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The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

この悪魔は酷い・・・

2012年06月25日 | バレエ

 

ニーナ・アナニアシヴィリを見に行って、DVDなど販売していたのですが「うーん、ニーナのドンキも見たいけど確かデアゴに入っていたような・・・」と、やめておいて、アンヘル・コレーラが王子の「白鳥の湖」を買ってみました。(ケヴァン・マッケンジー版)

最初にお姫様が悪魔にたぶらかされ、白鳥になってしまう部分がこの上なくわかりやすかったです。

しかしこの悪魔がヤバいorz

「白鳥の湖」きっての気持ちの悪さといってもいいのでは?と思います。
しかしこの醜い化け物が変身 ↓

おい、変身しすぎだろ!とツッコミいれてもいいですよ。
一体この男は何者(つд⊂)(@_@;)(’◇’)???と驚愕。
すっごいオーラを撒き散らしてるんですけど~~?

マルセル・ゴメス様、というそうです。

このDVDはこの方と他素敵男性ダンサーを見るためのようなものでした。当然アンヘル・コレーラの踊りは素晴らしくて、王子様にしてはちょっと憂いがないかな、な気がしましたが素敵でした。

ただオデット姫がちょっと大きすぎかな~と。
あと物語がちょっとベタすぎかと。まだ昨日見たファジェーチェフ版の方がいいかな~と個人的には思いました。「愛と赦しの勝利」がテーマらしいのですが、そんな雄々しいテーマは「白鳥」にはいらないかな、と私的には思いました。

最後に岩の上に佇む白鳥が雄々しくて、ちょっと微妙かもです。あと最後の演出も「日輪と愛の勝利!!」という感じで、やっぱり「白鳥のイメージではないかもだorz」と萎えました。

 


天井桟敷の人々

2012年06月25日 | バレエ

 

バチスト役のマチュー・ガニオが可愛かったです。ガランスに恋焦がれながら、結局ナタリーと結婚し、何気に子供も作って楽しそうな家庭をもってるにもかかわらず、やはり運命の女に破滅させられる。ジョゼだったらもっと素敵だったかもですが、マイムも上手で「こんな一面もあるのだな」と思いました。

カール様、主役みたいなものでしたね。この方「女たらし」なフランス男がうまいですね~。バチストが不器用なのに対して、そこそこ世渡り上手で女あしらいも上手い(中年のファンとの絡みは受けました)。人生もしっかり歩んでるっぽいし、魅力的でした。

あとはベンジャマン・ペッシュも髪を撫で付けるとイケメンで、味がありますね☆

他シアラヴォラはまさしくガランスと言った絶世の美女ぶりです。こういうオーラって化粧でどうのこうの出来るものでもないでしょうから生来持った美女ぶりなんでしょうね。でもルメートルとベッドインする前の彼女は可愛らしかったですね(-^〇^-)

舞台上でダンサーが声を出したり、舞台から出て大階段を使ったり、ある一人のダンサーだけ動いていて他の人は静止状態という映画的な処理など色々仕掛けの沢山ある作品でした。
素晴らしい踊り手であると同時に、各人の役者ぶりを楽しめた作品でした☆

それから一番楽しみにしていた衣裳なのですが、ルメートルの青い四角い紙が貼ってるようなの以外は素敵でした♥特にガランスの衣装はどれもハイセンス!!!!
さっすがアニエス・ルテステュですね。

 

バレエにもそっくりな場面がありますが映画より。
映画も「嘆きのテレーズ」も収録されている500円(送料無料)のをポチりました。

 

そういえば、先日見たバリシニコフの「ヴェストリス」という作品ですが、これは1969年開催バレエ・コンクールのためにヤコブソンという人がバリシニコフの為に作った作品で、特にタイトルに使われている舞踏の神ヴェストリス自体を表現したものではないようです。

「ヤコブソンにとって純粋な舞踊とパントマイムとは、同等に重要な要素として相互に連繋し使われねばならなかった。それらが統合されてはじめてバレエは完全に表情豊かに、しかも思想を再現できるのである」(バリシニコフ「故国を離れて」p103、新書館)というようなテーマだそうです。

 

 


