昨夜の「未来創造堂」で、AIちゃんがマイケルへのこだわりを熱く語っていましたね。
ひとりWe Are The World、すばらしかった!
ところでわが家のIT革命はかなり遅れておりまして、PCで動画を見れる環境にありません。
それでもまあべつに不自由はないんだけど、でもマイケル関連の映像だけは・・・
どーしても、見たいっ!!
しかし、パソコンを数時間も独占させてくれる奇特な友人も見つけられず、とうとう先日仕事の帰りに、ふらっとインターネット・カフェに行ってしまった。
どうやらわたしも、最近よく聞く「マイケル・ジャクソン中毒」患者のひとりみたいです・・・
1 GHOSTS(Short Version)
短縮版のみ鑑賞。
なななんじゃこりゃあ!
すごすぎる、かっこよすぎる、面白すぎる、すぎるすぎるの3点セット!
なんて怖い!なんて楽しい!こんなにワクワクする気持ちにさせられたの、ひさしぶり。
おぞましくもコミカルな妖精たち。ふわふわブラウスに長髪、まるでドンファンのように美しいマイコー。目を輝かせる子供たち。最高にかっこいいダンス!
でっぷりした白髪の白人町長(=マイコー)が踊り出すところとか、もうたまんない!
マイケルの遊び心がいっぱいつまった究極のエンターテイメント。90年代版『スリラー』とも言われたそうですが、確かに『スリラー』に匹敵する、ひょっとしたらそれ以上の娯楽性があるかも。マイケルのショートフィルムの中で1、2を争う傑作だと思います。
マイケルは、やっぱり子供の心がよくわかってたんだね。子供は怖いものが大好きだもんね。子供だけじゃあないけどねっ!
フル・バージョンは40分の長尺だそうですね。観たくてたまらない!!
2 リベリアン・ガール
マイケルが最後まで出てこないにもかかわらず、時々むしょうに観たくなる。
ハリウッドセレブのポートレイトをコラージュしたかのようなビデオ。
特にオリビア・ニュートン=ジョンとジョン・トラボルタの『グリース』コンビを見るたびなぜか顔がニンマリとゆるんでしまう。
アル・ヤンコビックが地べたに座ってるのが何となく笑える。自分をパロディした人までビデオにちゃんと出してあげるマイケル兄貴ってふとっぱら。見習いたいですね。
3 Leave Me Alone
長いこと忘れてたけど、『ムーンウォーカー』を観て昔大好きだったことを思い出したSF。
写真とアニメーションと実写をコラージュした、モンティ・パイソンのテリー・ギリアムっぽい映像が、すごくクールです。
酸素カプセルで寝てるだの、エレファント・マンの骨を買っただの、88年頃にもうすでに馬鹿げたゴシップを書き立てられてた、というのも、あらためて考えると驚きですが。そんなゴシップをからかって遊んだ愉快なビデオなのよね。
洞窟探検、フリーク・ショー、遊園地にガリバー旅行記と、マイケルらしいキッチュな魅力がいっぱい。飛行機乗りのキャップみたいなのをかぶって、バブルス君と一緒に楽しそうに探検してゆくマイケルが超キュート。
4 Whatzupwitu
エディ・マーフィの1993年(註・発売年に誤記あり、修正しました)のアルバム『Loves Alright』に収録されている、マイケルとのデュエット曲です。こういうビデオが存在するということを初めて知りました。
これ、めっちゃイイ♪ ラブ&ピースな感じがめっちゃイイ♪(*)
マイケルも、他人様のビデオにゲスト出演してるためか非常に表情豊かで、生き生きしてます。ふたりの仲良しぶりを見ると、今となっては泣けてくるわ・・・
ベスト5といいつつ今回は4つだけ。毎度のことですが。
「ゴースト」のショートフィルムを観ていたとき、20数年前の頃の自分に戻っているのにふと気づきました。
映像に目は釘付けになり、口は半開き。理性はふっとび、ただただ驚愕。
歌、ダンス、映像の中で起こるすべてのことを一瞬たりとも見逃すまいと、脳のどっか一部分だけは猛烈にフル回転している。その感覚があまりに気持ち良くて、何度も何度も観たくなる。
これはいわゆる「ドーパミンが放出されてる」状態なのだろうか?
