This is me.

- 無用の用 -

テレビ

2010-03-16 21:44:46 | Weblog
ブックマークからブログの類は全部削除したからアクセスが不便だ。まあ、仕方ない。


テレビを買った。明日届く。

まだ映るのだけど、そろそろヤバい。
つけたら3分の1ほどが暗くて何が映っているのかわからないという時があった。最近はその現象はなくなったが、付けて数分間は常に画面上の文字がぼやけて見えない。最初は自分の目が疲れているんだと思った。しかし、確認してみるとどうやら本当にぼやけているみたいで安心した。
まだ映るし、地デジ化は来年なので買うのは先でも良かったのだが、この決算セールとエコポイントに便乗することにした。4月になってしまうとエコポイントが付く商品が少なくなってしまうし、買いたいと考えている商品が対象から外れてしまう。

今のテレビは10年ほどの付き合いだ。98製とシールが貼ってある。あちこち移動したにも関わらず、かなり頑張ってくれたと思う。

このテレビを最初に購入したのは、たぶん母だ。母が出て行った時に、四国で買ったものだと思う。その後、2,3ヶ月でこっちに戻ってきたのはいいが、その時は私と母の親子二人暮らしだった。それから一年後、元の家の私の部屋に置かれることとなった。それから2,3年後、今度は私と一緒に静岡へ行った。あまりテレビをつけなかったが、私の部屋にずっと一緒に居たのだ。それから2,3年後、またこっちへ戻ることとなったわけである。そして、あれから4,5年経って、今の家にいる。
考えてみれば、このテレビは私たち親子のとても重要な時期を一緒に過ごしてきた。テレビは番組を映すものだけれど、あまりテレビをつけなかったその時間、寡黙なブラウン管テレビは一体何を映していたのだろう。その大きな脳に何を焼き付けているのだろう。あの時の私や、あの時の私もとたくさんの瞬間、時が思い出される。