ニーナ・アナニアシヴィリ

2012年06月24日 | バレエ

 

ニーナ・アナニアシヴィリ「白鳥の湖」見てきました。

動画で見るより、ずっと綺麗で可愛らしい方でした。何よりも腕の動き等、本当の鳥のようだったり、水中でたなびく布のようにゆらゆらと動いていて惚れ惚れ。あとは足先をピピピッとやる時なんか、素晴らしく小刻みで驚愕。なかなかその美しさを言葉で表現するのは難しいですねorz

黒鳥の32回転もちゃんと回ってくれました(この方、私より年上なんですよ)。

とにかくニーナ・アナニアシヴィリの優雅さに浸った二時間でした。

王子様役のマトヴィエンコさんも素晴らしかったです。あとはロットバルト役の方とスパニッシュの貫禄のある方の方が素敵でした(というか若くて細身の方は私的にはイマイチでした。なんだか上手い人とシンクロで踊っていて気の毒な気も。。。)

一幕目のパ・ド・トロワ(というの?3人で踊るところ)では黒人の男の子が踊ってました。滅茶苦茶スタイルがいいです。体の半分が脚で、しかも綺麗な足でした☆貴族風の衣装ですが、見た目的に違和感はなかったですね。


あとはオーケストラの某楽器が不調っぽかったような?頭の中で聞き慣れた「白鳥の湖」が流れてるんですが、時々「?」な時も。まあ、音感がないので気のせいかもしれません。

会場は満席。最後は総立ちでした。ニーナもカテコでちょっとピルエット(というのかな?)やポアントで立ってトトト・・・と歩いてくれたり(しかも舞台の端から端ちかくまで移動してやってくれた)、そして嬉しそうに投げキッスまで!あああ、なんて可愛らしいんでしょう☆

振り付けはファジェーチェフ版で、簡単に言えば「夢オチ」というのでしょうか?でも、そうではないような演出で、切なく終わります。これはこれでありがちな設定ですが、きれいに終わっていて好きです。

 

「ニーナ・アナニアシヴィリとグルジア国立バレエ団」PR動画

http://www.youtube.com/watch?v=NX6zYzHTsLQ&feature=related

 


カール様発見②

2012年06月23日 | バレエ

 

セルジュ・リファールについてちょっと調べていたらこんな記事が

http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-paris/paris1110a.html

このチャコットの記事によれば、セルジュ・リファール振り付けの「フェードル」を最近エトワールになったミリアムとカール様が踊っていらしたんですね♥

 

バレエ作品の全てが繰り返し上演されるわけではないので、こうして今も踊られているというのはニワカファンである私も嬉しいです。

 

そういえばバレエ・リュス関連のDVDなのですが、廃盤になったのか高値に((((;゜Д゜))))
私も持っています。でも、いくらなんでもニジンスキーも出てこない、「ディアギレフその後の団員たち」的なDVDに2万近くも使わないので定価で買ったと思われます。
先日買ったアニエス・ルテテュスのDVDも高値になっていて、「アニエス好きだし~、うーん」と迷ったのですが買いました。でもオークションならもっと安く買えたのに後で気づきましたorz

 

失敗DVD

日本で販売予定だったのに気づきかず、外国から海外版が今日届いてしまいました。
中に入っている解説が読みたいので、誰かがオークションで日本版のを安く売ってくれといいな~と思います。

 


ミューズを導くセルジュ・リファール

2012年06月22日 | バレエ

 

http://www.operadeparis.fr/opera_video/?video_id=1004

 

ふと気づいたらパリ・オペラ座アメリカ・ツアーの動画が。
ニコラ・ル・リッシュの「ジゼル」、「アルルの女」、「ボレロ」、セルジュ・リファール振付「白の組曲」「オルフェオとエウリディーチェ」など。
「ボレロ」の動画はYOU TUBEで見られなくなっていたので嬉しいです。カール様踊ってるしw

セルジュ・リファール関連で欲しいDVD「ミューズを導くセルジュ・リファール」
http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-paris/post-8.html

 

でもモニク・ルディエールの「ルディエール・オ・トラヴァーユ 鳥のように」とセットになっているDVDボックスもあるっぽいので、よく読んでから買おうと思います。 早速ポチりました。

