以前の記事でも何度か書きましたが、私がパリに行くのは普通の観光とルルー「オペラ座の怪人」(要するにミュージカルというよりも原作)のためで、その小説の舞台となるパリ・オペラ座は非常に重要だったわけです。パリ・オペラ座と言っても「小説の舞台となった建築物」その物で、その座席に座って小説のいろいろな場面を思い出すためにバレエに行った、というだけでした。
なのでパンフレットも買ったり、買わなかったり、です。フランス語のパンフレットなので読めないし、読めてもその人についてそれ以上分からないし、結構高いしな~というくらいの感覚でした。
意識して見に行ったのは、のちのちDVDなど見て「ザハロワ」と言う方がいて、とてつもなくお美しく、その御方を今夜は生で見られるw(真の目的は『ガラ・コンサート』)くらいなものでした。(あと途中でジョゼのファンになりました。これも隣のおばさんがジョゼ~、ジョゼェェ~~!!!!!!と、騒いでいて名前を覚えたという。。。スパニッシュでお茶目な踊りがとってもセクシーでした♥)
あとは「バレエ・リュス100年祭」みたいに、あまりメジャーでない演目を集中的に踊ってくれるような時。彼らは伝説になていてよく本に出てくるので、わからないなりに「薔薇の精」「ペトルーシュカ」「春の祭典」といった演目には相当な憧れがあったんですね。
そんな訳で、誰が踊ってるかあまり興味がなかったのですが、「もしかしたらカール様を見ていたかも」と思ってたまたま買ったパンフレットを見直しました。
で、わかったのは「ペトルーシュカ」「くるみ割り人形」には出ていたらしい、という事。「ペトルーシュカ」はカール様だけしか名前が載っていないので、多分見たんだと思います。が、「ムーア人」でした。このバレエはパリ・オペで初めて見たのですが大好きになってパリにいる間は毎晩通ってましたから、きっとカール様を何度も見ていたんですね。


「カール様です」と言われれば、そんな気も。(やっぱりブルーの目なんだわ♥)

「くるみ割り人形」横はエマニュエル・ティボー様ですね。二人は同じ舞台に立つことが多いですね。この時の主役はマチュー・ガニオ。ハンサムで素敵でした。

「くるみ割り」ではドロッセルマイヤーも踊っていたんですね。(もう一人のドロッセルマイヤーはアレッシオ・ガルボネ)
そして、この時の王子様はガニオともう一人はマチアス・エイマン。
プロフィールを見ると、バウシュの「春の祭典」、ロビンスの「牧神の午後」、プティ「ノートルダムの鐘」のフィーバスとか色々出ています。
ティボー様もドンキのバジルとか踊っているので、機会はないと思いますが見てみたかったなあ、と思います。