松本人志やサッカー選手の伊藤など 答えの出ないトラブルが続いています
まぁ 長引けば長引くほど 週刊誌やテレビの情報番組は費用対効果の良いニュースだと 大喜びかも知れませんね
2017年にこの種の法律の改正が行われました
実に110年ぶりの改正と言うのですから驚きです
しかし 改正された法律でも 性犯罪の判断は難しく それ以前の感覚が裁判官にも残っていたようで 改正された法律で被害者を助ける事は出来なかった
その最たる例が 父親が19才の娘に犯した犯罪でした
1審の判決は 娘に同意が無かったことは認めつつ
「著しく抵抗できない状態ではなかった」と無罪を言い渡した (2審で有罪)
この感覚は2017年の改正以前の感覚です
110年ぶりの法改正も 裁判官の法の解釈は改正できないままだった例です
私などが若い時は 今のラブホと同じだったモーテルと言うのが有り その場所に行けば 強引な性行為でも ほぼ罪に問われる事はなかったのです
世の中の人々も 「そんな所に行った方が悪い」、、、、そんな感じです
今も この感覚は残っていると思いますが 以前と違って公の場所でこの意見を口には出来なくなっています
以前はテレビの街頭インタビューでも
多くの人々は平気で「そんな所に行った方が悪い」と言ったものです
性被害を認めてもらう為には 暴行とか傷害の罪に問われるくらいの被害が必要だった
ところが 被害者の精神状態を深く考えるようになり
ついに2023年に再度改正が行われました
刑の長さとか 時効の延長とか色々と有りますが 一番大事な点は・・・
「経済的や社会的関係の地位に基づく影響力で受ける不利益を憂ている事」
つまり性的行為を求められて それを断れば自分に不利益が有る場合は断り切れない・・・
これで相手を受け入れても「不同意性交罪」が成立しやすくなったのです
まぁ 被害者の心理状態をより一層考え認めるようになったのは良いのですが
法律は何処まで行っても「文字」で書かれています
例えば上記の 「社会的地位に基づく影響力で・・・」
社会的地位って どれほど差が有れば 強い影響力が有ると認められるのか
社長と平社員なら認めて 課長と平社員はどうなのか・・・
今の時代の流れからすると たとえ立場の高い者の性的要求を断っても 不利益は生じるのだろうか
逆にセクハラで訴えれば 不利益は立場の高い人の方が大きい
法律の文言は 人によって解釈に差があります
名古屋での裁判官のような人も少なからず存在します
多くの判例が出るまでは 裁判官にも感覚の差が出て 判決にも影響するでしょう
そういう意味においては 有名人の性加害問題も 注目すべき事かも知れない
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