でも「白の組曲」は「ミューズ・・・」にも収録されていないようですね。代わりに漫画「アラベスク」でパリ・オペ組の二人が踊っていた「ミラージュ」が入ってます。

この「ミラージュ」を漫画で読んだ時は子供だったので「へー、こんな変わった踊りもあるんだ」という印象を受けました。

 

↑ この中に「ミューズを導くセルジュ・リファール」「ルディエール・オ・トラヴァーユ 鳥のように」他色々詰め合わさっているようです。

 


オシポワ&ワシリーエフ

2012年06月20日 | バレエ

凄いなあああ、ワシリーエフ。

ポルーニン降板で大急ぎでオシポワ&ワシリーエフ組のチケットを押さえました。
この時期になって割合センターっぽいS席が取れたのにはちょっと驚きました(@_@。

そういうわけでロホ&スティーブン・マックレー組のチケットを放出しようかな、とも思うのですが、根性で栃木から東京に二日間通うかもしれません。

 

そういえばそろそろアナニアシヴィリの「白鳥の湖」です。セルゲイ・ポルーニンの事は痛手ですが、白鳥を見て少し浮上したいと思います。

 


 


ニジンスカヤ「婚礼」

2012年06月20日 | バレエ

http://www.youtube.com/watch?v=0fmBuy5fifY&feature=related

 

偶然見つけたニジンスカや振付「婚礼」の動画。パリ・オペラ座の「ディアギレフの夕べ」だと指揮者や歌手の姿は映らないのですが、マリインスキー版はその辺もしっかり映っています。(先日の「白鳥」でもゲルギエフは映ってましたが)
舞台装置、衣装ともパリ・オペラ座の物と同じです。

音楽が独特で素敵だと思ったら、ストラヴィンスキーでした。ストラヴィンスキーの音楽といえば「火の鳥」「春の祭典」「ペトルーシュカ」しか知らないのですが、こういう声楽も作っていたんですね。

ロシアの習俗で結婚を機に花嫁は三つ編みになるのだとか。確かユーラシア・ブックスにちょこっと書いてあったような。本棚を探して見たいと思います。

 

http://www.youtube.com/watch?v=snNchKNcXAI&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=dBgasG_gm1Q

こちらはニジンスキー振付「春の祭典」

 

兄弟でバレエと振り付けの才能に恵まれていたんですね。(ニジンスカやとニジンスキーは兄弟)

 


スティーブン・マックレー

2012年06月19日 | バレエ

http://www.youtube.com/watch?v=iiZq6AQpcAg

左の金髪さんがスティーブン・マックレーで右の黒髪がセルゲイ・ポルーニンのようです。真ん中はアリーナ・コジョカル。

スティーブン・マックレーについては吉田都さんと踊ってる動画がいくつか見つかりました。素敵な方っぽいですね。でもこの動画でセルゲイ・ポルーニン見たらやっぱり素敵で、またまたガックリorz...

コジョカルと来た時に行けばよかったですorz...

 

http://www.youtube.com/watch?v=flEgDkdCgZg

「眠れる森の美女」より。綺麗(´;ω;`)。。。

 

 


やっぱり?降板

2012年06月19日 | バレエ

 

ええええええええーーーーーーッ?

楽しみにしていただけに、物凄く、物凄くがっかり。
なんかもう死にたいくらいガッカリ。本当に泣けてくるorz

毎日「もう少しでドンキ、セルゲイのバジル♥」とウキウキワクワクしていただけに
崖から突き落とされた気分orz
ロホからも見捨てられて大丈夫なの?
ただでさえもバレエファンに悪く言われてるのに、それでも高いチケット代払って見に行こうっていうファンを裏切ってどうすんのよ?本当にバレエをやめるの?

