美容室のごとく、そろそろわが夢をつかまネバダ、ということで、がんばりはじめまして、どうにもこうにもブログの更新がままならなくなってしまいました。

今後のブログ運営については、正直なところ、不透明であります。
なにかの縁で訪問してくださるみなさまには、どうぞこれまで書き散らしてきた駄文のかずかずをふりかえっていただき、われらがとんねるずの現在・過去・未来に想いをはせていただけましたら、書き手としてこれほどの幸せはございません。

これからも、なにかの拍子にふとつぶやき更新をするかもしれません。しないかもしれません。あえて休止だとか閉鎖だとかは言わずとんねるず愛のひとつのあかしとして、このブログはこのまま置いておきます。
そのかわり、と言うのもヘンですが、コメント欄を開放しておきます。
管理人からのコメント返しは申し訳ありませんができませんので、ご了承おねがいします。


あいもかわらずブツクサと前置きがながくなってしまいました。
こうして記事を書いているのは、矢島美容室の映画『矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~』の舞台挨拶に行ってきたからであります。

全国の劇場へ精力的にPRにまわっている矢島母娘と中島信也監督。
2010年5月2日は、大阪での舞台挨拶がありました。なんばパークスシネマのほうはみごと抽選にもれてしまい、わたしがむかったのはMOVIX八尾。「なんで八尾やねん」と思うのですが、きっといろいろ大人の事情があるのでしょう。

さて・・・・・・

みなさん。

わたくし、ファンだファンだとさんざんわかったようなことを書いてきましたが、実は「とんねるず」を生でダラダラと、じゃなくってナマで、肉眼で、拝見したことが、これまで一回もなかったのです、なさけないことに。

2010年5月2日は、わたしにとって初のとんねるずとのご対面記念日となったのであります。
特に、タカさん。ノリさんはライブで拝見したことがあるので、今回はどうしてもタカさんに神経がいってしまった。
しかも八尾で。ウチからむっちゃ遠い八尾で・・・

どんなに遠くても、行った甲斐がありました。ええ、ありましたとも!
これほどハッキリと「幸せだああああ」と感じたことは、ここ数年なかったような気がします。
それくらい幸福な、わがワンフー人生においてエポックメイキングな夜になりました!

とにかくもう、ノりさん、ノリさんのとなりにいるタカさん、タカさん、タカさんがナマで見れる!!
この想いだけで数日前から頭はいっぱい。何も手につかない状態。
劇場に着いたらほとんど頭まっしろ。とりあえずおなかが空いてたんで、待ってる間ひたすらポップコーンをぽりぽりぽりぽりと・・・そうでもしてないと、落ちつかないんだもの。

席についてからも、かなり挙動不審だったと思う。どっから出てくるのかな~時々入ってくるスタッフらしき人たちは誰なんだろ~どんなお客さんたちが来てるのかな~等々、ずっとあたりをキョロキョロしてました。

わたしの席は中央ブロックの通路側だったんだけど、なんと矢島美容室がはいってきた入り口側にかなり近い場所で、もうびっくりするくらい至近距離で彼女たちが・・・・・・

来た、来た、来ちゃったよ~~~~~!!!

なんて言うか・・・シュールでした。テレビで見てるだけじゃなく、しょっちゅうわたしの夢にも出てくるひとたち(特にタカさんはよく登場する)を、現実に目の前で見ている、というのが信じられなかった。さらに、同じ部屋でタカさんが発する声が、きわめて近い距離の空気を振動させてわたしの耳に届いている、というのがまた超現実的でした。

やはり最初は、お約束の沢尻エリカちゃんネタで。たっぷり間をとって観客の注目を一身にあつめるタカさんのテクに、いきなりひきつけられた!

そして、それにたいしてすかさずノリさんが「前半はこれでおしていくみたいなんで、よろしく・・・」とフォローをいれる。

うをおおおおおお、と、と、とんねるずだああああ!!!

はじめて拝見したタカさん。
背が高いのは当然なんだけど、それよりも「やせてるなあ」という印象が強かったです。
特に腕が細い・・・半袖のワンピースだったので、腕がよく見えたんですよ。なんかね、興隆寺の阿修羅像の腕みたい、って思いました。長くて細くて、すんなりとした線の、とてもきれいな腕でした。

そして、とってもやさしかった。
どこがどう、というんじゃないんだけど、やさしさオーラがにじみでていました。
ずっとニコニコしていたし。

何がうれしかったって、タカさんの「ズッコケ」が3回くらい見れたこと!!司会の女子アナが妙な間をとるたびに、きれいにズッコケてくれて。それが個人的にいちばんうれしかったかも(笑)

タカさんは、他のひとたちがしゃべっている間ずっと、客席をすみずみまでよーく見ていました。
それがすごく印象的だった。

よくよく考えてみれば、コンサート以外で、あのような形でファンに直接ふれる機会がとんねるずはあまりないんですよね。そういうのもあって、タカさんはあの場の雰囲気を楽しんでいたんじゃないかな~と。あと、どんな客層が来ているのか、タカさんなりにリサーチしていたのかもしれない。

「映画のみどころは?」と聞かれたタカさん(ていうかストロベリー)、しごくまじめに「エンドロールのあとにもオマケ映像がありますから、どうか席をたたないで最後まで観てください」と。どうしてそんなにまじめに力説なさったのかは、映画を観ればわかっていただけるかと!

