天誅!無料コーヒーを注文

一度は「航空券が無料でしかもコーヒーまで無料では申し訳ないと思って、注文しなかった」と書いたものの、その後の便ではスタバのコーヒーを注文してしまった。このときもマイルを消費した無償航空券である。

理由がある。6月は「ANA My Choiceキャンペーン」として、搭乗券に「当たり」と表示されたら300円分の商品と引き替えられるようになっていた。それなのにマイルを使った無償航空券だと当たりが出ても無効だと予告されているのに気づいた。無償航空券とはいうものの、乗客はマイルを消費しているのである。貴重なマイルを消費しているのである。金を支払って乗るのは簡単だが、航空券に交換できるだけのマイルを貯めて乗るのは大変なのである。ANAに相当貢献しないとそれだけのマイルは貯まらないのである。無償航空券を使う客というのはそれだけANAに貢献していたはずなのである。それなのに、単に金を支払っただけの(一見さんかもしれない)客よりも下の扱いをするANAが許せなかったのである。

「どんな消費行動もマイル蓄積を考えろ」と宣伝していたのはANAじゃないか。
ANAカード,伊東美咲
写真は2006年3月に東京モノレールの駅で撮影したANAカードのポスター。これを見た当時はウンウンと深く頷きつつ、私もANAマイル蓄積に邁進したのである。なのにそのマイルを消費する顧客を差別扱いするANAが許せなかったので、天誅の意味を込めてタダのコーヒーを注文してみた。

無償航空券で行った高松往復の際に、往路・復路ともにコーヒーを注文した。一緒に行った子供にも「コーヒー飲まないか、タダだぞ」と勧めてみたけど、みんないらないと言った。子供の場合はタダということに魅力は感じないようだ。有償でもオヤジ(私)が支払うわけで、子供にとっては痛くもかゆくもないのである。


怒りにまかせてコーヒーを注文したものの、わざわざ客室乗務員を呼び止めて、タダだと分かっている注文するのはなんとなく気恥ずかしかった。航空券が無償かどうかは関係なかったような気がする。

6月はANAに4回(2往復)搭乗したが一度も無償航空券を使わずに、毎度金を払った。しかし搭乗券に「当たり」は出なかった。残念。
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