で、スティーヴン・マックレーって誰よ?
好きでもなんでもないダンサーがバジル踊っても嬉しくもなんともないっつーのヽ(`Д´)ノ

こんなんだったらオシポワ&ワシリーエフの方を買うんだったヽ(`Д´)ノ

 

 

 

 


アンヘル・コレーラ

2012年06月17日 | バレエ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm979442

アンヘル・コレーラ様のバジル。うっわーーーー、綺麗w 回転なんか人間なのか?と唖然状態です。

この人のゴールデンアイドル(ブロンズアイドル)もうわああああーーーものなのですが、「ドンキ」もすっばらしいですね♥でもこの場面しか見られないのが残念です。ちょっとぐぐっただけではこの方の「ドンキホーテ」は販売されてないようですねorz

「海賊」と「ロミオとジュリエット」くらいしか見つかりませんでしたorz

欲しいのですがもういい加減DVD集めの資金が尽きてきました><
少なくとも今月は諦めますorz

 

http://www.youtube.com/watch?v=73AGYwofMdA&feature=related
これは「海賊」 ↑

http://www.youtube.com/watch?v=4LK2hlWjSz8&feature=related

これは「ドンキホーテ」 ↑

 


 


黄金の仏像

2012年06月17日 | バレエ

「バヤデール」の中のゴールデンアイドル(ブロンズアイドル)の踊りが好きです。
色々な方が踊っているのですが、メイクや衣裳、演出はちょっとずつ違うみたいですね。
同じバレエ団なのにアレッシオ・カルボネとエマニュエル・ティボーではメイクが違うのには驚きました。

英国ロイヤルバレエ団熊川哲也
顔まで金属のようにピカピカ、テカテカです。素晴らしい踊りで、これ目的でDVDも買いました(*^^*)

 

パリ・オペラ座エマニュエル・ティボー
顔もピカピカです。



同じくパリ・オペラ座アレッシオ・カルボネ
あれ?それほどピカピカしていません。しかも顔も目鼻立ちを強調するような普通のメイクな気が。。。
仏陀というよりギリシャの神様か太陽神アポロンのようです。

この方は・・・ちょっと肌色過ぎかと思います。

 

 

【おまけ】

ロイヤルの「バヤデール」はソロルにムハメドフが出演しています。この方「イワン雷帝」のムハメドフですよね?
(ボリショイのダンサーではなかったのでしょうか?)
素晴らしいソロルです。

 

【おまけ】

映画「王は踊る」より太陽神アポロンを踊るルイ14世。(ブノワ・マジメル)

 


紛らわしいDVD

2012年06月17日 | バレエ

 

この二つのDVDは一見似すぎていて、私のような素人だと「あれ、どっちがアナニアシヴィリだっけ?」とゴッチャゴチャになってしまいます。
上の火の鳥はアナニアシヴィリ、下の火の鳥はヴィシニョーワです。ちなみに背後霊のような女性がザハロワです♥

衣装も、ポーズも似てます。男性が上の方が綺麗な金髪というのが見分けのポイントでしょうか?アンドリス・リエパです。

 

昨日オリエンタルなバレエを見たので、ちょっと見てみました。「リターン オブ ザ ファイヤーバード」(ボリショイ)の方。

イルゼ・リエパが妖艶なゾベイダを踊るのですが、はあああ、凄い美人です。
スタジオ撮影なので、映画のようでもあります。舞台装置も素晴らしいです。

個人的にはザハロワのゾベイダの方が好きです。DVDの場合、アップがあるので容姿に対する好みというのが感想に大きく影響します。←テクニックに関しては素人なので尚更です、(^^ゞ

 

ちょっと金の奴隷役はローラン・イレールかカール様で見てみたい気が。いや、もう瞬殺ものでしょうね。息も絶え絶えになりそうです☆
DVDを買うほどバレエにはまってなかった頃、キーロフ(現マリインスキー)の「The KIROV celebrates the NIJINSKY」だけはニジンスキーつまりバレエリュス物なので買ったのですね。そしてザハ様が踊っていたと。そして顔が非常に好みで彼女の柔軟な身体、魅惑的な顔、長い手足にうっとりでした。それだけで非日常の世界に飛んでいけました。ちなみに相手役はルジマートフでした。

ローラン・イレール

 

ザハロワ&ルジマートフ

 

【追記】

似たような傾向のDVDでパリ・オペラ座の「ディアギレフの夕べ」があります。
これも素晴らしいです。よく見ています。ニジンスカの「婚礼」も見慣れると面白いですね。独特な歌声に合わせてい踊る群舞がおどろおどろしくて怖いのですがポーズやフォーメーションは見ていてユニークで興味深かったです。若いジョゼ・マルティネスも出てます。

