The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

悲惨な結末

2012年01月06日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」

アブドゥル・ハミト2世のハレムが廃された後にも肉親が引き取りに来なかった「オダリスクたち」は黒人宦官らとともにヨーロッパで見せ物になって世を過ごしたという史実があるそうです。

1909年、青年トルコ革命によってアブドゥル・ハミト2世は廃位に追い込まれたのですが、この事は大事件でしたから世界中の人々は当然のことながら、パリ在住のガストン・ルルーも知らないわけはありませんし、実際「オペラ座の怪人」の中に反映されています。

原作者としては、今まさに路頭を迷っているオダリスク達の先輩が暮らした宮殿でエリックが活躍したというエピソードを物語に盛り込みたかったんでしょうね。

で、参考としてハレムのあったドルマバフチェ宮殿。(※エリックはこれとは別のユルディス・キオスク内の建物を建てたようですが…。)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%90%E3%83%95%E3%83%81%E3%82%A7%E5%AE%AE%E6%AE%BF

※ Erik then went to Constantinople and was employed by its ruler, helping build certain edifices in the Yildiz-Kiosk, among other things. But he had to leave the city for the same reason he left Mazenderan:

 

トルコの革命について報道するフランスの新聞

 

何だか文字の表示がおかしいですね(--;)

 


誰でしょう?

2012年01月06日 | 「オペラ座の怪人」

いや、何だかオリエンタルな衣装を着こんで、ついでに帽子もかぶって、蝋燭を灯した鍵盤楽器を弾いているというシチュエーションが誰かを彷彿とさせます。

実はこれは映画のワンシーンなのですが「オペラ座の怪人」ではありません。

で、聴いてる人たち

 

ハレムの女たちがうっとり。なんとなくこの辺も「オペラ座」風で、ちょっとばかり萌えました。

 


日常

2012年01月06日 | Weblog

中学生はまだですが、大学、高校ともに新学期になり、娘たちは出かけて行きました。
あ、昨日の高速は空いてましたよ。150キロ2時間30分程度でした。(休憩なし)

やっと待っていた「ワーテルロー」がイギリスから到着しました。今夜ゆっくり見るつもりです。

生活も通常運転に戻りつつあり、オタ活動も再開しようかな、と思っています。インド編になるのですが、日本語の資料がまったくない状態で、英語のサイトを巡ったり、洋書をパラパラしているのですが、管理人の英語能力では限界が><
辞書で調べても、たくさん訳が出てきて、どの訳を選択したらいいのか良く分からないですよね。たとえば「Collector」を翻訳機にかけると…

     2. 収集家
     3. 蒐集家
     4. 採集者
     5. 収集員
     6. 徴収員
     7. 収税官
     8. 取立代行業者
     9. 集金人
    10. 集札係
    11. 編簒者
    12. 収集装置
    13. 収集機
    14. 集電装置
    15. 集電器
    16. 集電極
    17. 集熱器
    18. 集塵装置
    19. 集塵機
    20. 徴収器
    21. 捕収剤
    22. コレクタ

とずらずら出てきて「?」状態に。
多分「徴収員」「収税官」が文脈上適訳なんだと思います。最初は「ブリティッシュ・コレクター」って、何か美術品とか動物や植物のイギリス人コレクターの事かと思ってたりしました。

あとは、先日「Lancer」という単語が出てきまして、これは「槍騎兵」という意味なのですが、そんなの19世紀にあるわけないじゃん、と思っていたら、まだ槍って武器として使われていたみたいですね(^^;)

常々そんな感じの連続で全体的に意味不明な状態に陥っております。その辺はインチキ翻訳(英語のできる方にちゃんと翻訳していただいた部分もあるのですが)でごまかすしかないだろうな~と諦め。

語学ができれば、知りたいことがザクザク手に入る状態であるにも関わらず、指をくわえている感じで非常に情けないです。

そんなこんなでコツコツ頑張っています。そしてそんなこんななので別館の再開もちょっと未定です。
拍手くださる天使様たちありがとうございます。