でも不気味エリックは非常に捨てがたい。
というかやっぱりこれが一番可愛いんです、描いている者とすれば。
でも人間はバランスをとって生きているので、時には金髪や映画版、舞台版、ロン・チェイニー版と描きたくなります。
もともとエリックという人物が芸術に対しては非常に純粋で、しかも奇術師というなんだか妖しげな仕事をし、巨大建築も手がけてしまう天才ぶりや独特の容貌・声など様々な要素を持っていて、とてもラウルのように固定されたイメージんに収まりきれないという事情もありますよね。
「儚い」くせに大胆だったり、いやらしくおぞましいかと思えば清純だったり、諦念と野心に引き裂かれていたりとアンバランスで複雑です。どこを強調したいかで絵も変わってきます。(たいした絵ではないんですが)
そういうエリックのメンタリティーを味わうにはやっぱり原作が一番です。
荒唐無稽のようでいて非常にリアリズムを感じさせ、「モデルがいたの?」とすら思わせる時もあります。
ペロスに向かうクリスティーヌや地下に降りていく二人の描写など絵画的ですばらしいです。
原作もB級、B級と言われますがやっぱり大好きで、お絵かきしたくなる作品です。
というかやっぱりこれが一番可愛いんです、描いている者とすれば。
でも人間はバランスをとって生きているので、時には金髪や映画版、舞台版、ロン・チェイニー版と描きたくなります。
もともとエリックという人物が芸術に対しては非常に純粋で、しかも奇術師というなんだか妖しげな仕事をし、巨大建築も手がけてしまう天才ぶりや独特の容貌・声など様々な要素を持っていて、とてもラウルのように固定されたイメージんに収まりきれないという事情もありますよね。
「儚い」くせに大胆だったり、いやらしくおぞましいかと思えば清純だったり、諦念と野心に引き裂かれていたりとアンバランスで複雑です。どこを強調したいかで絵も変わってきます。(たいした絵ではないんですが)
そういうエリックのメンタリティーを味わうにはやっぱり原作が一番です。
荒唐無稽のようでいて非常にリアリズムを感じさせ、「モデルがいたの?」とすら思わせる時もあります。
ペロスに向かうクリスティーヌや地下に降りていく二人の描写など絵画的ですばらしいです。
原作もB級、B級と言われますがやっぱり大好きで、お絵かきしたくなる作品です。