映像がもたらすこういう感覚って、他にないわけではないんです。すぐれたダンスとか、すぐれたカンフーファイトを観ていてもこういう感じにおそわれます。あと、バスター・キートンの映像にも中毒性がある。
ただ、マイケルのショートフィルムがもたらす快感は、尋常じゃない。他の追随をゆるさない。
マイケルは、自分の映像が観る人にどんな感覚をあたえるのか、ちゃんとわかって、つまり計算して作ってたのかしら?それとも、本能的にそれを知ってたのかしら?
「マイケル・ジャクソン中毒」(命名は香山リカ氏)という現象は、意外と軽い話ではないんじゃないかな。芸術論から脳医学まで、あらゆる分野にテーマをあたえてくれる、かなり重要な現象なんじゃないかと、わたしは思うんです。
*追記:
この記事を書いたあと、「Whatzupwitu」についてのブログ記事をいくつか回ってみました。そして、どうやらこのビデオに対する評価が日米でかなり違うらしい、ということを知りました(ただしアメリカのブログ記事はマイケルが亡くなる前のものが多いのですが)。
どうもアメリカではこのビデオの評判はすこぶるよろしくない。多くの人が言ってるのが「ゲイっぽいからヤダ」という訳のわからん理由なんですが・・・は?男ふたりが仲良くデュエットしてたらゲイなのか?白のタンクトップ着てたらゲイなのか?百歩譲ってゲイっぽいとしても、それが何か問題ですか??
あのね、言わせてもらうけど、こういうアメリカ社会の柔軟性のなさがマイケルを追いつめたんですよ。マイケルの天然ぶりとか、ユーモアとか、優しさとかを、おたくらがもうちょっとちゃんと理解してあげていれば、こんなことにはならなかったんだよ!(怒)
ひとりWe Are The World、すばらしかった!
ところでわが家のIT革命はかなり遅れておりまして、PCで動画を見れる環境にありません。
それでもまあべつに不自由はないんだけど、でもマイケル関連の映像だけは・・・
どーしても、見たいっ!!
しかし、パソコンを数時間も独占させてくれる奇特な友人も見つけられず、とうとう先日仕事の帰りに、ふらっとインターネット・カフェに行ってしまった。
どうやらわたしも、最近よく聞く「マイケル・ジャクソン中毒」患者のひとりみたいです・・・
1 GHOSTS(Short Version)
短縮版のみ鑑賞。
なななんじゃこりゃあ!
すごすぎる、かっこよすぎる、面白すぎる、すぎるすぎるの3点セット!
なんて怖い!なんて楽しい!こんなにワクワクする気持ちにさせられたの、ひさしぶり。
おぞましくもコミカルな妖精たち。ふわふわブラウスに長髪、まるでドンファンのように美しいマイコー。目を輝かせる子供たち。最高にかっこいいダンス!
でっぷりした白髪の白人町長(=マイコー)が踊り出すところとか、もうたまんない!
マイケルの遊び心がいっぱいつまった究極のエンターテイメント。90年代版『スリラー』とも言われたそうですが、確かに『スリラー』に匹敵する、ひょっとしたらそれ以上の娯楽性があるかも。マイケルのショートフィルムの中で1、2を争う傑作だと思います。
マイケルは、やっぱり子供の心がよくわかってたんだね。子供は怖いものが大好きだもんね。子供だけじゃあないけどねっ!
フル・バージョンは40分の長尺だそうですね。観たくてたまらない!!
