This is me.

- 無用の用 -

借りたもんは返す

2009-02-20 22:56:49 | Weblog
前の職場に制服を返しに行ってきた。
ようやくすべてが終わったような、すっきりしたような、もやもやしたような気持ち。
このどっちつかずなんが私らしい、と最近思うようになってきた。
そのうちこの気持ちも消えるだろう。


クリーニングした制服を渡すと、「こっちで洗濯するからええのに~」と言われた。
うん・・・まあ、クリーニングするに越したことはなかったよね。

店長とはそれきりでやっぱり微妙な空気が流れた。
あの人独特の何というんだろう、どうでもいい人に対する無関心というか、死のうが何しようが関係ない的ななんかを感じ取ったのは私の単なる思い過ごしかな・・・。
ママンは好意的だった。立ってしばらく世間話をした。
さっきメールが来た。今度はゆっくりお茶でも、という感じだった。
まあ元々ママンの方と仲がよかったしなあ。めちゃくちゃかわいがってくれたし。うーん・・・。


今日は、本当はお茶でも飲んで帰ってこようと思っていたのだけど、制服を渡した瞬間に漂った空気が何ともいえなかったので、どうしてもそそくさと帰ってきてしまった。
行った時間が悪かったか・・・。バイトの子がまかない食べてたし。ちょっと早く行き過ぎたのかも。店長とママンも食事まだだっただろうし。


今度、もう一度お店に行こう。

『黄昏の百合の骨』恩田陸

2009-02-20 22:34:54 | 本 2009
『黄昏の百合の骨』恩田陸


【内容情報】
強烈な百合の匂いに包まれた洋館で祖母が転落死した。奇妙な遺言に導かれてやってきた高校生の理瀬を迎えたのは、優雅に暮らす美貌の叔母二人。因縁に満ちた屋敷で何があったのか。「魔女の家」と呼ばれる由来を探るうち、周囲で毒殺や失踪など不吉な事件が起こる。将来への焦りを感じながら理瀬は―。



いわゆる?理瀬シリーズを読み終わった。
『三月は深き紅の淵を』、『麦の海に沈む果実』、『黒と茶の幻想』とこれだ。

あ~これが一番面白かったかも。他のが既にうろ覚えなので何とも言えないけど。
これでもう一度『三月は深き紅の淵を』を読み返すともっと面白いかもな。


この世界感というのか、漂っている空気がいい。
理瀬という少女であるような、女であるような、そういう感覚的なものが素晴らしい。

情景描写とか心情描写とか。なんでこんなに心で思っていることを、こうも容易く言葉にしてくれるのだろう、と不思議に思ってしまう。


やっぱ恩田陸いい。


『幸福というのは、なんとグロテスクなものだろう。』
『善など悪の上澄みの一すくい。悪の魅力に比べれば、早朝の儚い霧のようなもの。』

締め

2009-02-20 12:24:46 | Weblog
まだ制服を返しに行ってない・・・。
しっかり最後までやらんとあかん。
自分のケツは自分で、だな。

しかし、憂鬱なのを感じる。
まあ、仕方ないよなあ。自分が巻いた種なんだから。

今日、制服を返しに行ってこよう。
クリーニングは出来ているはずだから。

送る、とか言う手も考えたが、それじゃああかんよなあ。
友達にも言われたし。やっぱりダメよね。わかってたんだけどさ。

最後までやることはやらんとあかん。