そして「ペトリューシカ」のモニク・ルディエールがすっごく可愛いです!!
目がパッチリで、無表情(人形なので)なのですが、カクカクした動きとかみーんな良いです(^▽^)

ボリショイの女の子の人形は笑ってたりするのが個人的には微妙。笑ってる表情の人形なのかもしれませんが、あえて顔が死んでるほうが好みです。

それからボリショイ版の方が、見世物小屋の主人が実は魔法使いで、元々は人間だったペトリューシカ達は魔法で人形にされてしまったんだ、という辻褄のしっかりした設定になっています。多分あの笛の音で捕まってしまったんですね。 

 


海賊

2012年06月16日 | バレエ

 

先日、遅ればせながら熊川哲也氏の「ドン・キホーテ」を見て、その跳躍力と回転(ピルエットというのかな?)に驚愕して、「いつか本物を見てみたい」と思っていましたら、運良く「海賊」をやっていました。

最初、熊川さんの出ていない舞台のチケットをポチリ間違って取ってしまい、プレミアチケット(2F一列センター)を買って何とか熊川氏のアリを見る事が出来ました。

ヨランダ・ソナベンドの美術は素晴らしかったです。嵐の海、海賊船、海賊が打ち上げられた浜辺、奴隷市場、洞窟、パシャのハーレム、そして最後の朝日の差し込む海まで、色彩豊かな舞台でした。

衣装も素敵でした☆やはり舞台装置、衣裳がイマイチだと気分もノリにくいです。

 

バレエの事はド素人なので、よく分からないのですが皆さん大変上手だと思いました。日本人だと、どうしてもスタイルの点で見劣りするかな、と思ったのですが全然そんな事は感じなかったです。(まあ、唯一熊川氏の足は明らかに長くないと思いました。でも一番魅力的でした♥)

特に主役のメドーラを踊ったSHOKOさんという方は大変綺麗で素晴らしかったですね。

 

女性は美しく、男性は勇壮であっという間の二時間でした。(正確には二度続けてみたので四時間です)

橋本さんも素敵な方ですね。動画で拝見したのですがハンサムです(^^)
でも熊川氏のオーラと度肝を抜くようなテクニックの前には多少霞んでしまいますね。

 

舞台が終わった後の拍手とスタンディング・オベーションも凄かったです(;゜Д゜)!こんなの見た事がないです。

 

舞台と舞台の間にベルリン国立美術館展も見てきました。15~16世紀辺の木彫りの聖母像とか綺麗だったです。

 

 


白鳥の湖

2012年06月15日 | バレエ

 

ヌレエフ&フォンティーンの「白鳥の湖」(ウィーン国立バレエ団)が来たので鑑賞。ヌレエフのメイクは微妙ですが、素敵です。フォンティーンもたおやかで綺麗ですね♥
しかし・・・舞台装置、衣装はものすごく力を入れているっぽいのですが微妙でした。

パリ・オペラ座、ピエトルガラ&デュポン「白鳥の湖」。さらに衣装と舞台装置が~~。衣装は毛利巨男デザインの衣装が奇抜すぎ。特に王妃様の髪飾りとか・・・紅白の小林幸子みたいでものすごく嫌だったりします。ちょっとロットバルトのメイク等歌舞伎っぽいです。
アマゾンのレヴューによればアニエス・ルテステュやニコラ・ル・リッシュなど出演していているらしいです。
一番目立っていたのは道化のエリック・キエレかもです。

ザハロワ&ボッレ(ミラノ・スカラ座)。舞台装置、衣装も素敵です。ボッレも普段別にイケメンとすら思わないダンサーでしたが、オデットに謝る場面など可愛らしく、きゅーーーんとしました。ザハ様はひたすらお美しくてウットリでした。