もうひとつ感じたのは、とんねるずとお客さんとのあいだに、はじめから壁がぜんぜんなかったこと。これには正直言って驚きました。もっとも、お客さんのなかにはDJ OZMAファンもかなりいらっしゃったので、これは3人共のありかたなんだと思いますが。

はじめから、非常にリラックスしたムードでした。お客さんが、すんなり参加してるなっていう感じ。そうさせる力が、3人にはあるのでしょう。「八尾って、桑田が子どもの頃住んでて何とかっていうリトルリーグに入ってたんだよね?」と、タカさんのコアなスポーツネタに、お客さんがチーム名を教えてあげるという一幕も。

舞台挨拶で非常にいい感じだったおかげで、映画本編でも観客はとてもリラックスして、大笑い。さっき会った友だちが出てるコメディだからよけいおもしろい、みたいな空気がありました。けっこうあちこちでしゃべる声が聞こえてたんだけど、不思議とそれも気にならない。むしろアットホームな感じがして、楽しかったです。

期待以上にじっくり話してくれた舞台挨拶が終わり、悲しいかなおわかれの時間。「みんな、そろそろ映画観たいでしょ?」のストロベリーのことばに、それはそうだけど、でもやっぱり「イッちゃイヤ!」と首をブンブン振ってしまった。

御一行様のお帰りのときも、ほんとうに至近距離でした。だけど、わたしは声も出せなかった・・・
よく、大好きなスターに会ったら固まってしまう、という話を聞きますけど、まさにその通りだなっと実感しましたよ。手をのばそう、声を出そう、とするんだけど、できなかった。これまた自分的には新鮮な反応でした(いつもはすぐギャーギャー言うタイプなので)。

ひとことでまとめるなら、「巨人を見た」そんな感じです。
身体だけじゃなく、すべてが。
タフで、きびしくて、そして心のとっっっても大きな人たち。
それがとんねるず、それが矢島美容室。そんな感じがしました。

肉眼で見ちゃったことで、わたしはこれまでの何倍もタカさんが好きになりました。ノリさんが好きになりました。とんねるずがまた好きになりました。ファンでいて良かったと、心の底から思いました。
同じ時代を生きているミラクルに感謝!これからも、追いかけて、追いついていきたい。


おっと映画のことをまったく書けなかったぜ。
ひとこと、おもしろいです!元気になれます。特に女性。女の子たち。ぜひ観てください。

5日までの興行収入によって、続編がつくれるかどうか決まるんだそうです。
「矢島美容室を、皆さんの力で男にしてやってください!」とストロベリー(笑)
なので、ぜひ連休中に2度、3度と足をはこびましょう。

ネタバレになるんで、あんまり言いませんが、個人的な見どころとしては、

○セリフがけっこう泣かせる
○ノリさんと伊藤淳史くんの「ノリダー競演」が泣かせる(ノリダーで出てる訳じゃありません)
○細かいギャグをあちこちでぶちかましてるのを、見逃すな!

とにかく、冷めた目で見ないで、お祭りを楽しむ気分で観ましょう。そしたらきっと得します。


ひさびさの更新でやたらの長文、最後まで読んでくださり、ほんとうにありがとうございました。
また日をあらためて、映画のレビューも書きたいと思っております(いつになるかはわかりませんが)。

どうぞみなさま愉快な連休をおすごしになられるよう、お祈りしております。







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2 コメント

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矢島 (FUJIWARA)
2010-05-05 14:42:09
ファイア-さん忙しいんですね。
何やら挑戦中? 頑張ってください!

私も一度も生でとんねるずを観たことありません。
やはりコンサートを観にいくのが一番てっとり早いんでしょうね。
たぶん、ファイアーさん同様、巨人という印象なんだろうなぁ。

映画はなんとなく家族でも観れるような感じなんだろうなと
勝手に思っております。
フジテレビ全面バックアップだろうからお金もかかってそうですね。



では、またいつの日か・・・
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FUJIWARAさん (ファイアー(管理者))
2010-05-11 22:24:08
「コメ返はしません」なんて記事で書いたのですが、
せっかくいただいてますので、
やはりお返事させていただくことにします。
でもロクなこと書けませんので、あしからず。
お返事がすっごく遅くなる場合もありますので、
あしからず。

FUJIWARAさん

はい、映画は家族も子どもも大人も、
みんなで楽しめるものになってます♪
ロケ地とかセットとか見ると、
そんなにお金はかかってないような気も。


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