2 リベリアン・ガール
マイケルが最後まで出てこないにもかかわらず、時々むしょうに観たくなる。
ハリウッドセレブのポートレイトをコラージュしたかのようなビデオ。
特にオリビア・ニュートン=ジョンとジョン・トラボルタの『グリース』コンビを見るたびなぜか顔がニンマリとゆるんでしまう。
アル・ヤンコビックが地べたに座ってるのが何となく笑える。自分をパロディした人までビデオにちゃんと出してあげるマイケル兄貴ってふとっぱら。見習いたいですね。
3 Leave Me Alone
長いこと忘れてたけど、『ムーンウォーカー』を観て昔大好きだったことを思い出したSF。
写真とアニメーションと実写をコラージュした、モンティ・パイソンのテリー・ギリアムっぽい映像が、すごくクールです。
酸素カプセルで寝てるだの、エレファント・マンの骨を買っただの、88年頃にもうすでに馬鹿げたゴシップを書き立てられてた、というのも、あらためて考えると驚きですが。そんなゴシップをからかって遊んだ愉快なビデオなのよね。
洞窟探検、フリーク・ショー、遊園地にガリバー旅行記と、マイケルらしいキッチュな魅力がいっぱい。飛行機乗りのキャップみたいなのをかぶって、バブルス君と一緒に楽しそうに探検してゆくマイケルが超キュート。
4 Whatzupwitu
エディ・マーフィの1993年(註・発売年に誤記あり、修正しました)のアルバム『Loves Alright』に収録されている、マイケルとのデュエット曲です。こういうビデオが存在するということを初めて知りました。
これ、めっちゃイイ♪ ラブ&ピースな感じがめっちゃイイ♪(*)
マイケルも、他人様のビデオにゲスト出演してるためか非常に表情豊かで、生き生きしてます。ふたりの仲良しぶりを見ると、今となっては泣けてくるわ・・・
ベスト5といいつつ今回は4つだけ。毎度のことですが。
「ゴースト」のショートフィルムを観ていたとき、20数年前の頃の自分に戻っているのにふと気づきました。
映像に目は釘付けになり、口は半開き。理性はふっとび、ただただ驚愕。
歌、ダンス、映像の中で起こるすべてのことを一瞬たりとも見逃すまいと、脳のどっか一部分だけは猛烈にフル回転している。その感覚があまりに気持ち良くて、何度も何度も観たくなる。
これはいわゆる「ドーパミンが放出されてる」状態なのだろうか?
映像がもたらすこういう感覚って、他にないわけではないんです。すぐれたダンスとか、すぐれたカンフーファイトを観ていてもこういう感じにおそわれます。あと、バスター・キートンの映像にも中毒性がある。
ただ、マイケルのショートフィルムがもたらす快感は、尋常じゃない。他の追随をゆるさない。
マイケルは、自分の映像が観る人にどんな感覚をあたえるのか、ちゃんとわかって、つまり計算して作ってたのかしら?それとも、本能的にそれを知ってたのかしら?
「マイケル・ジャクソン中毒」(命名は香山リカ氏)という現象は、意外と軽い話ではないんじゃないかな。芸術論から脳医学まで、あらゆる分野にテーマをあたえてくれる、かなり重要な現象なんじゃないかと、わたしは思うんです。
*追記:
この記事を書いたあと、「Whatzupwitu」についてのブログ記事をいくつか回ってみました。そして、どうやらこのビデオに対する評価が日米でかなり違うらしい、ということを知りました(ただしアメリカのブログ記事はマイケルが亡くなる前のものが多いのですが)。
どうもアメリカではこのビデオの評判はすこぶるよろしくない。多くの人が言ってるのが「ゲイっぽいからヤダ」という訳のわからん理由なんですが・・・は?男ふたりが仲良くデュエットしてたらゲイなのか?白のタンクトップ着てたらゲイなのか?百歩譲ってゲイっぽいとしても、それが何か問題ですか??
あのね、言わせてもらうけど、こういうアメリカ社会の柔軟性のなさがマイケルを追いつめたんですよ。マイケルの天然ぶりとか、ユーモアとか、優しさとかを、おたくらがもうちょっとちゃんと理解してあげていれば、こんなことにはならなかったんだよ!(怒)
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