ロパートキナ&コンスンツェフ(マリインスキー)。以前も見た事があるのですが、改めてよく見るとロパートキナ様のお美しさに(;゜Д゜)!。しかも舞台装置、衣装共に最高にデラックス!群舞の綺麗さが~~ため息もの。キャラダンも民族舞踊っぽいのも素敵でした。ロットバルトも踊る場面がほどほどあるのですが素敵ですね(メイクはともかく)。
これを見て、既に「バヤデール」(ヴィシニョーワの日)を買ってあるのに、別の日の「白鳥の湖」買ってしまいました!(一応ロパートキナの日)

パリ・オペラ座、ヌレエフ版が最高峰として、二番目にマリインスキーかな、というほど感動。ザハロワ&ボッレ組も素敵でしたが、全体的に見るとこちらが上な気が。

 

こうなるとキーロフ(マリインスキー)のマハリナ版(振り付けはセルゲーエフ)も見ますが、ボリショイのグリゴローヴォッチ振り付け物も復習したくなりますね☆

 


「スワンレイク」再鑑賞②

2012年06月11日 | バレエ

前の記事からの続きです。

王室のパーティーに突然現れるスワン(ここではストレンジャー)。しかも超セクシーで、危険な香りをプンプン振りまき、女たちを悩殺していきます。しかも女王陛下まで・・・!(;゜Д゜)!
管理人的には煮え切らない王子にあてつけてるだけ
こーーーんなにツンツンしまくって、女と女王すらも恍惚状態にさせてるのは内心王子にデレデレに違いないのだと言ってやりたい気持ちでいっぱいです。

(でも違うんですよね~/(-_-)\。ハゲとグルだし~)

 

王子が女王とスワンの踊りに割ってはいります。(心の中で「いいよー、いいよー、素敵すぎ。このまま仲良くなってしまえッ」と応援)


あと一歩という所で引き気味な感じの王子。意気地なしです。スワンが可哀想です(´;ω;`)
というのも、王子が腕が痛くて押さえようと差し出した手を、スワンは自分の手を握ってくれるものと思って握ろうと手を差し伸べるのですが、アホな王子は文字通り「イテテ」と痛いところを押さえてるという。。。。

しっかりと握ってスワンの情熱に応えよろ!と肩を揺さぶりたくなります。片方がジリジリしてるのに、片方が臆病で鈍感というのは歯がゆいですね~。

↑でも家庭教師(?)とグルを組んでるっぽいし、スワンの真意は謎です。

 

スワンの常識外れのフェロモン攻撃で女性陣はメロメロ、女王ももう王族というより「一人の女」状態。スワンと濃厚なキスまで!
ついにそんな状況に耐え切れず、王子が錯乱し、銃を振り回します。しかもその混乱のさなか

、以前の恋人(女)を誤って死なせる結果に。

泣き崩れ、母親をメロメロにさせた男にも関わらず、「どうしたらいいんだ~、えーん゜(゜´Д`゜)゜」と、すがりつくアホ王子。(心の声「どこかの王子もママンにすがりついていたなあ~」)

しかし、その次の瞬間「白鳥の湖」初演以来最凶と思われる出来事が!!!
王子が拳銃で殴られます!!!!
さすがにヌレエフ版ですら、突き飛ばされ踏み越えられるだけですが、硬い凶器で
殴るっていうのは凄いと思います(^^;)

女王はスワンに骨抜き、家庭教師(大臣?)とスワンは王子の破滅を大喜び。(スワンとこのハゲの関係がよくわかりません)

 

舞台はここで終わりではありませんがキャプチャするのが面倒になったので画像はここまでです。このあとも二転三転します。

ここまで読んでくださって興味を持たれた方はぜひ買って美しい最後を見てくださいませ。あれはキャプチャ出来ませんね~、美しすぎて゜(゜´Д`゜)゜
最後に王子役の方、本当に泣いてましたね。ウルウルしました゜(゜´Д`゜)゜

ネタバレするとハッピーエンドですので、ハラハラドキドキ、最後に幸せな気分になりたい方にはおすすめの作品です♥

個人的には鈍くてヘタレなアホ王子と獰猛で激しい愛を王子に捧げてる、キレやすいスワンの物語かな、と今の段階では思います。

 

【追記】

ストレンジャー≒オディール
なので、ハゲ(悪魔)の手下で別人物らしいですね。子供に自分の解釈を披露したら、「は?違うだろ?何回見てんの?」と笑われましたorz