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歌え!だらリーマン

買った、使った、感想、評価

寒天の便秘解消効果

2008年02月19日 | ダイエット
以下、尾籠な内容もあるのでいやな方は読まないでいただきたい。

私自身、すごく寒天のお世話になっている。いいと感じている。巷間語られている便秘の予防にも一定の効果はあると思っている。だが、あくまで私の個人的な実感としては使い方によっては逆効果もある。

もとを正せば2005年に寒天を始めたとき、寒天を溶かして固まっていない状態で飲んだときのこと。それまでは毎朝快便だったのに便通がなかった。夜になって出たが、何となく便秘のときの臭いがした。ほぼ同時期に、楽天の寒天を販売している店の掲示板で「飲んだら便秘になった」みたいな書き込みがあったと記憶している(いまは見つからない)。

なんとなく記憶の片隅に引っかかっていたのだが、最近また溶かしただけの寒天を固めずに飲んでいると、決して便秘ではないのだが、便秘っぽい臭いのする便が出ることに気づいた。それで思い出したのが、ダノンヨーグルトが当選したときにもらったパンフレット。腸管通過時間について議論していた。ダノンを食べると腸管通過時間が短くなるということ。

溶かした寒天を固めずに飲むと、逆にこの腸管通過時間が長くなるのではないのだろうか。もちろん、消化も吸収もされないという寒天を口に入れるのだから便の量は増えているはずだし、便秘になったりはしない。でも腸管通過時間が長くなっているんじゃないかと想像している。

寒天は溶ける温度と固まる温度に差がある(ヒステリシス)。西成勝好監修「食品ハイドロコロイドの開発と応用」によれば融点は80~95℃であるのに対して、凝固点は33~45℃だという。つまり、お湯が沸騰するぐらいの温度まで上げないと寒天は溶けないが、いったん溶けたら体温程度まで温度が下がっても固まらないこともあるということである。

とすれば溶けた寒天は消化管内では固まっていない可能性がある。液体のままなので消化管は吸収しようと努力した結果、消化管の滞在時間が長くなってしまうのではないかと想像をしている。固めてしまえば体温で寒天が溶けることはないので通常の食物と同様に排出されるのではないか。

寒天を固めてところてんとして食べたときには特に問題ない。あくまで私の体感であるが、寒天は固めた状態(ゲル状)にして食べるべきだと思っている。溶けた状態(ゾル状)で大量に摂取すると腸管通過時間が長くなって便秘のときのような臭いの便が出る。


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